乃木坂46「Route 246」は友人からの言葉をきっかけに変わった主人公の決意の歌

乃木坂46「Route 246」は友人からの言葉をきっかけに変わった主人公の決意の歌

乃木坂46「Route 246」は友人からの
言葉をきっかけに変わった主人公の決
意の歌

コンセプトは友情

乃木坂46『Route 246』Teaser
2020年7月24日に配信限定で発売された乃木坂46の新曲『Route 246』。
ダウンロード数が配信3日で3万DLを突破し、自身最大の配信ヒットを記録しています。
作曲・編曲を手掛けたのは小室哲哉
世代によっては「懐かしい」とも「新しい」とも捉えられるTKサウンドには中毒性があります。
しかし、2年前に引退した小室哲哉がなぜ突然復帰したのか気になりますよね。
彼の復帰のきっかけとなったのは、乃木坂46のプロデューサーであり『Route 246』の作詞を務めた秋元康でした。
「音楽に携わる機会を持って欲しい」という思いから、何度も背中を押していたそうです。
そんな復帰作となる『Route 246』のコンセプトは「友情」。
歌詞にどのような言葉が綴られているのか見ていきましょう。

Route 246 歌詞 「乃木坂46」
https://utaten.com/lyric/ma20072211
主人公は自分の努力なく注目を集め、光を浴びているような人物だと考えてみます。
走行する車のヘッドライトが照らす光は一瞬です。
主人公が浴びているのは、永遠に浴び続けることのできるスポットライトの光ではなく、ヘッドライトのような一瞬の光なのでしょう。

主人公が置かれている状況が、幻のような光景であることを忠告しているのかもしれません。
やがては、夢のような「今」も覚める時が訪れます。
注目を浴びてカッコつけていた主人公が光を浴びなくなった時、残るものは後悔だけ。
しかし、もし自分に嘘をつかず「今」を必死にもがいたなら、夢から覚めてもその時の「努力」はきっと残るのではないでしょうか。
本物の未来を掴もう
Route 246 歌詞 「乃木坂46」
https://utaten.com/lyric/ma20072211
飾られているものを、ただ眺めることしかできないショウウィンドウ。
飾られている商品が欲しければ、お店に入って自分で商品を手に取るしかありません。
それと同じように、本物の未来は自分で行動を起こした人だけが掴むことができるのです。
この歌詞では夢の中を歩くのではなく、自分で努力して作った道を歩こうと伝えているのではないでしょうか。
友だちとの会話を思い出しながら歩く通り
Route 246 歌詞 「乃木坂46」
https://utaten.com/lyric/ma20072211
歌詞にある「きっと悔いが残る」「気にしてもしょうがないよ」といった言葉たちは、もしかすると友だちとの会話を回想しているのかもしれません。
これまでの厳しい言葉は、自分の道を歩いていない主人公の目を覚ますための、友だちからの叱咤激励なのではないでしょうか。
友だちからの言葉によって目が覚め、本物の夢を掴むために「今」をもがいている主人公。
あの時の言葉を、歩きながら思い出しているのかもしれませんね。

しかし、歩いている「この通り」とはどこを指しているのでしょうか。
タイトルの『Route 246』と聞いて、まず思い浮かぶのは国道246号。
この国道246号は渋谷や青山、表参道など華やかな通りを通っています。
そんな華やかな「この通り」を夢心地で歩いていた過去と、しっかりとした足取りで歩いている「今」とでは、きっと違った景色が広がっていることでしょう。
友だちを思うからこそ、ストレートな言葉で投げかけられた歌詞が印象的な『Route 246』。
私たちにとっても「Hang in there(頑張れ)」と背中を押され、前に進むきっかけとなる曲ですね。

TEXT サトイ モノコ

UtaTen

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