淡く揺れ動く、狐乃餌のウィスパーボ
イス

甘い声でたたみかける

18歳のひとりの少女は、回りの声をはねのけて“弾き語りラップ”という武器を手に入れた。「お前がラップは死んでも無理だよ」と言われても諦めず、好きなことを掛け合わせた音楽を彼女は追い求めてきたのだ。少女の名前は、狐乃餌。専門学校へ通う18歳だ。

アコースティックギターを抱え、指で繊細に弦を弾き、ウィスパーボイスで歌うという演奏スタイルを取っている彼女。高校時代には軽音楽部へ所属し、nanaで歌い手としても活動していた。
狐乃餌の魅力は、淡々と進みがちなフロウでも、しっかりとメリハリをつけて聴かせることができる点だろう。フロントマンとして、バンドサウンドに乗せて歌う経験があるからこそ、曲全体の流れを考え抑揚をつけて歌うことができるのだ。

先日配信が開始された『ひとりにしないで』は、彼女にとって初となるリリース作品。静かで哀愁が漂う2曲は、ささやくような甘い声の質感をより魅力的に響かせる。soundcloudにはコラボ楽曲などもあがっているので、そちらも合わせてチェックしてほしい。

こんなアーティストが好きな人におすす

狐乃餌 アーティストページ|BIG UP!

提供:BIG UP!zine
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