大塚 愛が小説家デビュー 『小説現代
』9月号にホラー短編『開けちゃいけ
ないんだよ』を寄稿

大塚 愛が8月21日発売の『小説現代』(講談社)2020年9月号に初の短編小説『開けちゃいけないんだよ』を寄稿していることがわかった。
大塚は、音楽活動以外に、2010年には『ネコが見つけた赤い風船』、2012年には『ネコがスキになったキライなネコ』の2冊の絵本を出版。そのほか、イラストや油絵などにも才能を発揮してきた。『小説現代』はそんな大塚に注目し、今回の短編執筆を依頼。大塚はこれを快諾し、ホラー小説『開けちゃいけないんだよ』を書き下ろすこととなった。執筆に際し、大塚は「本を読むのが得意ではない私によくぞご依頼をくださったなと。でも学生時代読書感想文は得意だったんです。小説は全く書いたことがなかったので、書きやすい題材を考えた時に、恋愛ものか、普段から好んで見ているホラーかで悩みました。ただ、私はラブソングのイメージが強いので、ホラーを書くことで読者の方から『なぜ?』と違和感を持ってもらえると思ったんです」と語っている。
現在、小説のイントロダクションが公開中。「祖母の家で起きる奇妙な出来事の数々。開けてはいけないものほど、開けたくなってしまう。地下室のアルミシートに覆われたもの……そこにはーー。」と記されている。大塚は「実際に家の地下室にぐるぐる巻にした物体があるのですが、そこから想像を膨らませて、自分が見たいホラー映画のストーリーを書いた感覚。一度書き始めたら衝動的に一気にできました」「ホラー映画は音の効果も大きいですが、小説ではそれが使えないので表現するのがとても難しかったです」と、執筆についてコメントしている。
大塚 愛
担当編集のコメントは以下のとおり。
担当編集者
シンガーソングライターとしてデビュー間もない頃から、大塚さんが描く歌詞の世界観にとりわけ魅力を感じていました。2010年に初めての絵本を出版されて以来、マルチに活躍される大塚さんが今「物語」を書いたら、どのようなものが生まれるのか、非常に興味がありました。恋愛小説を想像する人もいるかもしれませんが、完成した小説はホラー短編「開けちゃいけないんだよ」。おぞましさを感じさせる筆致で、文中の「音」の描写が一層恐怖をそそります。暑い夏にぴったり、ゾっとする小説をご堪能ください。
なお、『小説現代』2020年9月号には、同小説に加え、執筆秘話を収録した特別インタビューも掲載される。

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