映画監督・坂牧良太が脚本・演出を手
掛ける 舞台『エモ・ロス Emotion・
Lose』の生配信公演が決定

2020年9月10日(木)~9月13日(日)オメガ東京において、舞台『エモ・ロス Emotion・Lose』が生配信公演として上演されることになった。
本公演は、演出家・俳優として活躍する池畑暢平が立ち上げたS・T・B(スティーブ)企画の舞台企画第一弾となり、脚本・演出は、自作の舞台を映画化した忍成修吾、派谷恵美主演の『ひかりをあててしぼる』で注目される映画監督の坂牧良太が手掛ける。
出演者は、舞台、ドラマ、映画、CMなどに出演し、9月には映画『お嬢ちゃん』の公開を控えている伊藤慶徳が、家族を無感情症に奪われる並木洋亮を演じる。無感情症に感染した妻・千尋役に劇団TRASHMASTERSのメンバーで、CMなどで活躍の藤堂海、息子・健太役は、TVドラマ「コンフィデンスマンJP 運勢編」などに出演している注目の若手俳優、森希翔が演じる。
隣家に住む精神科医の夫、正平役に本作のプロデューサーでもある池畑暢平が役者として参加。妻の芽衣役は、モデルとして多数の広告、CMに起用される他、今泉力哉監督『愛がなんだ』に出演するなど、女優としての活動も注目されている坂本ちえが演じる。
愛、噂、感染、そして差別。それは目に見えるものだけでなく、心の中にも潜んでいる。こんな時代だからこそ、もう一度人間の本質を『エモ・ロス Emotion・Lose』を上演することで伝えていく。
あらすじ
2025 年。世界で心の病の罹患率が一気にあがった。少し前に世界的に起きた大恐慌のせいではないかと言われた。日本でも心の病は社会問題になりつつあった。感情がなくなるということからこの症状は「無感情症」と言われた。
患者を検査しても原因不明。ただひとつ解っているのは、無感情症と診断されたほとんどの患者が心の病を患っていたという事だった。やがてとある病院の精神科で次々と無感情症患者が出るようになった。この無感情症は感染するのではないかという噂が流れ始め。世間は静かに心の病の患者達を遠ざけるようになった。都心にある住宅街。3軒の同じモデルの狭小住宅が並んでいる。101号の並木家。夫の洋亮はサラリーマンである。世界恐慌を乗り越えた会社で家族は妻の千尋と来年受験を控える一人息子の健太。だがある日、健太がひきこもりになり暴れるようになる。暴走する健太。思い詰めた洋亮は健太との心中を決心する。決行の日、健太の部屋に入る洋亮。だが健太にはなんの反応もなかった...

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