パーヴォ・ヤルヴィ指揮 NHK交響楽団
のラフマニノフ「交響曲第2番」演奏
動画が期間限定で配信中

2020年7月28日(火)3:00~7月29日(水)2:00までの23時間限定で、パーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団によるラフマニノフの交響曲第2番の演奏動画が、『グラモフォン』誌YouTubeチャンネルならびにFacebookにて世界配信されている。
イギリスの老舗クラシック音楽専門誌『グラモフォン』が主催する「グラモフォン・クラシカル・ミュージック・アワード」の「オーケストラ・オブ・ジ・イヤー」部門に、日本のオーケストラとして初めてノミネートされているN響。今回の動画は、そのショーケースとして配信されているもので、今年「オーケストラ・オブ・ジ・イヤー」にノミネートされている10のオーケストラに焦点を当てた10日間のオンラインフェスティバルの中のひとつだ。
「グラモフォン・クラシカル・ミュージック・アワード」はイギリスのクラシック音楽専門誌『グラモフォン』による、クラシック音楽界で最も権威のある賞のひとつで、批評家や業界関係者が務める選考委員によって、10部門にわたって選出される。スペシャル・アワードである「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」は前年1年に傑出したアルバムをリリースしたオーケストラが対象で、選考委員だけが選ぶ他の部門とは違い、一般からの投票で選ばれるのが特徴。今回の一般投票は、2020年6月12日(金)から9月7日(月)の間にグラモフォンのウェブサイトで受け付け中で、結果は10月6日(火)に発表される。
『グラモフォン』誌はこの賞の意義を、「世界最高のオーケストラを見出すのではなく、刺激と感動に満ちた高い水準の演奏を継続的に行い、洗練されたアンサンブルの極みを発揮したオーケストラにスポットライトを当てる」ことにある、としている。
N響は今年2月から3月にかけて、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィのタクトで、ロンドン、パリ、ウィーン、ベルリンなど7か国9都市をめぐるヨーロッパ公演を成功させ、同コンビの演奏によるレコーディングも現地で好意的に評価されている。このような成果の積み重ねが、今回のノミネートにつながったという。

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