超レア!! 大物DJ/プロデューサーの
初来日&貴重なクラブギグを振り返る

2018年の「Ultra Music Festival」で再結成を果たしたスウェディッシュ・ハウス・マフィア。彼ら3人が揃っての登場には世界中のダンスミュージックファンが歓喜の声をあげましたね。
いまでは雲の上のような存在になってしまったスウェディッシュ・ハウス・マフィアのアクスウェルやスティーヴ・アンジェロ、ほかにもカルヴィン・ハリスやデッドマウスなど。
数年前までは、彼らだってキャリアを積み上げている時代がありました。まさかあんな大舞台に自分が立つなんて、夢のように思っていた頃もあったでしょう!
そんな今や大物になってしまった彼らが初めて日本にやってきた頃、まだ名も知れない(一部では熱狂的なファンを持つけど)1人のDJ&プロデューサーとしてクラブギグをこなしていた時代がありました。
本特集ではその大物たちの貴重な初来日の姿や、クラブでギグをこなしていたレアな様子をご紹介します♪
AXWELL(アクスウェル)
東京・青山で人気だった小箱「LOOP」にアクスウェルが初来日。
日本人プロデューサー箭内健一(Soul Source)のプロデュースするリミックス・アルバムに参加したことで来日が実現。当時のスウェーデン系のハウスは、ファンキーだけど美メロで、とても踊りやすいものでした。
青山「LOOP」のダンスフロアは、およそ100人でパンパンになる程度。自分の出番前にはアクスウェルもお客さんに混じって踊ったり、バーで一緒に飲んだりと、すごくフレンドリーな様子だったのが印象的。
SHAKE presents SOUL SOURCE RELEASE PARTY !!
日 時:2005年3月12日(土)
会 場:LOOP(東京・青山)
情報元:HigherFrequency
当時の代表曲はコチラ♪
STEVE ANGELLO(スティーヴ・アンジェロ)
西麻布の老舗クラブ「Yellow」でCYBERJAPANが主催するパーティにスティーヴ・アンジェロ初来日。
アクスウェルと同じくスウェーデン系ではあったけど、スティーヴ・アンジェロはエレクトロハウスと呼ばれる、今のEDMに近いビッグルームサウンドが特徴的でした。
この頃はまだ若き天才DJと称される、スティーヴ・アンジェロの別名義Who’s Whoの”Not so Dirty”が世界中で大ヒット!
今ではダンサーグループとして知名度のあるCYBERJAPANですが、当時のクラブイベント&WEBメディアとしての礎があるからこそ「今」があるんですね!
VIP CLUB with STEVE ANGELLO
日 時:2005年5月6日(金)
会 場:Yellow(東京・西麻布)
情報元:CYBERJAPAN / clubberia / mixi
当時の代表曲はコチラ♪
DEADMAU5(デッドマウス)
デッドマウスの初来日は、なんと小規模なテクノ&トランスの野外イベントでした。
人気アーティストのリミックスを数々手がけ、自身のオリジナル楽曲も”Beatport”のチャートに続々とランクイン。プログレッシブハウス〜テクノシーンで存在感をあらわし始めた頃。
まだネズミの被り物はやっておらず、顔つきも若き青年といった感じですね。
Primitive presents Open Air Party PRIME’07
日 時:2007年9月1日(土)
会 場:長者の森(長野県)
情報元:clubberia
当時の代表曲はコチラ♪
CALVIN HARRIS(カルヴィン・ハリス)
世界イチ稼ぐプロデューサーとなった、カルヴィン・ハリスの初来日はハウス系の人気クラブ代官山「AIR」でした。
☆Taku Takahashim-flo / block.fm)が主催していた「Tachytelic」のスペシャルゲストとして来日。
カルヴィン・ハリスはMySpace(現在のFacebookのようなもの)でチャンスを掴み、ニューアルバムをリリースしたばかり。その日本盤のボーナストラックでリミックスを☆Taku Takahashiが手掛けたことから共演が実現。
☆Taku Takahashiは当時からクラブDJとしての活動で、新たな才能を発掘していたのです! でも、さすがにカルヴィン・ハリスは大物過ぎ(笑)
Tachytelic VS mangalife presents「The Big Party」feat.CALVIN HARRIS
日 時:2009年9月18日(金)
会 場:AIR(東京・代官山)
情報元:block.fm / rockin’on.com / mangalife
当時の代表曲はコチラ♪
AXWELL & STEVE ANGELLO(アクスウェル&スティーヴ・アンジェロ)
西麻布の老舗クラブ「Yellow」に、スーパースターの2人が揃って出演。
CYBERJAPANを主催するMITOMI TOKOTOのバースデイパーティということもあって大盛況。そして、この夜はアクスウェルとスティーヴ・アンジェロが6時間のB2B(バック・トゥー・バック)を披露。
当時、ロングランヒットしていたソウル・セントラルの”Strings of Life”(原曲はデリック・メイのRhythim is Rhythim名義によるデトロイトの名曲)でピークタイムを迎えていました。
A VERY SPECIAL PARTY -FEEL THE VIBE 2006-
日 時:2005年12月16日(金)
会 場:Yellow(東京・西麻布)
情報元:clubberia / HigherFrequency / mixi
当時の代表曲はコチラ♪
Text by EDM MAXX編集部

EDM MAXX

EDMをライフスタイルとして提案する総合ポータルサイト「EDM MAXX」。音楽、ファッション、カルチャー、ライフスタイルとして、“EDM”を誰でも分かりやすく、おもしろく情報発信します。 #edmmaxx

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着