春風亭一之輔、松井玲奈、豊永利行、
宮崎吐夢、矢野奨吾が初参戦 本多劇
場グループが3都市ツアーも含めた「
DISTANCE-TOUR-」を8月に上演
また、第一弾で培った具体策などは、公式サイトを通じて劇場・制作関係者に無料でシェアするそうだ。
無観客公演でしたが、配信をご覧くださったお客様からたくさんの希望をいただきました
そして日本中の方にもご覧いただきたい
出演者、スタッフ一同、準備しております
新型コロナウイルス 感染拡大により4月7日より自主的に休館をしていた本多劇場が、6月1日より活動を再開いたしました。活動再開にあたり、「安全第一」を最優先にした上で劇場を稼働する方法を模索し、たどり着いたのが「ひとり芝居の無観客配信公演 / DISTANCE」でした。
当公演は好評を博し、初日の模様は39媒体に取り上げられ、観客動員も9公演で6,812名に達しました。
本多劇場で実際にご案内できるお客様の約2倍の数にあたり、客席稼働率50%以下という命題を前にした演劇界において、とても前向きなメッセージを届けることができました。
ただ、あくまでも一番の環境は「コロナ前」の状態です。
満席の客席で、マスクをつけることなく、笑って泣いて、同じ時間と空間を共有し、作品を楽しんでいただく。
時間はまだかかりますが、そこに向けて着実に前進したいと、当企画では考えています。
そこで、第二弾となる今公演では、「劇場+配信公演」を実施いたします。
客席稼働50%を基準に、お客様に安心して作品を楽しんでいただける環境を整えた上で劇場にご案内させていただきます。(客席稼働率については、安全対策を行なった上で適切な判断を適時行います)
そして、ご案内できなかったお客様、遠方のお客様に向けての、配信公演も同時にライブで実施いたします。
それは、「他の地域の劇場の再開」です。
本多劇場グループを皮切りに、東京を中心に劇場再開は次々と始まっています。
これは本当に喜ばしいことです。これを、さらに外に広げていければと考えています。
北は北海道、南は北九州まで、その土地に根ざした演劇文化があります。
当企画で得た知識とノウハウを元に、各地の劇場再開の手助けが今公演でおこなえればと考え「DISTANCEツアー」を実施することにいたしました。
具体的には、北九州・豊橋・札幌の3箇所で実施いたします。
安全対策においては、第一弾で大きな成果を挙げた「TOKYO THEATER LABO」の協力を得ながら今公演も進めて参ります。移動に大きなリスクがあるからこそ、最小人数でカンパニーが移動し、演劇を届けにいきます。今だからこそ、より必要性が増した「ツアー」の再開を、今公演で実施します。
みんな我慢して、考えて、そしてようやく6月1日にこの火が灯りました。どんどん大きく、広げていければと思います。
ただ、安全第一であることは、今回も変わらずです。
お客様をどこまで案内できるか、そしてツアーにスタッフが移動できるかどうかは状況を冷静に見ながら、判断をしていきます。
お客様に、演劇を安心して楽しんでいただけるように。今回も「DISTANCE」は可能性をひろげ、つなげてまいります。
SPICE
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