100byKSR Directory No.5 – 9 〈KS
R〉によるアーティスト支援企画をさ
らに掘り下げる連載特集。第2弾は多
彩な音楽性の5組が登場!

レーベル/プロダクション〈KSR〉による新プロジェクト、 『100byKSR』(https://100byksr.com/) の第1弾リリースが本日6月5日(金)に行われた。

AwichkZmなど〈YENTOWN〉関連の作品やJP THE WAVY、YOSA & TAARなど、多岐に渡るアルバムなどの作品リリースを手がけている〈KSR〉。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、音楽活動の場所や機会が奪われているアーティストへの生活支援を目的として立ち上げられた本プロジェクトでは、アーティストから楽曲を募集・選考の後、採用された楽曲に対して制作費15万円を支給。合計100曲の楽曲の採用とリリースを行う。
第1次募集は5月からスタートし、約2週間あまりで1,100曲近くの楽曲が集まったという。Spincoasterでは本プロジェクトに採用されたアーティストたちに簡易的なインタビューを敢行。ジャンルもキャリアも形式も問わない本プロジェクトから、果たしてどのようなアーティストたちが作品をリリースするのか。連載企画にてその動向を追うことに。

第2回となる今回は、Nezumi Coo、Naza、soma、kaisei、藤本潤の5組のプロファイルを掲載。初回とは打って変わりスムースなネオソウル〜ヒップホップ、インディ・ロックまで、多様なラインナップとなった。

Text by Takazumi Hosaka


Nezumi Coo

(1)簡単な自己紹介をお願いします。

渡邊優(29歳 / Vo.):イギリス出身、現在は東京で活動。獨協大学出身で米黒人女性の詩を学ぶ。コーラス業も行っており、久保田利伸さんJUJUさん小曽根真さんThree1989さんなど。

中村えいじ(24歳 / key.):幼少期よりエレクトーンを始める。高校時代にDTMに出会い、現在は演奏活動の傍ら、編曲やBGM制作などを行う。

(2)音楽活動を始めたきっかけは?

中村と渡邊は下北沢RPMで出会い、JAMを重ねるごとにErykah BaduGregory PorterRobert Glasper、D’angeloなど、お互いの音楽が近いことから演奏活動を始めました。Three1989さんのコーラス・サポートを重ねることによりオリジナル曲で演奏することの楽しさを学び、中村とNezumi Cooを発足。2020年から本格的に始動。Alex cruz、菅野颯、Hiro-a-key、Tom Misch BandからIsobella Burnhamなどを迎えて制作をしています。

(3)今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。

D’angelo、Erykah Badu、Gregory Porter、Lalah Hathaway、Vivian Sessoms、Fela Kuti、Christie Dashiell、Nao、James Blake、Tom misch、HONNE。

(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

詞曲は渡邊が、アレンジを中村、サウンド・プロデュースはAlex Cruzが担当しました。歌詞はかなり性的なもので、「太もも」、とか「キッチンで僕の名前を叫んで」とか、日本語じゃなかなかできないリズムや意味を楽しんで書きました。サウンド面はJames Blakeを結構意識して作ってます。

(5)今後の展望は?

まずは始動したばかりなので、曲をどの方面にどうアプローチしていくのか模索してる状態です。プロジェクト・メンバーにお金がいっぱい入ればいいなって呟いたら、TOKYO RECORDINGSのNARIAKI(小袋成彬)さんに「バンド名もネズミ講だしひどいバンドだなぁ」って苦笑されました。一応ネズミ・クーでネズミと鳩のコンセプトなんですけど(笑)。

(3)今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。

色んな方から均等に影響受けてる気がします。良いものは良い精神ですので、国籍、ジャンル関係なく本当に色んな方から影響受けてます。

(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

外出自粛で皆家にいてる時間が長かったと思うので、その間少しでもクリエイティブなことが出来たらなと思って色んな方に色んなビート送らせてもらってたんです。ダンスなりラップなり何かしらの形でレスポンスがあったらお互い面白いし……みたいな。その流れでrichblackに音源送ったらラップ乗って返してくれて……って感じの流れです。

(5)今後の展望は?

年内でアルバム作れたら作りたいです。あとは自分たちのダンス・ショーのネタをフル・オリジナル音源で作ってみたいです。中々イメージ通りにいかなくて、未だ達成できてないので。

(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

ある男女のストーリーを音楽にしたくて詩を書いたことがきっかけで生まれました。

(5)今後の展望は?

自分らしい音楽を作り続けたいです。

(5)今後の展望は?

hyunis1000というラッパーとNeibissというユニットを組んでいるのですが、それを軸に自分のDJ活動や、ビートメイカーとしての活動を広げていきたい。

(2)音楽活動を始めたきっかけは?

幼少期の頃に聴いたKICK THE CAN CREWでラップに出会って、Nasの「Hip Hop Is Dead」でヒップホップに出会いました。

(3)今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。

Kendrick Lammer、Frank Ocean宇多田ヒカル

(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?

シンプルにアボカドが好きだったのでアボカドを食べてる時の高揚感とかを曲にしました。ヘンテコなこといってますがとくに意味はなくヘンテコなだけです。

(5)今後の展望は?

今後はhiphopに限らずもっと音楽の幅を広げていけたらなと思ってます。また音楽以外でも色々と面白いことをやっていきたいです。枠にとどまらない自由で自分らしいラッパーになれたらなと思います。

Spincoaster

『心が震える音楽との出逢いを』独自に厳選した国内外の新鋭MUSICを紹介。音楽ニュース、ここでしか読めないミュージシャンの音楽的ルーツやインタビュー、イベントのレポートも掲載。

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