5lack。あらゆる角度でその世界を表
現する孤高のラッパー

兄弟でシーンのキーパーソンに。5lack
とはどんなミュージシャンなのか。

5lackの名を知っているでしょうか。
アンダーグラウンドな活動を続けるなかで少しずつその実力が認められ、ついにシーンに外せない存在となった彼。この記事では、孤高のラッパーとうたわれる5lackのプロフィールやディスコグラフィー、人気曲・おすすめ曲を紹介します。

5lackのプロフィール

5lack(読み方:スラック、ゴラック)は1987年生まれ、東京都出身のヒップホップMC/トラックメイカー。1999年、実兄であるPUNPEEの音楽制作開始をきっかけに自身も活動をスタートさせました。当初は「あらら」という名義だった彼。しばらくはアンダーグラウンドでの活動が続きますが、2007年、PUNPEEとGAPPERが組んでいたユニット・P&Gへと加入し、PSGを結成(名義を「S.L.A.C.K.」へと変更)すると、少しずつ注目を浴びる存在となっていきます。

2009年2月には、1stアルバムとなる「My space」を発表。同アルバムは「20代中盤以下のアーティストによる、2009年に最も鮮烈な印象を与えたデビュー・アルバム3作品」として、ヒップホップ専門のWebメディア・Amebreakの「BEST NEWCOMERs DEBUT ALBUMs」に選出されました。勢いを増した彼は同年8月、日本最大規模のヒップホップ・ブロックパーティーである「B BOY PARK 2009」へと出演。さらに同年11月には2ndアルバム「Whalabout?」もリリースします。翌年にはAmebreakによる「AWARD 2010 BEST ARTIST, GROUPS」の1位へと選出。一躍ヒップホップのジャンルにおけるマストミュージシャンの1人となりました。

その後はコンスタントにライブ活動、リリースを続け、2013年に現在の名義である「5lack」へと改名しています。同年には地元・東京とあえて距離を置き、福岡へと移住。オリジナルの感性で音楽へと向き合う要注目のラッパー、それが5lackです。

5lackのディスコグラフィー

5lackはこれまでに8枚のオリジナルアルバムをリリース(自主制作、コラボ作品、無料配信を除く)しています。ここでは彼のディスコグラフィーとして、その8作の情報を記載します。

My space

2009.2.18 release

01.Intro(Welcome To My Space)
02.Good More
03.Train On The Tokyo
04.I Know About Shit
05.Deep Kiss
06.Skit(Tel)
07.It’s Romantic[Feat. 仙人掌]
08.Down(Love Sick)[Feat. Kcal’s]
09.Skit(Cool Down)
10.Hot Cake
11.SMG[With. Mew]
12.Dream In Marijuana
13.Waikin Down The Street[Feat. Kcal’s]
14.Think So
15.Re-Lacks
16.Outro(Good Bye At Morning)
17.S.H.O.C.K

Whalabout?

2009.11.18 release

01.Sin Son(In)
02.Walk To Back
03.That’s Me
04.Drunk
05.閃き
06.Next
07.適当
08.I’m Home
09.意味なんてないさ
10.子供の頃
11.逆流[Feat. 仙人掌]
12.Many Thin
13.Another Lonely Day
14.Skate Trip(Out)
15.笑えれば

我時想う愛

2011.2.16 release

01.But Love
02.Noon Light[Feat. Gapper]
03.東京23時[Feat. Seeda / Kojoe]
04.いつも想う
05.Come Inside
06.We Need Love[Feat. Tamu]
07.タワ言
08.夕方の風[Feat. Yahiko]
09.My Hood My Home(Skit)[Feat. Issugi]
10.I Can Take It(Bitchになった気分だぜ)
11.何もない日に[Feat. Squash Squad]
12.Had Better Do

5lack。あらゆる角度でその世界を表現する孤高のラッパーはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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