HOWL BE QUIETの「ラブフェチ」が時
を超え話題に
HOWL BE QUIETが活動10周年を機に流行
の兆し?その鍵を握るのはTikTokにあっ
た!
約3年前にリリースされたアルバム『Mr.HOLIC』収録曲、「ラブフェチ」内の歌詞を使用したパートナーを紹介するカップル動画がきっかけとなり、その歌詞に共感した多数のユーザーにより大きく知れ渡っているのです。その広がりはバンドにも影響され、この現状を目にしたフロントマン竹縄航太が「ラブフェチ」のコード進行を紹介したり、同曲を使用したTikTok動画にメンバーが挑戦するなど本人達も時を超えた大ヒットに驚きを隠せないようです。
HOWL BE QUIET人気楽曲「ラブフェチ」
が突如注目されたワケ
TikTokとは、日本のみならず全世界の若者を中心に根強い人気を持つ動画投稿サイトです。音楽に合わせてユニークな動きを取り入れたダンスを踊ったり、テーマに沿った編集ツールを使用した面白動画を誰でも簡単に作ることが出来ます。
カリスマ的存在のTikTokerが投稿した動画を真似する人が自然的に増える為、突然バズる事も珍しくはありません。
HOWL BE QUIETの「ラブフェチ」もその中の一つ。この現状を知った本人達が公式オーディオを公開したことにより、たちまち注目されるようになったのです。サブスクリプションでも、再生回数ランキングが日々上昇しています。
では、何故この曲に共感する人が増えたのでしょうか。その鍵を握るのは2番の歌詞にあります。
歴代の元カレたちよ あの子と出会うのが少し 早かったくらいで 結局は 今 一緒にいるのは僕ですよ 出逢う順番が違えば 所詮 お前らなんて 触れることはおろか あんなことやこんなことさえも 出来ずにいたわけです むしろ感謝してほしいもんです 崇めたまえ 喜びたまえ そして無駄に歴史に残ったこと 謝ってくれよ 〜「ラブフェチ」より抜粋〜
ある種SNSが発信源となったHOWL BE QUIETに各メディアも注目しているのです。
HOWL BE QUIETメンバーもTwitterを通じ
て発信!
「ラブフェチ」のコード譜作ってみました〜!
手描きなので、読みづらかったらごめんよ、、
あとコード名ようわからんからその辺ざっくりです、すまねえでもTAB譜は入念に作ったから、安心しておくれ
あ!紙に書くの忘れたけどレギュラーチューニングでっす!ぜひいっぱい弾いてみてくださいな〜! pic.twitter.com/53Z6AWB8yr
— 竹縄航太 (@takenawa_kota) April 13, 2020
せっかくなのでTikTokやってみた件ww
振り付けなんて一切分からないが故、歴代の人気振り付け洗いざらいぶち込んでみたら難すぎて二百回ほど諦めかけたw
完コピしたら相当の強者です。
結果楽しかったですはいどーぞ!#HOWLBEQUIET #ラブフェチhttps://t.co/R6TAc2hCS9— 岩野亨 (@toru_be_quiet) March 22, 2020
HOWL BE QUIETとは?
高校時代の同級生であった竹縄航太、黒木健志、岩野亨が部内でバンドを組み音楽活動を開始。周りのバンドが引退を機に解散する最中、3人はそのままバンド活動を続け、竹縄と交流があった前ベースメンバーが加わった4人で2010年1月1日に結成されました。
渋谷や下北沢を中心にバンド活動を地道に行い、2013年12月にインディーズ1stアルバム「DECEMBER」を発表します。
ライブハウスに足を運ぶ音楽好きの間でも周知され始め、タワーレコードスタッフが選ぶおすすめアーティストコーナー【タワレコメン】に選出されたり、スペースシャワーTVが2014年注目アーティストを集めたMV特集に収録曲「Merry」が起用されたりとHOWL BE QUIETの名は全国へと拡がっていきます。
2014年に行われた初ワンマンツアーファイナルでは350人を動員。楽曲数がまだ少なかった為、同じ曲を2度演奏して間を繋げながら、アルバム収録曲や未収録曲「逢いたい」などを披露しました。その後は、有名サーキットイベントや各フェスへの出演も徐々に増えることで話題を集めることとなります。
竹縄の作る楽曲の振り幅から、「相反する言葉を組み合わせたらどうか」という提案がメンバー内での話し合いにより、HOWL(吠える)とBE QUIET(静かにする)を組み合わせた、HOWL BE QUIET(静かに吠える)に決まったそうです。ライブでは、バンド名を体現するかのような静けさの中で迸る情熱的なパフォーマンスが持ち味です。
HOWL BE QUIETの「ラブフェチ」が時を超え話題にはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
アーティスト
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。