『魔法少女になり隊
明治のあったりなかったり』
第三十二回▶
暮らしのあったりなかったり(7)
魔法少女になり隊の、ギターの明治と申します。
バンドをやっていて、「これはよくあるなぁ~。」と思うことを描いていきたいと思います。
私はといいますと、もっぱら島生活をしております。
漁業に勤しみ、珍しい蝶を見つけては追いかけ捕え、岩を叩き鉱石を発掘し、どうぶつ達の暮らす土地を整備し、住みやすい街づくりのため日々邁進しております。
なにより、これはゲームの中の話ですので、自宅から一歩も出ずにそのような生産性の高い生活を営むわけです。1週間で豪邸が建ちました。
私は昔から、建造物しかり、普段使用したり目にするような、実用向きに作られた「モノ」たちが何らかの形で再現されている様子が好きなのですが、このゲームでは「あるあるそういうやつ!」とか「そんなものまで?」というような家具や小物が登場したりするので、ところどころグッときます。
「アウトドアはつでんき」とか「トイレそうじセット」とか。「コッフェル」とかね。そんな調理器具は初めて知りましたが。
そんなこんなで最近は、ゲーム内では桜の木の側に「おはなみセット」を置いて雰囲気出してみたりしつつ、家から見える桜が緑になっていく様子を眺めたりしています。
来年の春は、誰しも不安なくお出かけしたり、現実世界の桜を見に行けることを願います。