L→R KENSHIN、NAOYA、HAYATO、EIKU、REI、TETTA

L→R KENSHIN、NAOYA、HAYATO、EIKU、REI、TETTA

【ONE N' ONLY インタビュー】
2020年に生きる僕らだからこそ、
叫べるメッセージを届けたい

ONE N’ ONLY自身に対して歌った
ラスト曲ではラップ詞に鳥肌が立った

「Beautiful」はBTSなど、名だたるK-POPグループの楽曲を手掛けきたプロデューサー集団・VENDORSが日本のグループに初めて提供した楽曲ですが、とてもキュートでワクワクする曲ですよね。

HAYATO
アルバムにも入ってる「POP! POP!」とか「HOLIDAY」とか、こういう明るめのラヴソングは今までにもあったんですけど、また全然テイストが違うんですよね。展開が面白くて、いろんなアイディアが曲や音に入っているから、今、振り付けを考えていても楽しいです。
EIKU
HAYATOの振り付けは今から楽しみ! 聴けば誰もがノッてしまうビートだったりサウンドに乗せて、わざと怒らせたり、悲しませたりっていう男女の掛け合いが描かれているんですけど、そんな彼女の姿がかわいいっていう男性目線の曲なんですよ。
REI
待ち合わせ相手の女性を見てる男性の視点で、単純に歌っていて楽しいんですよね。個人的にメロディーもすごく好きだし、僕は今回の新曲の中で一番好きなんです。TETTAが甘い透明感のある声で物語を演出して、EIKUの歌声がやさしく進み、HAYATOがリズミカルなラップで締めるっていう展開も僕たちらしいというか。“6人でひとつ”という部分が色濃く出てるので、早くライヴで披露したいですね。

それぞれの歌声の特性を活かすことで、よりバラエティー豊かな表現が可能になっていますよね。3曲目の「Breathe」もかなり込み入った歌割りでありながら、サビはTETTAさんが一手に担うことで、息ができないほどの切なさを強く感じさせたり。

TETTA
こういったメロウな曲から激しいナンバー、バラードと、曲調に合わせてそれぞれの得意のレンジを活かすようにはなってます。すごく大まかに言うと、REIが低音、EIKUが中音、俺が高音みたいな振り分けで、ラップだったら攻撃的なものはHAYATO、メロウなものはKENSHINとか。

シングル曲でハードに幕開けたのに「Breathe」からはポップなラヴソングが続いて、中盤の「Category」や「Shut Up! BREAKER」で再びアグレッシブにメッセージを放ったかと思いきや、終盤はバラードで畳み掛ける。そんな怒涛の展開も多彩なヴォーカルワークがあればこそで、中でもシングル「My Love」からのバラード2連発はREIさん、TETTAさん、EIKUさんのヴォーカル組だけでじっくりと歌われていたこともあり、特に圧巻でした。

EIKU
しかも新曲の「もっと大きな愛で包み込むから...」ではKさん、「Destiny」ではJUNEさんと、曲を提供してくださったお二方が、特別にフィーチャリングヴォーカルとして加わってくださっているんですよね。
KENSHIN
2曲ともバラードのラヴソングなんですけど、KさんとJUNEさん、それぞれの色や魅力がちゃんと出てるんですよ。「もっと大きな愛で包み込むから...」はすごくやさしいラヴソング、「Destiny」は運命の出会いを果たした男女を描いた歌詞も含めてロマンチックな感じがあって。「Destiny」とかは、僕、よく寝る前に聴いてます。今、ここで流れたら、ちょっと寝ちゃうかも(笑)。
NAOYA
僕も「Destiny」はプライベートでよく聴いてますね。歌詞もいいし、曲調もすごく好き。

REIさんとEIKUさんは、それぞれ自分の声から前奏もなしに曲が始まるので、レコーディングではかなり緊張したのでは?

REI
クリックの音が怖かったです。心臓バクバクでしたね。 
EIKU
もう、ライヴが怖い! プレッシャー!

おまけにKさんやJUNEさんと、自分たちの歌声が並ぶわけですからね。

TETTA
いや、ヤバかったです! ただ、きっと昔の俺たちだったら、こんな機会は与えてもらえなかったと思うんですよ。こういうかたちで歌わせてもらえたのも、ほんの少しは成長してるって判断してもらえたからなのかなって、前向きにとらえてます。
NAOYA
うん。KさんもJUNEさんも、3人の声としっかり混ざって、しっかりひとつの作品として完成してた。
REI
Kさんは本当にテレビで観てた方でしたし、EBiSSHの時はプロデューサーとして楽曲制作に携わってくださったし、プロデューサーのJUNEさんも、改めて歌われてる姿を目の前で見て、やっぱりビビったんですよね。JUNEさんの高音の美しさと表現力の高さ、前に出る感じには驚いたし、Kさんのやさしさがありつつ、しっかりとメロディーにはまって聴きやすい感じとか、全部勉強になりました。
HAYATO
いや〜、すごかったです。
TETTA
ちなみに2曲ともフジテレビドラマ『運命から始まる恋-You are my Destiny-』の挿入歌になっていて、ドラマの中でもめちゃめちゃいいシーンで流れるんですよ! もともとドラマのストーリーを踏まえて作られた曲だし、聴くとそのシーンまで思い出すくらいなんで、主題歌になっている「My Love」も含めた3曲は、ぜひドラマと一緒に観て聴いてほしいですね。そのほうがより深く世界観に入れるから。

そして、そんな3曲に続くラストの「Only One For Me」が素晴らしくて! ピアノで始まるやさしいサウンドの中に、みなさんの力強い決意を感じさせられました。

TETTA
やさしい曲ですよね、包み込まれるようで。
EIKU
この曲、マジで大好きですね! 他の曲では自分が思っていることをストレートに伝えているけど、この曲は自分たちだけじゃなく、支えてくれてるスタッフさんだったり家族、ファンのみんなと一緒に走り続けていくぞ!っていう歌詞になってるんです。特にグッとくるのがHAYATOとKENSHINのラップの部分で、歌詞の中に僕たちのファンの名称である“SWAG”とか、グループ名である“ONE N’ ONLY”が入ってるのがすごく嬉しくて。
TETTA
ふたりのラップの使い分けも素晴らしくて、レコーディングで聴いた時に鳥肌が立ったんですよ。実際に出来上がってから聴いたら、もっと鳥肌が立った。曲自体、俺たちの“今”に対しても“将来”に対しても歌っているような気がして、去年のツアーで初披露した時も心が落ち着くというか、すごく温かい感じがしたんですよね。
EIKU
一番伝えたいのは“ひとりひとりがナンバーワンだよ”ってこと。僕たちが思ってることは昔からずっと変わらないから、どれだけONE N’ ONLYが大きくなっても“存在が遠くなってしまう”なんてSWAGのみんなには感じてほしくないんです。

ひとつ気になったのが、大サビに入っている“カチッカチッ”という音なんです。まるで銃に弾を込めるような、何かのスイッチを入れるような…

NAOYA
そのへんは自由に解釈してもらえれば。
EIKU
きっと何かに対する準備の音なんでしょうね。これから進んでいくために努力していこうっていう、それを表した音なんじゃないかな。

OKMusic編集部

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