元・演劇集団キャラメルボックス製作
総指揮・加藤昌史がラーメングループ
「ムタヒロ」の運営会社で再出発
2011年にJR国分寺駅南口からすぐの場所で創業した「中華そばムタヒロ」、翌年に同駅北口に開店した2号店「鶏そばムタヒロ」の快調な人気を支えるため、2013年に設立。その後、同じく国分寺駅北口にまぜそば専門の「まぜまぜムタヒロ」、西国分寺駅北口に「味噌中華そばムタヒロ」、国立駅南口に青森肉中華そばをオマージュした「肉中華そばムタヒロ」、国分寺駅南口にガッツリ系豚骨醤油ラーメン専門の「ラーメンブタヒロ」と、ドミナント戦略によるバリエーションに富んだ出店を成功させ、大阪に直営2店舗、海外にFC2店舗、都内にもFCを4店舗展開し、さらに2019年には西武鉄道との協業により西武拝島駅改札正面に初の「エキナカ店舗」である「中華そばムタヒロ 拝島駅店」をオープン。創業から9年で合計14店舗にまで業務を拡大した。
1961年10月25日、東京都調布市生まれ、府中市育ち。早稲田大学教育学部在学中の1985年に「演劇集団キャラメルボックス」を結成、2年後には演劇製作会社「株式会社ネビュラプロジェクト」を設立し代表取締役社長に就任。「裏方」にも関わらずラジオのパーソナリティを務めたり、小田和正監督の映画「緑の街」に出演したり、連日長文のブログを書き続け個人Twitterアカウントのフォロワーが2万人を超えるなど、劇団をプロモーションする斬新な活動を続け、俳優・上川隆也などを輩出。演劇関係でのIT化の先駆け的な活動も次々と行い、劇団独自の顧客管理システムやチケット予約システムを構築、劇作の企画でも60分の短編演劇「ハーフタイムシアター」を考案して新規観客を掘り起こし、JR東日本と組んだ東北新幹線車内演劇「シアターエクスプレス」を成功させるなどして年間15万人を動員する劇団にまで成長させた。しかし、2011年の東日本大震災を境に収益が極端に悪化。2019年5月末に劇団代表の成井豊氏が活動休止を宣言、会社と加藤は自己破産を申請。その後、劇作メンバーは個人活動を継続させていたものの、加藤の動向は全く伝わっていなかった。著書は「いいこと思いついた‼︎」「拍手という花束のために」「10秒で人の心をつかむ話し方」「人の前に出る仕事の人へ。」など多数。
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