印象派の名画が鑑賞者の様子をうかが
い動き出す? 没入体験ミュージアム
『Immersive Museum』

日本初の没入体験型ミュージアム『Immersive Museum(イマーシブミュージアム)』が、2020年4月17日(金)より天王洲・寺田倉庫G1ビルにて開催される。
『Immersive Museum』は、近年演劇やアート、エンターテインメントのジャンルで世界的なトレンドとなっている“Immersive=没入感”をキーワードとする、新たなアート体験プログラム。立体音響効果と壁面・床面全てに投影される没入映像を組み合わせて、広大な屋内空間に印象派の作家たちの視点で見た作品世界を再現し、アートの“鑑賞”体験を大きく進化させるという。参加者はその空間内を自由に歩き回ることができ、あたかも全身で名画の世界に入り込んだような体験が可能だ。
“印象派(IMPRESSIONISM)”がテーマである今回は、モネを中心とした印象派名画への没入映像を上映する、約1400平方メートルの巨大なメイン空間と、最新のセンシング技術を用いて鑑賞者の動きを感知しその動きに連動する形で、名画があたかも意思を持っているかのように動き出す“インタラクティブ展示エリア”を用意。ピエール=オーギュスト・ルノワールやギュスターヴ・カイユボットらが描いた名画が、鑑賞者の目線・動き・向きによって動き出す、美術鑑賞にとどまらない全く新しい絵画への没入体験を提供する。
《少女イレーヌ》
『Immersive Museum』イメージ
印象派の絵画のうち、最も美しい肖像画の一枚とも称される《少女イレーヌ》の肖像。鑑賞者から目をそらすように斜め前方に顔を向け、ちょっとシャイな性格を思わせるイレーヌの姿。この140年前の少女イレーヌの顔を、鑑賞者の視線や向きににあわせて変化させるプログラム。果たして鑑賞者は少女イレーヌと目をあわせることができるだろうか。
《ボート漕ぎ》
『Immersive Museum』イメージ
水辺の風景を数多く描いたカイユボットの代表作である《ボート漕ぎ》。鑑賞者が目をそらした瞬間、進むボート漕ぎの男性の姿が生き生きと動き出し、ちょっとした変化が起こる。カイユボット家の別荘の近くを流れるイエール川の美しい情景と、そこに描かれた人の息づかいを感じられるプログラムとなっている。
Immersive Museum 2020.4.17 - 8.12 (30sec)
『Immersive Museum(イマーシブミュージアム)』は、2020年4月17日(金)より天王洲・寺田倉庫G1ビルにて開催予定。前売券はイープラスほか各プレイガイドで販売中。

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