L → R タカシ、ユーキ、タクヤ、リョウガ、カイ

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【超特急 インタビュー】
超特急史上最大規模の
アリーナツアーで開いた新しい扉

年をまたいで7万人を動員したアリーナツアー『Revolución viva』が早くもBlu-ray化。初のムービングステージでダイナミックに魅せた東京・大阪それぞれの最終日を完全収録し、当日入っていた全カメラの映像によるオールマルチスクリーンは観るたびに新たな発見がある。常に挑戦し続ける5人の輝きを、ぜひその目で確かめてほしい。

“誰よりも俺は自信ある!”って
ステージの上では言い聞かせている

大阪はクリスマス直前、東京は年明けに行なわれたツアー『Revolución viva』ですが、それぞれ異なるテーマがあったんですよね。

ユーキ
はい。大阪城ホール2デイズは“感謝”をテーマにクリスマスメドレーだったりレイヴトラックで、超特急の楽曲以外でも“ダンスで魅せる”ということにこだわりました。ただ、感謝という意味では「Billion Beats」がひとつのキーで、映像でみんなの表情を観てもジーンとくるものがありましたね。年始の代々木第一体育館3デイズは“この荒波に乗っかって、2020年も俺たちと突っ走って行こう!”という覚悟をテーマに、その想いを東京公演のテーマ曲である「On & On」で表しつつ、初披露の「Body Rock」では今までになかったアプローチでも魅せられたと思います。
タクヤ
確かに「Body Rock」のセクシーさはカメラのアングルもあって、映像で観た時にずば抜けて印象深かったですね。あとは、「バッタマン」のタカシの狂いっぷりとか要所要所に素敵なところがあって観応えがあります。

両公演ともアッパーな曲では、みなさん遠慮なくカメラに突っ込んでいってましたよね。

ユーキ
そうですね。クレーンカメラが近寄っているところで、メンバーそれぞれ知らないところでアプローチしているのが結構使われてるんですよ。他にも「Don’t Stop恋」のタクヤとタカシのカオスな変顔とか、メンバーのぶっ飛び具合は面白かった。
タクヤ
実際にステージに立っている時はどうしても自分のパートに集中しちゃうんで、改めて映像で観るといろんな発見があるんですよね。“あっ、◯◯、こんなことを実はやってたんだ!?”とか、自分自身のダンスの癖だったり、振りのニュアンスに気付いたり。
リョウガ
特に東京公演の殺陣は出番以外は裏にいたんで、観れていない部分がたくさんあって。それが映像で観れたし、ばっちりと決まっていて! 殺陣の先生に“ここでこの動きやれば客席が盛り上がりますよ”って言われて半信半疑だったところも想像以上にめちゃくちゃ沸いていた。

特に沸いていたのは?

リョウガ
やっぱりタクヤが刀を舐めてるところかな。8号車(ファンの呼称)が斬られたのか!?ってくらいの悲鳴が聞こえたので、さすがですよね。本番中はイヤモニをしているのもあるし、パフォーマンスに集中しているので、正直言って歓声に気付かなかったりするんです。それが改めて確認できたし、ひとつのショーとして成り立っていたのは良かったですね。
ユーキ
もともと殺陣は一緒にやっていた演出家さんか“8号車に喜ばれるだろうからやってみては?”って提案されたものだったんですよ。ただ、思いっ切り殺陣な感じではなく、ショーっぽくするのを絶対条件でお願いしたら、しっかりかたちにしてくださいました。MCでも言った通り、僕は完全に『鬼滅の刃』の主人公の竈門炭治郎をイメージして! それこそ妹の禰豆子…8号車を守る!って気持ちでやりました。殺陣やりながらダンスも踊ったりするんで、もうリハでは頭が右往左往していましたけど。
タカシ
ヤバかったよなぁ。

攻め入る敵から5人で城を守る的なストーリーでしたが、それぞれにキャラ設定的なものはあったんですか?

タクヤ
そういうのは特になかったですけど、戦っていると自然に感情は入りましたね。何かを守るために行動しようとするというか、身体が勝手にそうなるんです。斬られた時とか、自然に涙が出てきました。
カイ
侍だよ! 僕も刀を持つと血がたぎるというか、自然とやる気になっていたみたいで、ニュースサイトに出てる写真を見たら、すごいジャンプしてたんですよ。別にそんな振りじゃないのに殺意が高まっていたみたいで(笑)。それくらい自然と気合が入っていたみたいです。

ただ、リョウガさんやタカシさんは戦意が剥き出しではなく、戦い方も心やさしい印象で、そのへんは普段のパーソナリティーが反映されているのかと。

カイ
いやいや、みんなやさしいですよ!
タカシ
僕、こういうふうに刀を持って殺陣をするのが初めてだったんですよ。だからと言って自信なさげにやったらダメなんで、歌う時もなんですけど、“誰よりも俺は自信ある!”って自分に思い込ませるようにしているんです。なので、殺陣も自信満々でやりましたね。

斬られる時に声を出していたのもすごくリアルでしたが、最後は城を守り切ってるんですよね?

ユーキ
はい。相当斬られていますが、最後は8号車のパワーで傷が癒えていきましたね。
リョウガ
みんなが“頑張れ!”って応援してくれていたから。
L → R タカシ、ユーキ、タクヤ、リョウガ、カイ
ライヴBlu-ray『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2019-2020 Revolución viva』

OKMusic編集部

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