荒牧慶彦、健人、岩崎孝次、上堂地か
んきが出演する「能楽男師」第2回公
演のキービジュアルが公開

2020年3月15日(日)東京・水道橋にある宝⽣能楽堂において、狂⾔公演『能楽男師~鴈礫・附子~』が上演される。能楽を広く後世へ伝えるための⼀⼤プロジェクト「能楽男師」の第2回公演となるが、このたびキービジュアルが公開となった。
能楽男師は、2020 年1月より演⽬を変えて定期的に上演しており、日本の伝統芸能である「能楽(能+狂⾔)」を若い世代が気軽に楽しめるように、能楽男師は伝統文化界に貢献している。
本公演では、2.5次元舞台で話題の俳優たちが、⼤蔵流狂⾔師・善⽵富太郎⽒の監修・演出・構成のもと、伝統芸能「狂⾔」の世界を華麗に表現する。今回は2演⽬上演のうち「鴈礫(がんつぶて)」のシテ(主演)「大名」役、「附子(ぶず)」のアド「次郎冠者」役に、舞台『⼑剣乱舞』をはじめ、さまざまな舞台で活躍する荒牧慶彦、「附子」のシテ(主演)「太郎冠者」役、「鴈礫」のアド「道通り(みちどおり)」役には、舞台『テニスの王子様』をはじめ、数多くの舞台に出演する健人が出演する。
その他、「鴈礫」の「仲裁人」役には、⽣演奏ミュージカル『信⻑の野望-炎舞-』などに出演する岩崎孝次、「附子」の 「主(しゅう)」役には、舞台『魔術⼠オーフェン』などに出演の上堂地かんきが脇を固める。
(左から)荒牧慶彦、健人、岩崎孝次、上堂地かんき (c)2020 ARAMAKI YOSHIHIKO (c)SPACE CRAFT GROUP. (c)HERO
「鴈礫(がんつぶて)」あらすじ
狩りに来た大名が鴈を射ようとしたところへ、突如通りかかった道通り(みちどおり)が石礫で鴈を打殺し持ち去ろうとする。
悔しがった大名が、自分が狙い殺したので自分のものだと主張して、男に矢を向けて脅す。
そこへ仲裁人が現れ、大名に、鴈を射ることができたら、大名のものとしようといい、その鴈を基のところへ置いて射させのだが…
「附子(ぶす)」あらすじ
外出する主人から「附子(毒)が入っている桶には近づくな」と⾔われた使用人の太郎冠者(たろうかじゃ)と次郎冠者(じろうかじゃ)だったが、附子のことが気になり桶の中身を覗くと、毒というのは全くの嘘で、正体は砂糖であった。二人は奪い合うようにして砂糖を食べつくしてしまい、マズいと思った二人は、主人が大切にしている茶碗と掛け軸を破壊し、二人で大泣きするのだが…。

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