LINE MUSIC プレイリスト『 かつてV
系だった者たち』

ミーティア×LINE MUSICプレイリスト公
開中

ミーティアとLINE MUSICのコラボ企画更新中! 毎週いろんなテーマでプレイリストを作ってお届けします! 本記事は、LINE MUSICにて展開中のプレイリストと連動。プレイリスト作成者が選曲した理由やお気に入りのポイントについてご紹介していきます。

今週のテーマは「かつてV系だった者たち」。テレビでよく見るあの大御所芸能人や有名アーティストたち。実は若い頃、V系(ヴィジュアル系)だった? 現在の姿とはギャップのある「かつてV系だった」アーティストの今と昔をプレイリストにしてみました。各アーティスト、V系時代の楽曲とその後の楽曲を1曲ずつ選曲しています。

MIYAVI

MIYAVI『Dancing With My Fingers / MIYAVI vs 三浦大知』)

先日、LDHグループへの移籍を発表して話題になった「サムライ・ギタリスト」MIYAVIがV系だったことを知っている人がどれくらいいるだろうか? 1999年にDue le quartz(デュール・クオーツ)というバッキバキのV系バンドにギタリストとして加入。当時は「雅〜みやび〜」という名前だった。 2002年にソロデビュー。2010年代になってガラッと作風を変え現在のスタイルに至る。のちに三浦大知やKREVA、SKY-HI、ちゃんみなといったタイプのアーティストたちとコラボするようになるとは、インディーズ時代の「雅〜みやび〜」を知っている人には想像できなかった。 ここでは本来ならDue le quartz時代の楽曲をプレイリストに入れたいところだが、サブスクにないので、ソロ活動最初期の楽曲『ロックの逆襲-スーパースターの条件-』をチョイス。

Gackt

GACKT『ANOTHER WORLD』MV)

「格付け芸能人」や「AGAスキンクリニック」のCMなどTVでおなじみの大御所芸能人Gackt(ガクト)。もはや彼がゴリゴリのV系出身だったことを覚えている人も少ないのでは? V系の大きな特徴であった様式美を徹底的に突き詰めたバンドMALICE MIZER(マリス・ミゼル)の2代目ヴォーカルとして世に知られたが、いろいろあってソロ転向。 ここでは本来ならMALICE MIZERの『月下の夜想曲』をプレイリストに入れたいところだが、サブスクにないので、ソロ活動最初期の楽曲『MIZERABLE』をチョイス。

X JAPAN

(X Japan and Fans『We Are All #BornToBeFree』)

YOSHIKIやToshIをふたたびTVで目にする機会が増えてきたが、彼らこそ、のちに「V系」と呼ばれることになるカテゴリーの始祖であった。「ヴィジュアル系」の「V」とは、XのギタリストHIDEがつくった「VISUAL SHOCK」という言葉に由来する。とにかく速く、とにかく音数を多く、そしてとにかく髪を逆立てまくるV系の気合スタイルの大部分はYOSHIKIの影響で、V系が地方のヤンキー文化だと言われるのもX(とそのフォロワー)のイメージによるところが大きい。 見た目のインパクトが強すぎるが、バックグラウンドにはクラシックとメタルがあるため、演奏はめちゃくちゃうまい。そしてメロディが美しくてポップであるため、今でも甲子園の応援歌に使われたりしている(『紅』)。

GLAY

GLAY『Winter, again』)

Xを始祖とした「ヴィジュアル系」が生まれて以降、意識的に「ヴィジュアル系をやろう」とした最初のバンドは、実はGLAYだったと言われている。特にTAKUROはXのYOSHIKIに憧れ、YOSHIKIのレーベル「エクスタシー」を真似て「函館エクスタシー」を創設。デビューシングル『RAIN』はYOSHIKIが作詞とプロデュースをつとめている。が、V系路線からは早々と撤退し、独自のヴィジュアルとサウンドを開拓。2000年代前半に大ブレイクし国民的バンドに。

DIR EN GREY

DIR EN GREY『I’ll』MV)

メタル、ハードコア、民族音楽など幅広いテイストを織り交ぜ、ヨーロッパ(特にドイツや北欧)を中心に強い支持を集める。世界でもっとも有名な日本のメタルバンド。 ヴィジュアル系全盛期の最後の大爆発。1998年発表の『I’ll』はインディーズにしてオリコンチャート7位に入り込み、当時のインディーズ史上最高記録を樹立。なぜかTVアニメ『浦安鉄筋家族』のオープニングにも採用された。 Mステ初出演時に披露した『残-ZAN-』のパフォーマンスは放送事故スレスレと言われるほど激しく、当時のファンを熱狂させ、何も知らずに見ていた視聴者をトラウマに追い込み、のちのネット民を喜ばせることになった。今でも探せばネット上で見つかるので気になる人はぜひ検索を。

ゴールデンボンバー

V系の概念を更新した者。あるいは「最後のV系」と呼ばれることも。

『かつてV系だった者たち』、続きはLI
NE MUSICで!

今週のLINE MUSICプレイリスト、いかがでしたか? 今後も編集部メンバーがさまざまなテーマでプレイリストをお送りして行きます。

記事内でご紹介した6バンド以外にも、LUNA SEAL’Arc〜en〜Ciel、黒夢、hideなどおすすめの楽曲を全19曲選んでいますので、ぜひ最後までプレイしてみてくださいね!

MEETIA × LINE MUSIC プレイリスト「かつてV系だった者たち」

LINE MUSIC プレイリスト『 かつてV系だった者たち』はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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