川谷絵音率いるindigo la Endが放つ、切ない冬のラブストーリー「冬夜のマジック」

川谷絵音率いるindigo la Endが放つ、切ない冬のラブストーリー「冬夜のマジック」

川谷絵音率いるindigo la Endが放つ
、切ない冬のラブストーリー「冬夜の
マジック」

歌い出しから冬の空気感を演出

冬夜のマジック 歌詞 「indigo la End
https://utaten.com/lyric/ya17120601
こんな一節と共に、女性ボーカルとの美しいメロディーラインのユニゾンから始まる『冬夜のマジック』。
MVに登場する山川未菜の美しさも話題になりました。
オシャレでちょっぴりほろ苦い、オトナな楽曲を得意とする彼ら。
この楽曲でもその魅力はもれなく存分に発揮されています。
作詞を担当するボーカル・ギターである川谷絵音は、音楽面の才能のみならず、独自の視点で描く個性的な歌詞の世界はファンからも人気です。
「冬夜(とうや)」のワードが印象的なこの歌い出しは、聴き手を一気に楽曲の世界へと引き込んでくれます。
優しい音色によって紡がれる、冬の冷え切って澄んだ空気感を思わず肌に感じてしまいそうな切ないサウンド。
そこに載せられる歌詞は、冬だからこそキラキラして見える、魔法のような恋を描いています。
冬の間だけは、この切ない空気感と共に、この恋に浸っていたい。
そんな誰しもが経験したことのあるような、若々しくもオトナなドキドキ感で、川谷絵音によるラブストーリーの幕が上がります。
誰しもが経験する、恋愛の難しさ

寒さには慣れてしまうものです。
12月の初め頃でしょうか、秋の気温が一気に下がって空気が冷たくなり、暖かな装いが必要になる時期。
一年ぶりにやってきた冬の風当たりに、街ゆく人々も皆どこか懐かしそうにしています。
しかし、冬も深まる2月頃にもなれば寒さに慣れ、むしろ春が来るのを今か今かと待つ人が増えます。
冬夜のマジック 歌詞 「indigo la End」
https://utaten.com/lyric/ya17120601
『冬夜のマジック』のこちらの一節では、非常に普遍的で日常的なこの感覚を恋愛についての歌詞に追加し、落とし込んでいます。
冬の初めのウキウキした感情がやがてなくなっていくように、この想いが膨らんでいくのも自然なことであり、またいつかは消えてしまうのも自然なこととして理解されています。
恋愛感情を保つことの難しさを、冬への感情に載せて歌い切った印象的な歌詞です。
わかっていても好きになってしまう、正直で純粋な想い

今までの歌詞では徹底的に恋愛の儚さを描いていましたが、次の一節では、新たな展開を見せています。
冬夜のマジック 歌詞 「indigo la End」
https://utaten.com/lyric/ya17120601
ここでうまくいってもいつか壊れてしまうのはわかっている。
でも今前に進み出さなきゃ、この魔法のような冬が終わってしまう。
結果がわかっていながらも、自分の気持ちに正直に生きるしかない。
そんな想いを歌い上げています。
こちらの記事で紹介したように、恋愛というのは、本来とても純粋な感情。
ちょっぴりオトナになりすぎて忘れてしまったそんな事実を、もう一度再確認させてくれるようなこの切ないラブソングは、寒くも美しい冬の季節にぴったりです。

TEXT ヨギ イチロウ

UtaTen

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