【映画公開記念ビッグ対談】安倍寧&
堀内元~語り尽くせぬ『キャッツ』の
魅力

1981年のロンドン初演以来、世界中で愛され続けてきたミュージカルの金字塔『キャッツ』が遂に実写映画化され、2020年1月24日(金)から日本でも公開される。舞台の全世界累計観客動員数は8100万人、劇団四季による日本公演も通算1万回に及ぶ本作品は、名匠アンドリュー・ロイド=ウェバーがイギリスを代表する詩人T・S・エリオットの詩集をもとにミュージカルに仕上げたものだ。そんな『キャッツ』を、映画『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督が全く新たなミュージカル映画に作り変えた。
製作総指揮にはロイド=ウェバーら世界最高峰の顔たちが名を連ねる。出演者も壮観だ。主人公のヴィクトリア役に、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルで本作が映画初出演となるフランチェスカ・ヘイワードを抜擢したのをはじめ、ジェニファー・ハドソン、ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、イドリス・エルバ、イアン・マッケラン、そしてテイラー・スウィフトといった、あまりにも豪華なキャストたちを配した。
その映画公開を記念し、このほど安倍寧氏そして堀内元氏というビッグなふたりの対談が実現した。安倍氏は作曲者のロイド=ウェバーと長年の付き合いを重ねてきた音楽評論家、一方の堀内氏は元ニューヨーク・シティ・バレエ団のダンサーながら米英日三都市で『キャッツ』に出演した世界唯一のダンサーなのだ。『キャッツ』に非常に縁の深い御二方ならではの貴重なエピソードが満載となった本記事、映画を観る前に是非ご一読あれ。(SPICE編集部)

【動画】『キャッツ』日本版予告

ーー安倍寧さんは1981年の『キャッツ』のロンドン初演を観られ、日本での劇団四季での上演にも尽力されました。そして堀内元さんは、ブロードウェイ、ロンドン、東京で『キャッツ』のミストフェリーズ役を演じました。お二人の『キャッツ』との出会いから聞かせてください。
安倍 私がニューヨークで初演を観た『ジーザス・クライスト・スーパースター』、その後の『エビータ』と、立て続けに傑作を送り出したアンドリュー・ロイド=ウェバーは、まだ20代でした。彼とは当時からの付き合いですが、そんなロイド=ウェバーが『キャッツ』というとんでもない企画と格闘していると聞いたのが最初ですね。
ーー「とんでもない」とは、どういうことですか?
安倍 まだディズニーは舞台ミュージカルに進出していない時代ですから、「人間が出てこない作品」はありえませんでした。しかも原作はT.S.エリオットで文学性が高い。ミュージカルに重要な、確たるストーリーも存在しないらしい。どんな作品なのかも想像できなかったのですが、1981年、ロンドンで観たところ、猫の社会を描きながら、「これは人間社会だ!」と感じられたんです。多種多様な人間が闘いながら、おたがいに協力し合って生きる世界だと感動しました。
堀内 僕はブロードウェイのプレビューを観るチャンスがありました。
安倍 ブロードウェイの初演ということは、1982年だね。
堀内 僕も人間社会の模写が底辺にある作品だと感じましたね。強烈な印象が残りました。
ーー堀内さんはプレビューを観たということは、出演の話があったからですか?
堀内 当時、僕はニューヨーク・シティ・バレエに所属しており、その芸術監督のピーター・マーティンスが、『キャッツ』のプロデューサーから僕の出演依頼を受けたのです。でもピーターは「そんなもの、出ちゃダメだ」とあっさり断ってました(笑)。
安倍 オリジナルの振付のジリアン・リンが、きみにミストフェリーズを踊らせたかったんじゃないかな?
堀内 キャスティング・ディレクターが僕の舞台を観て声をかけてくれたようです。ロンドンの初演でもウェイン・スリープ(※1)という名ダンサーが演じた役なので、ニューヨークでもバレエダンサーを探していたみたいです。
舞台『CATS』に基づく映像DVD (c) 1998 The Really Useful Group, Ltd. All Rights Reserved.
ーーその時点で断ったミストフェリーズ役を結局、演じた経緯を教えてください。
堀内 アンドリュー・ロイド=ウェバーが『キャッツ』に続いて『オペラ座の怪人』を成功させ、その後、『ソング・アンド・ダンス』をブロードウェイで上演することになりました。ピーター・マーティンスが振付を担当することになり、『キャッツ』の話は断ると言った彼が、今度は「自分が振り付けるから」と僕に出演するように言ってきたんです。
安倍 ブロードウェイのオリジナルキャストというのは、本当にすごいこと。批評の対象になるので、途中からのキャストとは、まったく価値が違う。日本人のオリジナルキャストとなると、最近では『王様と私』(リバイバル版)の渡辺謙さんくらいでしょう。
堀内 その『ソング・アンド・ダンス』で僕はアンドリューや(製作の)キャメロン・マッキントッシュと親しくなれたのです。そうしているうちに『キャッツ』が9周年を迎えてキャスト一新することになり、ピーターもようやく「出なさい」と許可を出してくれました。
安倍 私は堀内くんのミストフェリーズを、ニューヨーク、ロンドン、東京と、すべて観てるんだよ。
堀内 そうですよね。ちょうど安倍先生がいらっしゃった時に、ふだん外部の人には稽古を見せないジリアン・リンも見学させてくれたんですよね?
安倍 そうそう。ジリアンとは親しかったからね。堀内くんのミストフェリーズ役は最高だった。クラシックバレエの難しい技が入っているからね。
堀内 アラセゴンターン(※2)の32回転がありました。バレエでは女性の32回転はありますが、男性はめったにないんです。それを週8回の公演で毎回やるわけで、しかも舞台が傾斜している。本当に大変でした。
ーー『キャッツ』は1983年に日本でも公演が始まり、ロングランを記録します。当時、ここまで人気を得ると感じていましたか?
安倍 ロンドンの公演がすでにショウビジネスの枠を超えて社会現象になっていたので、世界的ブームになると信じていましたね。「ボーイ・ミーツ・ガール」という、それまでのミュージカルの原則にのっとらず、舞台装置、衣装、振付もすべてが革新的。何より音楽のすばらしさが際立っていましたから。
堀内 メロディのひとつひとつが新鮮で覚えやすいし、歌いやすいんです。僕も音楽に魅了されました。当時はロンドン版のCDを買って毎日、聴いていましたから。
安倍 アンドリュー・ロイド=ウェバーが、キャラクターそれぞれに合った曲を作ったところが成功の要因でしょう。
堀内 猫の表現が国によって違ったり、そういう面白さもありますよね。日本の場合は、招き猫の手の動きがあったりします。
(c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
ーー今回の映画『キャッツ』を観た感想を教えてください。
堀内 舞台版をそのまま映画化すると思っていたら、演出も振付もまったく新しくなっていました。リメイクというより、新しい『キャッツ』に生まれ変わったという印象です。
安倍 トム・フーパー監督の「舞台とは違うものをやろう」という意思が鮮明でしたね。舞台版以上に脚本の苦心が伝わってきました。小さな役だったヴィクトリアをクローズアップし、これまで縁のなかったジェリクルキャッツ(※3)という猫の集団に紛れ込ませる。その設定がまったく新しい。
ーー観客もヴィクトリアと同じ目線でジェリクルキャッツの世界に入っていく、ある意味でわかりやすい設定になりました。
安倍 この設定は、今の時代を反映していると思います。固定観念の強い社会や集団に、「他者」が入り込み、その異質な存在を、どう受け入れるのかが試される。まさに現代的なテーマですよ。ヴィクトリアは、ジェリクルキャッツの仲間には入れないと思っている。でも長老のオールドデュトロノミーは当たり前のように受け入れようとする。現在の各国のリーダーに見習ってほしい態度だと、涙ぐみそうになりました。
堀内 ちなみに舞台版では描き切れていない「"ジェリクルキャッツ"とは何なのか?」という問いの答えを、映画の最後の場面でオールドデュトロノミーが明かしてくれていると思います。もともと「jellicle」は原作者T・S・エリオットの造語で。彼の幼いめいっ子が猫を見るたびに「dear little cat(親愛なるちっちゃな猫)」と言っていたのが、「d」を「ジ」と発音する英語のなまりで「jellicle cat」と聞こえたことから来ているんです。オールドデュトロノミーがヴィクトリアを集団に招き入れる際に言う、「Now, You're a Jellicle Cat(これであなたもジェリクルキャットよ)」というセリフには、「我々はただのかわいい猫。そんなにえらいもんじゃない。誰だってこの一族になれるんだ」というメッセージが込められているんです。以前からずっと、舞台上で「jellicle」についてちゃんと説明すればいいのにって思っていたから、映画館では思わず、ニコニコ笑っちゃいました。
オールドデュトロノミー(ジュディ・デンチ) (c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
ーー観客もまたヴィクトリア同様に、共同体に受け入れられた気分を味わえるわけですね。
堀内 舞台の『キャッツ』のオープニングは猫たちが客席から登場して、休憩時間もお客さんと遊んだりします。つまり人間に向かって、猫が物語を伝えるわけです。でも映画の場合は、客席に出てくることはできません。だからヴィクトリアがお客さんの役割となって、みんなが彼女に向かってパフォーマンスする。これは最近のダンスの潮流とも似ていて、かつては客席に向かって表現したものを、ダンサー同士で行い、それをお客さんが横から見る……という傾向です。ダンサーや振付家の目線から、この映画は現代的だと感じました。
安倍 作品の中で、登場人物が他の人物に語り掛けるというスタイルだね。それを観客が眺めて感動するわけだ。
堀内 そうなんです。映画では、自分たちに対する「叫び」が強調されていました。
安倍 ヴィクトリア役のフランチェスカ・ヘイワードには、クレジットで「introducing」とつきますよね。これは「今作が初出演」という意味だけど、この映画『キャッツ』の場合は、猫の世界を「紹介する=introducing」という役割も込められているんじゃないかな。
ヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード) (c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
ーーその他に、キャラクターで印象に残った部分はありますか?
安倍 中心的存在のグリザベラは、いわば「のけもの」の存在。そんな彼女が外から来たヴィクトリアと心を通わせ、アウトサイダー同士の交流を長老が見守る。そこに私は感動しました。
ーーちょうど彼女らのシーンに流れるのが、アンドリュー・ロイド=ウェバーとテイラー・スウィフトが映画のために新たに制作した「Beautiful Ghosts」です。
安倍 この新曲は、私からしたら「三重丸」の仕上がりですよ。ヴィクトリアにもナンバーが必要ということで登場する曲ですが、アンドリューはメロディのストックをいっぱい持ってる人なので、どのように作られたのか興味深いですね。
アンドリュー・ロイド=ウェバーとテイラー・スウィフト
堀内 「メモリー」も最初は『キャッツ』のために書かれたわけじゃないのに、うまく当てはめましたからね。
安倍 そう。何に使うか決めず、いいメロディがあると書き留めておく人。レストランなんかで紙ナプキンに書いてしまうこともあると言ってた(笑)。いずれにしても今回の「Beautiful Ghosts」は、じつにアンドリュー・ロイド=ウェバーらしい曲です。聴きやすいのと同時に、流行に迎合せず、作曲家としての誇りを感じさせる美しいメロディ。ひとつの曲として屹立してるんです。舞台版の「メモリー」と同じように、この曲の魅力で観客が増えてほしい。
ーー堀内さんが演じたミストフェリーズの役どころも、映画でだいぶ変更されました。
堀内 たしかにそうですね。ただ、ミストフェリーズって舞台版でも変化しているんです。僕が出たロンドン版では、ジェニエニドッツのシーンで先頭でタップで踊っています。ブロードウェイの初演では、マンゴジェリー&ランペルティーザを歌で紹介します。そうなると、歌えて、タップも踏めて、バレエも踊れる人が必要になってしまうので、だんだん役割が特化したみたい(笑)。だから映画で変わったのも、わからなくないです。
ミストフェリーズ(ローリー・デヴィッドソン) (c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
ーー映画版のダンスは、いかがでしたか?
堀内 もともと『キャッツ』にはコンテンポラリー的な動きやタップも含まれていました。今回、ヒップホップを加えたり、スキンブルシャンクスにタップを踊らせたりして、さすがにアンディ・ブランケンビューラーは今をときめく振付家だと実感しました。
安倍 群舞の見せ方がうまかったよね。映画の場合は、カメラが引きでとらえますから、俯瞰でのアンサンブルをじっくり観てほしいと感じましたよ。
ーー堀内さんが所属していたニューヨーク・シティ・バレエ出身のロビー・フェアチャイルド(マンカストラップ役)や、ロイヤルバレエのフランチェスカ・ヘイワード(ヴィクトリア役)、スティーヴン・マックレー(スキンブルシャンクス役)など、バレエダンサーのキャストも大活躍しています。
堀内 よくやってくれていると思いましたね。タップも踏んで、歌も歌う。後輩の人たちがやっているのを観るのはうれしいものです。
安倍 ジリアン・リンにしても、ブランケンビューラーにしても、振付の基本はバレエだからね。
堀内 ロビーとフランチェスカの2人が最初から最後までバレエの動きをしており、そこに映画版に受け継がれた何かを発見し、感動しました。
(右)マンカストラップ(ロビー・フェアチャイルド) (c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
安倍 キャストには、ウエストエンドでシェイクスピアの作品で鍛えぬかれた名優も入っていれば、映画が初めての新人もいる。異なるバックグラウンドを背負った人たちが、ひとつの作品に集まる面白さを強く感じましたよ。グリザベラ役のジェニファー・ハドソンも、「メモリー」を見事に歌っていた。
ガス(イアン・マッケラン) (c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
ーー映画版では、そのグリザベラが流す涙も印象的です。
堀内 舞台でも、グリザベラ役で涙を流しながら歌った人もけっこういます。僕も共演したローリー・ビーチマンは、ガンを宣告された状態で舞台に立ち、涙を流しながら「メモリー」を歌っていました。「もう一回、人生をやり直せたら。もう一回、命を与えられたい」という気持ちが本当に伝わってきて、いま思い出しても心が揺さぶられます。結局、グリザベラを演じ終えた3ヶ月後に亡くなってしまいましたが……。
安倍 歌い手が。曲と完全に合体しないと歌いきれない。そこに「メモリー」の魅力があるんじゃないかな。
ーー映像はかなり独創的ですが、どんな感想をもちましたか?
堀内 バレエ的な動きがよくわかる映像になっていたと思います。尻尾を自由に動かせるのがいいですよね。舞台では、自分の手で動かすしかないですから。
安倍 私は違和感はなかった。人間の部分と猫の部分のバランスは難しいでしょう? 役者の顔が完全に残り、毛で覆われた肉体とのバランスに、作り手の苦心が感じられました。リアルすぎる猫が歌ったり、踊ったりしたらおかしいですからね。
ーー背景となるロンドンの風景について、何か印象に残った部分はありますか?
安倍 僕の知っているレストランの名前が出てきましたよ。ちょうど思い出そうとしてた店なので、映画『キャッツ』を観て助かった(笑)。Dronesという有名人の子ども時代の写真が飾ってある店です。冒頭のネオンサインに、「Rising Sun」という実在のパブの名前が出てきますが、T.S.エリオットが残した詩の下書きの中にも「グリザベラがRising Sunの近くをさまよっていた」という部分があるんです。うまく使っていると感心しましたね。
グリザベラ(ジェニファー・ハドソン) (c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
ーーでは最後に「SPICE」の読者に向けて、映画『キャッツ』はもちろん、ミュージカルを映画で観る喜びを、お二人の言葉でお願いします。
堀内 映画は何回も繰り返し観られるので、『キャッツ』も後世に残す意味で価値があると信じます。とくに子どもたちに、大きな影響を与えるんじゃないでしょうか。この映画を観てダンスを始める人や、ミュージカルスターを目指す人が現れてくれればうれしいですね。
安倍 舞台版と映画版は別物であり、同じものでもあります。その2つの視点で観てほしいですね。初めて映画で『キャッツ』にふれた人は、舞台版に興味をもってくれるでしょう。そして舞台版に詳しい人は、映画を観て、違う表現として発見があるはずです。ぜひ異なる感動を味わってください。そして日本語吹替え版も楽しんでほしいですね。製作側が「声を聴いて選んだ」とのことで、的確なキャストが実現しましたから。
ボンバルリーナ(テイラー・スウィフト) (c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
※1:映画『リトル・ダンサー』(ミュージカル『ビリー・エリオット』)の主人公のモデルになったといわれる、英国の有名バレエダンサー。
※2:片脚を真横に上げたままの回転。16回転はクラシックの演目にもあるが、32回転は珍しい。
※3:人間に飼い慣らされることを拒否し、自らの個性と行動力で生きる猫の集団。「jellicle」は、jejewelry(宝石)+miracle(奇跡)という説、jelly+cle(ゼリーのように柔らかで小さいもの)という説、Dear littleを気取って発音するとこの音に聞こえるからという説(本インタビューの中で堀内元氏が説明している)などがある。
取材・文=斉藤博昭

【Profile】安倍寧(あべ やすし)
音楽評論家。1956年慶應義塾大学文学部仏文科卒業。同大在学中よりフリーランス・ライターのはしりとして、主として内外ポピュラー音楽、ショウ、レヴュウについて記事・批評の執筆活動をおこなってきた。一方、日本ゼネラルアーツ株式会社取締役として越路吹雪ロング・リサイタル、越路主演のミュージカルほかの立案・上演に、更には四季株式会社(劇団四季)取締役として企画・渉外に携わった。一方、1960~1990年年代には、日本レコード大賞審査委員・実行委員、東京音楽祭国内・国際両部門審査委員の立ち場から、音楽業界ウォッチャーの役割を果たす。また、2007年から2年間上演された『BLUEMAN GROUP IN TOKYO』ではエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。著書多数。
【Profile】堀内元(ほりうち げん)
1964年東京都生まれ。バレエディレクター、ミュージカル俳優、振付家。米国セントルイス・バレエ団芸術監督(2000年~)。1982年ニューヨーク・シティ・バレエ団に東洋人として初めて入団を許可される。さらに東洋人初のプリンシパルに昇格、1999年まで同バレエ団で活躍した。ブロードウェイミュージカルにも出演、『Cats』では、ブロードウェイ、ウエストエンド、東京と3都市に出演。1998年の長野オリンピックでは、開会式の振付も手掛けた。今夏も自身のプロデュース公演が日本で上演される。
【Profile】斉藤博昭(さいとうひろあき)
映画ライター/ジャーナリスト。映画サイト、雑誌、劇場パンフレットなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはハリウッドおよびイギリス映画全般、ミュージカル。Yahoo!ニュース(https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/)でコラムを随時更新中。
(左端)ランペルティーザ(ニーヴ・モーガン)、(右端)マンゴジェリー(ダニー・コリンズ) (c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

新着