竹石悟朗を主演に迎え、劇団時間制作
が「愛」をテーマにした新作公演を上
演 石井康太、大鳥れい、小川麻琴ら
も出演

2020年3月4日(水)~3月15日(日)東京・萬劇場にて、劇団時間制作が新作公演『赤すぎて、黒』を上演することを発表した。
劇団時間制作とは、2013年に旗揚げし、代表の谷碧仁が全作品の作・演出を手掛けている。旗揚げ公演より一貫して、社会的・政治的な問題を取り扱っており、知的障害者がいる家族の依存関係を描いた『白紙の目次』、殺人事件の被害者家族が生きる理由を追い求める『普通』など、現代社会が抱える問題に演劇ならではの鋭い視点から切り込んでいる。
前作公演である、第二十回本公演『ほしい』では、会場の赤坂RED/THEATERを連日満員にし多くの反響を呼んだ。そんな劇団時間制作が、新作公演として「愛」をテーマにした作品を上演する。
出演者には、『イケメン戦国 THE STAGE』シリーズ、『THE BAMBI SHOW ~3RD STAGE~』などに出演し企画演劇集団ボクラ団義の元看板俳優で、昨年7月に退団後も多くの場で活躍中の竹石悟朗。お笑いコンビやるせなすとして活動後、現在は舞台を中心に役者業、2019年からは和泉流野村万蔵家、狂言師としても活動をしている石井康太、宝塚歌劇団花組の元トップ娘役で退団後も舞台やコンサート・ショーに多く出演、今年2月5日からは三越劇場にて上演する『花火の陰』での主演も控えている大鳥れい、モーニング娘。の元メンバーで現在舞台を中心に活躍するほか英語教材の出版やアプリ開発のプロデュース等マルチに活動を行う小川麻琴など、様々な分野の役者が並んだ。
竹石悟朗
石井康太
大鳥れい
小川麻琴
谷碧仁 コメント
谷碧仁(劇団時間制作)です。
今回の演目は「赤すぎて、黒」となっており、「愛」をテーマに描きます。
この世に数多く「愛」がテーマの作品は存在します。むしろ、全ての作品にソレが存在していると言っても過言ではありません。
だからこそ、今回勇気を持ち、描こうと考えました。正体は果たして何なのか。ソレを求めたり、ソレが存在する為には果たして何が必要なのか。
不幸な家族と、幸せな家族の親同士が再婚する事により、価値観の違いや当たり前に認識していた愛の食い違いなどが描かれています。「愛」を描くというのは劇作家として、演出家として僕はとても恥ずかしいものだと思っております。美学だけではない「愛」の認識をお客様の前で丸裸になり描くからです。その恥ずかしさや恐怖心に打ち勝ち、最後まで僕なりのソレを描ききろうと思います。

【あらすじ】
幸せな家族がそこにあった。
ある程度の喧嘩もあり、
ある程度の悩みもあり、
ある程度の辛い経験もした。
とても、幸せだった。
不幸な家族がそこにあった。
元父親に家族ごと監禁され、
凶悪な犯罪者の家族だと迫害され、
絶望の中を歩いて来た。
とても、不幸だった。
二つの家族の親同士が、ある日再婚した。
同じ敷地に、二つの家族が住むことになった。
物語はここから始まった。

テーマ「愛」
生きてきた人生も価値観も
真逆である二つの家族が接していく。
同じモノを見ても、同じ感想が出ない
二つの家族の関係性が深まっていく。
この悩みは辛いのか?幸せの基準はどこなのか?
愛とはなんなのか…。
さて、始まります。
絡み合わない会話が。
絡み合わない基準が。
絡み合わない価値観が。
愛を求め続けた家族の、
「至極の愛」を描いた圧倒的な現代劇。

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