松山千春、
17カ所21公演の全国ツアーを完遂

デビュー43年目のフォークシンガー松山千春の全国17カ所21公演を回るツアー『松山千春コンサートツアー2019「かたすみで」』のファイナルが12月24日（火）、25日（水）に地元の北海道・カナモトホール（札幌市民ホール）で開催された。

「銀の雨」で幕を開けたステージは、2部構成で前半では「青春」「かざぐるま」「恋」と、デビュー当時のヒット曲を中心に披露し、後半は「平凡」「働きましょう」など、フォークシンガーとしてメッセージ性のある作品を選曲。前回のツアーは急性喉頭炎の悪化で大阪、名古屋公演など一部の公演を中止するなど体調が心配されたが、今回の秋のツアーは万全な態勢で挑んできた。

おなじみの毒舌も絶好調で、東京オリンピック（五輪）のマラソン、競歩が札幌開催になったことにも触れ“札幌だって暑いんですよ。ハッキリ言って迷惑。マラソンや競歩は東京での開催に向けて準備を進めてきたのだから、やはり東京でやるのが筋。そもそも東京オリンピックなんですからね”と持論を述べた。

新曲「かたすみで」や「長い夜」などアンコールを含め全17曲を熱唱。最後はツアー開催地のイベンターの代表者を紹介し、ラストでは「大空の大地の中で」を歌い切った。

【セットリスト】
■2019年12月24日（火）
1.銀の雨
2.かざぐるま
3.青春
4.時のいたずら
5.恋
6.情熱
～インターバル～
7.幸せ
8.働きましょう
9.平凡
10.クリスマス
11.かたすみで
＜ENCORE1＞
1.長い夜
2.ナイトエンジェル
3.愛は...
4.私を見つめて
＜ENCORE2＞
大空と大地の中で

■2019年12月25日（水）
1.銀の雨
2.かざぐるま
3.恋
4.最後の涙
5.信号
6.祈り
～インターバル～
7.幸せ
8.働きましょう
9.平凡
10.旅立ち
11.かたすみで
＜ENCORE1＞
1.人生の空から
2.長い夜
3.クリスマス
4.季節の中で
5.都会の天使
＜ENCORE2＞
1.大空と大地の中で