映画から17年。「ジョゼと虎と魚たち
」がアニメ&コミック化

田辺聖子の短編「ジョゼと虎と魚たち」
が2020年に劇場アニメ&コミック化。あ
の感動がよみがえる。

ラブストーリーの金字塔「ジョゼと虎と魚たち」が、2020年より劇場アニメ化・コミック化されることがわかりました。

同作は、芥川賞作家・田辺聖子による短編小説。1984年に「月刊カドカワ」にて発表されました。2003年には、妻夫木聡と池脇千鶴の主演により実写映画化。2000年代を代表する恋愛映画として現在も語り継がれています。実写化から17年。待望の劇場アニメ化・コミック化とあり、ファンにとっては嬉しいサプライズニュースとなりました。

劇場アニメの監督を務めるのは、「おおかみこどもの雨と雪」助監督や「ノラガミ」シリーズ監督などで知られるタムラコータロー。そのほか、脚本に桑村さや香(「ストロボ・エッジ」など)、キャラクター原案に絵本奈央(「それでも僕は君が好き」「荒ぶる季節の乙女どもよ。」など)、キャラクターデザイン・総作画監督に飯塚晴子(「妖狐×僕SS」「クジラの子らは砂上に歌う」)、アニメーション制作にボンズ(「鋼の錬金術師」「僕のヒーローアカデミア」)といった主要クレジットも発表されました。

コミカライズ版は、2020年1月6日発売の「ダ・ヴィンチ」2020年2月号にて連載開始。キャラクター原案の絵本奈央が絵を手がけています。

劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」概要

芥川賞作家・田辺聖子の代表作『ジョゼと虎と魚たち』(角川文庫刊)。 2003年に妻夫木聡、池脇千鶴主演で実写映画化され、高評価を得て話題を集めました。 さらに海外でも注目を集める本作は、時代が変わっても色褪せることなく愛され続けています。 そんな名作として今も根強い人気を誇る『ジョゼと虎と魚たち』が、この度、2020年に劇場アニメ化することが決定しました! 監督は『おおかみこどもの雨と雪』助監督や、『ノラガミ』シリーズの監督を務めたタムラコータローが満を持してアニメ映画初監督を務めます。 『ストロボ・エッジ』の桑村さや香が脚本を、『妖狐×僕 SS』『クジラの子らは砂上に歌う』の飯塚晴子がキャラクターデザインを手掛け、そしてアニメーション制作は『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』など数々の人気作を手掛けるボンズが担当します。 現在の映像シーンをリードするクリエイター陣によって紡がれる“新たなジョゼ”。 きっとあなたもジョゼの“恋”を通して、世界の輝きを知るーーぜひお楽しみに。

監督・タムラコータローのコメント

ようやく発表できました。 田辺聖子さんの短編小説「ジョゼと虎と魚たち」が執筆されてかれこれ干支が三周しようとしてるわけですが、この作品にはどんなに時が経っても多くの人の心を捉えて離さない不思議な魅力があります。 どこにでもありそうで、どこにもなかった物語。新しい時代を迎えた今だからこそ映像化を通して再度スポットライトが当てられれば幸いです。

田辺聖子事務所コメント

主人公のジョゼは、足の悪い、ちょっと世の中をナナメに見ている女の子。 そのジョゼが、人を愛することによって、世界への扉を一つずつ開いていきます。扉を開ける前のすくむような気持ち、そして扉を開けたときの驚きと、あふれるような喜び。この作品をご覧になる皆様が、ジョゼの”冒険”を一緒に楽しんでくださいますように。 原作者・田辺聖子もきっとそう望んでいると思います。

「ジョゼと虎と魚たち」あらすじ

ごく普通の大学生の恒夫。 最近バイト先では乳母車を押す婆さんが噂になっていた。 ある日、恒夫は坂道を走ってくる乳母車を見つける。 中には包丁を振り回す少女がいた。それが恒夫とジョゼの出会いだった。 恒夫は自分をジョゼと呼ぶ、不思議な少女に惹かれてゆく… (映画「ジョゼと虎と魚たち」より)

田辺聖子プロフィール

1928年3月27日、大阪府生まれ。小説だけでなく、古典の紹介、評伝などで、芥川賞、読売文学賞他多数の文学賞を受賞している。 文化勲章受章者。生み出した小説、エッセー、評伝、古典案内は、単行本だけでも250点以上にのぼる。 鋭い人間観察と柔らかなユーモアで、「面白くて人生を考えさせる作品」を約半世紀にわたって書き続けた。 2019年6月6日、91歳で死去。

映画「ジョゼと虎と魚たち」について

映画「ジョゼと虎と魚たち」は、「金髪の草原」や「メゾン・ド・ヒミコ」などの作品で知られる映画監督・犬童一心による2003年公開の映画。主演を妻夫木聡と池脇千鶴が、音楽をくるりが務めた。身体障害者の恋を描くというセンシティブな内容や、当時TVドラマでも広く活躍していた若手女優・池脇千鶴の体当たりの演技などが話題を集めた。作中には、デビューから間もない時期の上野樹里も出演している(上野樹里の映画デビュー作である)。

アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」

2020年ロードショー
原作:田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊)
監督:タムラコータロー
脚本:桑村さや香
キャラクター原案:絵本奈央
キャラクターデザイン・総作画監督:飯塚晴子
コンセプトデザイン:loundraw(FLAT STUDIO)
音楽:Evan Call
アニメーション制作:ボンズ
配給:松竹/KADOKAWA
製作:『ジョゼと虎と魚たち』製作委員会

公式ウェブサイト
公式Twitter
公式Instagram

(c)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project

映画から17年。「ジョゼと虎と魚たち」がアニメ&コミック化はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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