シス・カンパニー+KERAによるチェー
ホフ四大戯曲企画、最終章の『桜の園
』が2020年春に上演決定

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が上演台本と演出を手がける、シス・カンパニーのチェーホフ四大戯曲(『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『三人姉妹』『桜の園』)の全作上演企画=【KERA meets CHEKHOV(ケラ・ミーツ・チェーホフ)】。そのシリーズ最終章として、『桜の園』が2020年4月、渋谷・Bunkamuna シアターコクーンで上演される。
出演は、大竹しのぶ宮沢りえ、井上芳雄、黒木華、杉咲花、鈴木浩介、野間口徹、藤田秀世、西尾まり、半海一晃、そして、山崎一、生瀬勝久ら。このカンパニー最年少の杉咲花は、本作が待望の初舞台となる。
チェーホフが最後の戯曲に託した思い、人間の哀しみ、可笑しみが、KERA独自のタッチで描き出されることだろう。

【STORY】
19世紀末のロシア。桜の木々に囲まれた、もはや没落している貴族の屋敷に、長く外国に滞在していた女主人ラネーフスカヤ夫人(大竹しのぶ)が、娘のアーニャ(杉咲花)を連れて数年ぶりに戻ってきた。兄のガーエフ(山崎一)、留守中の屋敷を切り盛りしていた養女のワーリャ(黒木華)は再会を喜ぶが、その実情は、屋敷の財政は火の車……。今は商人として頭角を現している元農奴のロパーヒン(生瀬勝久)は、かつての主家を救おうと救済策を提案するが、ラネーフスカヤ夫人やガーエフは現実に向き合えず、どこかズレた金銭感覚で浪費を繰り返す。この屋敷には、家庭教師シャルロッタ(宮沢りえ)、大学生トロフィーモフ(井上芳雄)らが行き交い、様々な人間ドラマが繰り広げられる中、ついに抵当に入れられていた領地が、競売にかけられる日がやってきた。果たして、「桜の園」と呼ばれる屋敷の運命は……?

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