Tsubasa Shimada(PRIZMAX)
presents『Wet Crate』
- 第42回 Sweely -
PRIZMAXのパフォーマーでありながらDJとしても活躍する島田翼が、長年集め続けた珠玉のレコードコレクションの中からお気に入りを紹介する、偏ったエゴ満載の連載企画。この機会にぜひ、ループミュージックの世界観に浸ってみてはいかがでしょうか?
こんにちは。島田翼です。
もうすっかり冬ですね。今回が2019年最後の更新とは。
正直目の前の世界のスピード感に驚いております。
ついこの間2019年の抱負をこの連載で話したような気がしております。
2019年はたくさんの素敵な出会いがあって、様々な場所で様々な経験ができました。
そのなかでも僕が個人的に2019年がどういう一年間であったかというと、二十三年間生きてきたなかで最も、自分自身や、自分が生きる全ての環境と「向き合う」ことに徹した一年間でございました。
今までの全ての過去を振り返っていると僕が必ずたどり着く答え、それは「人に生かされている」というものです。
それは僕の仕事柄勿論そうでありますが、それ以前に、僕はひとりの人間として、人との出会いに恵まれているな、と実感しているわけでございまして、その方々にゆっくり時間をかけてでも、恩返ししたいなと常々思っております。
何軒もレコード屋に行く度に数時間、その後は街の大衆酒場で焼鳥をアテにウーロンハイを細々と飲むような二十三歳のダンスミュージック小僧ではございますが、これからもたくさんの人と、たくさんの楽しい経験をして、奇跡を一緒に感じたいなと思っております。
ひとりの人が持つポジティブなエネルギーは、信じ合うことで不特定多数の人々に伝染し、いつかそのシナジーが奇跡を生み出すと僕は思っています。
ですから僕はこの連載や、普段使うSNSなどでも、僕が心で信じた素敵なものたちをシェアし続けているのです。それが何人の目に留まるかわかりませんが、好きなものを好きだ!と伝えることで僕はさらにハッピーな気持ちになっているのです。
ですので皆さんの「すき」もどんどん僕にシェアしてくださいね。
これからもワケ分からん音楽の話で散々振り回すので覚悟しておいてくださいね。笑
年末の挨拶にしては早すぎるかもしれませんが、2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
最後に、今年僕と出会ってくれたみんな、ありがとう。
アーティスト