『STAR WARS 歌舞伎』で市川海老蔵&
堀越勸玄の親子共演が実現

2019年12月20日(金)より『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が全国公開される(日米同時公開でもある)。本作は、1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されて以来、42年の永きに渡り紡がれてきた伝説の映画の完結編であり、スカイウォーカー家の物語を描く、最後の「スター・ウォーズ」である。
その公開記念として、2019年11月28日(木)には都内某所で市川海老蔵が監修・主演を務める『STAR WARS 歌舞伎 —煉之介光刃三本—』が開催される。スター・ウォーズの世界観を映像演出と、日本の伝統芸能である歌舞伎とで融合させた1日限りのスペシャルパフォーマンスだ。映画シリーズの根幹をなすスカイウォーカー家の「家族の愛と喪失」がテーマとして描かれる。この舞台に、海老蔵の長男である堀越勸玄も出演することが決定、親子共演が実現する。
『STAR WARS 歌舞伎 —煉之介光刃三本—』において海老蔵が演じるのは“魁煉之介”(かいれんのすけ)。これは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』より登場し、祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となった“カイロ・レン”を歌舞伎の世界に置き換えたキャラクターである。この魁煉之介は、その父親である半蔵(ハン・ソロ)との親子関係に葛藤するのみならず、上司である敷能角(スノーク)との確執や、唯一無二のジェダイマスターにして師でもある琉空(ルーク・スカイウォーカー)との関係にも悩み、正義と悪の狭間で揺れ動き続ける人物として描かれる。そして、その魁煉之介の幼少期を演じることになったのが、誰あろう堀越勸玄なのである。
『STAR WARS 歌舞伎』堀越勸玄
家柄と世襲という実際の血縁関係によって演技が受け継がれる歌舞伎の世界では、劇中の人物の内面の葛藤を表現するために、主演俳優の実際の親や子の俳優をその人物の分身として登場させ、その役柄の心理を象徴的に演じさせることも多い。今回の勸玄の起用もその手法に則るもの。
海老蔵にとって、父である市川團十郎と初めて映画館で観た作品が「スター・ウォーズ」であり、以来同シリーズの大ファンとなった。そして今度は、実の息子である勸玄にその感性を受け継ぐべき時が来たのだ。以下に海老蔵からのコメントを紹介する。
■市川海老蔵コメント
「この度、息子の堀越勸玄が、11月28日(木)に開催する『STAR WARS 歌舞伎』に出演する運びとなりました。彼が演じるのは私が演じる魁煉之介の幼少期になります。映画でも描かれる事のなかった、あのカイロ・レンの揺れ動く幼少期の心情を表現する難しい役どころになります。スター・ウォーズは我々家族にとっても大切な作品であり、「最後のスター・ウォーズ」のプロモーションに親子で出演させて頂くことに、この上ない喜びを感じています。是非、ご期待くださいませ」

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