「火の鳥“道後温泉編”」第2話、第
3話制作決定 正岡子規役に福山潤、
夏目漱石役に立花慎之介

(c)TEZUKA PRODUCTIONS 愛媛・道後温泉にまつわる逸話を、故・手塚治虫さんの大河ロマン「火の鳥」の一編として描くオリジナルアニメ「火の鳥“道後温泉編”」の第2、3話の制作が決定した。第2話「子規と、漱石」は2020年2月1日、第3話「そして、未来へ」は同年内に公開予定。
 「火の鳥“道後温泉編”」は、松山市が道後温泉の保存修理工事中に推進している「道後REBORNプロジェクト」の一環として制作。今年5月に、日本神話の時代を舞台に道後温泉のはじまりをひも解くプロローグと、厩戸皇子(聖徳太子)が同地を訪れた際のできごとを描く第1話が公開された。
 第2話では、明治時代を舞台に物語が展開。初代道後湯之町町長の伊佐庭如矢(いさにわゆきや)が私財を投げうって行い、道後温泉を一大温泉地として世に知らしめた、当時の最新設備への刷新“明治の改築”が描かれる。キャストは、プロローグに出演した顔ぶれが再登板し、伊佐庭/大国主(オオクニヌシ)役を俳優のつるの剛士、改築を手がけた棟梁の坂本又八郎/少彦名(スクナヒコナ)役を三森すずこ、火の鳥役を愛媛出身の水樹奈々が担当する。また、改築の翌年に同地を訪れ、日本文学について語り合う歌人・正岡子規を福山潤、親友の文豪・夏目漱石を立花慎之介が演じる。そのほか、マドンナ/ナレーション役で、松山市出身のお笑い芸人・友近が出演する。
 完結編となる第3話では、神話時代から同温泉を守り伝えてきた人々が現代にタイムスリップするという歴史絵巻の世界をアニメで再現。物語のカギを握る道後出身の偉人・一遍上人役を、俳優の板尾創路が演じる。出演を通じて、道後温泉に対しての興味を深めたという板尾は「作り手としては、時間をかけて長編アニメーション映画も作れればいいとも思いますね」と、さらなる展開に意欲を燃やしている。

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