11月6日@東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ photo by 笹森健一

11月6日@東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ photo by  笹森健一

M!LK、シングルメドレーで
リリイベに集まった1500人を魅了

佐野勇斗や板垣瑞生など、人気俳優も数多く擁する7人組ボーカルダンスユニットのM!LKが、ニューシングル「ERA」の発売日となった11月6日に、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージにてリリースイベントを行った。本作は結成5周年のアニバーサリーソングということで、なんとデビュー曲から全てのシングルをメドレー披露するスペシャルなステージに! 5年間の軌跡と成長、そして未来への決意を映した熱いステージに、寒空にもかかわらず集まった1500人のみ!るきーず(M!LKファンの呼称)を沸騰させた。

結成から10枚目、昨年8月に新メンバーが加入してからは3 枚目のシングルとなる「ERA」。英語で“時代"という意味を持つタイトルを体現すべく、MVもこれまでの軌跡を描いたドキュメンタリー仕立ての作品になっており、み!るきーずを中心に大きな感動を呼んできた。

そんな記念すべき楽曲について、イベントに先立って行われた囲み取材でリーダーの吉田仁人は、「10枚目という区切りの良いところで5周年記念というのはラッキー。今までの活動を凝縮した歌詞や歌割になっていて、日常生活で頑張っている方も共感できるだろうし、M!LKを長く見てる方は、より深く感じていただける」と説明。佐野も「今まではブッ飛んだ曲が多かったけど、「ERA」は今の僕らに寄り添った歌詞になっている。今の7人の足跡、軌跡があったからこそ生まれた曲で、曲調は明るいけど歌詞は濃い」と胸を張った。

そして、「今まで未来の歌ばかり歌ってきたけれど、これは初めての過去を歌った曲」という板垣の言葉を証明するように、「今日はスペシャルメドレーやっちゃいます。みんな盛り上が準備できてるか!?」という佐野の号令から、1stシングル「コーヒーが飲めません」がスタート! 続いて2ndシングルの「反抗期アバンチュール」では“まだまだ子供なの?"とキュートに小首を傾げて歌う曽野舜太にみ!るきーずはどよめき、3 rd「新学期アラカルト」では客席から湧く凄まじいメンバーコールが7人を躍らせる。佐野いわく「今までのリリースイベント史上、一番豪華かもしれない」というメドレーに、曲のイントロが鳴るたび場内からはドッと喜びの悲鳴が。夏祭り気分満点の「夏味ランデブー」、サビのダンスが特徴的な人気曲「疾走ペンデュラム」と場のテンションをグングン上げていき、鉄板曲の6th「テルネロファイター」ではみ!るきーずもあらん限りの大声で掛け声を入れながらペンライトを頭上に突き上げる。取材時に「5人時代の曲を7人でやるって、すごくエモいんですよ」と塩﨑太智が語った通り、新メンバーを迎えたパフォーマンスで発揮されるオリジナルとは一味違った魅力に、み!るきーずたちも興奮が隠せない。

さらに、「アニバーサリーシングルの発売日に、今までどれくらい成長したか?を見せたい」という取材での塩﨑の発言を裏付けるように、「ボクラなりレボリューション」から7人体制最初のシングル「Over The Storm」へと雪崩れ込むと、ダンスも歌声も一気に力強いものに。曲と曲をシームレスに繋いで走り続け、大人びた表情で儚さを見せる9thシングル「かすかに、君だった。」で締めくくられたメドレーはちょうど7分。“7人"にこだわって構成されたメドレーを歌い終え、宙を見上げた7人に、み!るきーずたちからは万雷の拍手が贈られた。

「10枚目のシングル、この曲は5年間の僕たちの想いがたくさん詰まってます」(佐野)と最後に披露されたのは、「ERA」のフルバージョン。「歌詞の一文字一文字に意味が込められている」と吉田が話した通り、それぞれが歌うにふさわしい歌詞が割り当てられて、これまで彼らが歩んできた道のりを否が応でも彷彿させる。さらに7人で作り上げる立体的なフォーメーションがドラマを感じさせ、板垣の歪んだボーカルがこれまでの葛藤を表せば、宮世琉弥が謳い上げる“もう子供じゃない でも大人じゃない"という大サビのフレーズが今の彼らをリアルに投影。そうして紆余曲折を乗り越えたきた自分たちの姿を、リスナーの背中を押すメッセージに変えて、M!LKが辿ってきた“時代"をこれから到来する新しい“時代"に重ねてゆく――。7人それぞれに想いの丈をぶつける映画のようにドラマティックなパフォーマンスに、み!るきーずたちもステージの上空を走るジェットコースターに負けない大歓声をあげた。

5周年ということで、最後にはメンバーそれぞれが今の想いを告白する場面も。「本当に濃厚な経験をさせてもらって、今、ステージに立っているのが当たり前ではないので今後も感謝を忘れずに」と曽野が話せば、宮世は「加入してから今までアッという間だった。今まではみ!るきーずからパワーをもらっていたけれど、これからは僕たちがパワー与えられるように頑張っていきたい」と宣言。山中柔太朗も「この1年半はM!LKの歴史の中では小さいかもしれないけど、夢もたくさん実現できたし、やりたいことも見つかった」と、M!LKの一員であることを誇らしげに語る。

そんな3 人に「新メンバーもすごく立派になってきてくれてる」と喜んだ板垣は、「もう子供じゃない、でも大人じゃない僕らだから表現できることを楽しんでほしい」と想いを吐露。さらに「5年は長い月日だけど、僕にとっては短かった。これからも全力で突っ走っていく」と佐野が、「まだまだ達成しなきゃいけない目標があるので、そこに向かって全力で頑張っていきたい」と塩﨑が決意表明する。最後に吉田が「応援してくれる皆さんがいなければ5年という節目を迎えられなかった。僕自身、二十歳になる2020年にはM!LKにとっても日本にとっても大事な年になると思うので、より多くの人にM!LKという名前を知ってもらえるように一歩一歩進んでいきたい。5年後、10年後もっと大きなステージで皆さんに会えるように頑張るので応援よろしくお願いします」と締めくくり。そんな彼らの真剣な面持ちは、学校を舞台に“まだまだ子供"と歌っていた初期曲とは別人のようで、そこに確かな成長と、グループのコンセプトである“変幻自在"を感じ取ることができた。

囲み取材時に今後の目標を問われ、佐野が答えた「日本中の皆さんに知ってもらえるヒット曲を出すこと。いつか国民の皆様に愛されるグループになりたい」という夢に向かい、一歩一歩進んでゆくM!LK。全公演が完売した12月のライブハウスツアーを経て、2020年の春にはグループ史上最大規模となるZeppツアーの開催も決定している。「ERA」のラストに“思い通りにはいかなくても"というフレーズを置いて、何があっても歩み続けるという覚悟を表した7人の雄姿を、ぜひその目で確かめてほしい。

photo by 笹森健一
text by 清水素子

【セットリスト】
M1. 5周年スペシャルSgメドレー
M2.ERA
〜M1.メドレー内容〜
1st_コーヒーが飲めません
2nd_反抗期アバンチュール
3rd_新学期アラカルト 
4th_夏味ランデブー 
5th_疾走ペンデュラム 
6th_テルネロファイター 
7th_ボクラなりレボリューション 
8th_Over The Storm
9th_かすかに君だった 

【ツアー情報詳細】

『M!LK SPRING TOUR 2020』
4月05日(日)【北海道】Zepp Sapporo
4月11日(土)【大阪】Zepp Namba
4月12日(日)【愛知】Zepp Nagoya 
4月19日(日)【福岡】Zepp Fukuoka
5月05日(火・祝)【東京】Zepp Tokyo 
5月06日 (水・祝 )【 東京】Zepp Tokyo

11月6日@東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ photo by  笹森健一
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