書き下ろし主題歌「ピーター・アイヴァース」を提供

書き下ろし主題歌「ピーター・アイヴァース」を提供

ドレスコーズ・志磨遼平、岩井澤健治
監督のアニメ映画「音楽」に書き下ろ
し主題歌を提供

書き下ろし主題歌「ピーター・アイヴァース」を提供(c)大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン ドレスコーズ・志磨遼平が、大橋裕之氏の漫画を原作としたアニメーション映画「音楽」に書き下ろし主題歌「ピーター・アイヴァース」を提供していることがわかった。あわせて、メガホンをとった岩井澤健治監督が描き下ろしたメインビジュアルもお披露目された。
 岩井澤監督が約7年超にわたる自主制作期間を経て完成に至った本作は、楽器を触ったこともない不良学生たちが思いつきでバンドを組むことから始まる青春ロック奇譚。松江哲明がプロデューサー、アソシエイトプロデューサーを原作漫画「音楽」の担当編集であり、「メモリースティック ポップカルチャーと社会をつなぐやり方」の著者でもある九龍ジョー氏が務めている。坂本慎太郎、駒井蓮、前野朋哉、芹澤興人、平岩紙、竹中直人岡村靖幸らが声優として出演する。
メインビジュアル(c)大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン 作画枚数は4万枚を超え、クライマックスの野外フェスシーンではダイナミックさを再現するため、実際にステージを組んでミュージシャンや観客を動員したライブを敢行。71分をすべて手描きで行った前代未聞の長編アニメーションとして注目を集め、8月28日に発表された特報は、公開3日間で50万回再生を突破。さらに、第43回オタワ国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門グランプリを獲得し、新千歳空港国際アニメーション映画祭(長編アニメーションコンペティション)、台中国際アニメーション映画祭(長編映画部門)への選出も話題を呼んでいる。
 「『音楽』映画化に至る流れを原作ファンとしてずっと追っておりましたので、大橋裕之さん直々のご依頼に仰天しながらも、二つ返事で主題歌を承った次第です」とオファーを快諾した志磨。「(劇中の)バンド『古武術』のためのような、研二と亜矢のためのような、自分ひとりのためのような、この映画に関わったすべての皆さんのためのような、そういった思いで曲をしたためました。演奏はリンダ&マーヤでお送りいたします」とコメントを寄せている。
 「音楽」は、2020年1月11日から全国公開。なお、新要素を加えた原作漫画「音楽 完全版」(カンゼン刊)が11月下旬に発売される。

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