首振りDolls、逹瑯(MUCC)、mio(ミオヤマザキ)、taka(ミオヤマザキ)

首振りDolls、逹瑯(MUCC)、mio(ミオヤマザキ)、taka(ミオヤマザキ)

首振りDolls、
マンスリーインタビュー第9弾は
対バンライヴに向けて
MUCC、ミオヤマザキと対談

ちょっと踏み込んだ
リアルな感情というのは、
男からは出てこないの
かもしれない(逹瑯)

――逹瑯もナオも女目線での歌詞を書く人だけど、どの辺りまで女性を理解して書けているんだろうね?
逹瑯:まぁね、そこは難しいよね。想像でしか書けないところだから。さっきmioちゃんも言ってたけど、男の方が絶対にロマンティストだと思うの。ジョニーの作った「アンジェリーナ」もそうだと思うんだけど、“こうであって欲しい”っていう願望とかが入るから、mioちゃんが歌詞として書く様な、ちょっと踏み込んだリアルな感情というのは、男からは出てこないのかもしれないよね。
mio:MUCCの歌詞って、やっぱりすごくロマンチックだと思うんですけど、でも、すごく映像が見えてくるんです。色も見えてくるし、日常にあることが書かれていたりするから、“あ〜、あるある!”って思えるんですよね。現実なのにロマンティックっていうのが、すごくいいなぁって思うんです。さっき話に出てた“右手に君が足りない”っていう言葉も、現実的でありながらもすごくロマンティックなんですよね。実際に言って欲しい言葉でもあるから、キュンとしちゃうんです。
逹瑯:曲を聴いて浮かんできたものをスケッチするから、情景描写的なものが多いんだと思う。
mio:うんうん。すごくカラフルなんですよね。ウチはあんまり色が無いんですよね、感情だから。首振りDollsもあんまり色が無いですよね。曲によっては描写的な歌詞もあると思うけど、どっちかっていったら、感情の方が多いと思う。
ナオ:そうですね。ウチは感情の方が多いですね。あんまり景色は書かないかも。シーンとかシチュエーションは所々で出てくるけど、そこを中心には書かないかな。どっちかっていうと叫びだからね。

――女目線で書くときは情念が乗るよね。そこに景色はある気がするけど。
ナオ:そうね。昔の曲の方がそういうとこは強いのかも。昔の方がmioさんみたいに思ったことをひたすら書いてたかも。奪いたいだ、壊したいだって書いてたから。

――あぁ、たしかにそういう歌詞多いね。逹瑯の歌詞に奪いたいだ、壊したいだを見たことないよね。
逹瑯:奪いたいだ、壊したいだって思ったことがないからね。奪いたくないし、壊したくもないから。そう思ってたら自然と歌詞になってると思うけど、そうは思わないから書かないんだと思う。

――おぉ。なるほど。最近女目線の歌詞ないね。
逹瑯:最近は女言葉が似合う曲がないからね。
mio:なるほど。逹瑯さんはメンヘラ製造機ですか?
逹瑯:俺はメンヘラ製造機かもね。
mio:うん、だと思います。ウチのtakaもそうなんです。
taka:俺も本当にメンヘラ製造機なんですよ。付き合っていくと、もぉ、“貴方なしでは生きられない”っていう感じになっていっちゃうんですよ。で、大変なことになっていくんですよ、、、、。
mio:それでめんどくさくなってあしらい始めるから、相手がメンヘラになっていっちゃうんです。だから、彼女というよりセフレが多かったりするタイプなんですよね。逹瑯さん、今、“奪いたくないし、壊したくもない”って言ったから、あ〜、メンヘラ製造機だなって思ったんです。
逹瑯:距離感って大事だよね(笑)。自分の管轄内、範囲内でどうにか出来ないことは深く関わらない様にするって感じかも。他人の何かを奪ってまで行動することはないね。不幸にはしたくないから。
mio:うんうん。女の子からしたら、不幸な人も居るんだけど、ちゃんと幸せをもらってる感じなんですよね、逹瑯さんの場合。でも、私は無理です。
一同:(爆笑)
mio:ナオさんはメンヘラ製造機ですか?
ナオ:(メンバーに尋ねる)ですか?
ジョニー:この3人の中ではバリバリ製造する方じゃないですか?
ショーン:産んでます。
ナオ:あははは。バリバリ製造機みたいです!(笑)
mio:たぶんナオさんは、逹瑯さんとtakaみたいに遇らうというよりは、深く考えずすぐに好きになっちゃうから、ゾッコンにさせちゃって、相手を辛くさせるタイプだと思いますね。
一同:(爆笑)
ジョニー:めちゃくちゃビンゴ!
ナオ:あははは。管轄とか考えたことないですからね(笑)。
taka:そうなんだぁ〜。

――すごいねmioちゃん! なんで分かるの?
mio:メンヘラだからです。
一同:おぉ〜〜(感動)。
逹瑯:すごいね、mioちゃん。でも、分かるってのは経験だね、きっと。mioちゃんA型?
mio:いえ、B型です。
逹瑯:B型なのかぁ。俺、血液型めちゃくちゃ気にすんのよ。
mio:私もです!
逹瑯:4パターンしかないのに、当てはまるわけないって思うでしょ? でも、絶対に嵌んの! 人それぞれ培ってきた環境によって細かいところは変わってくるんだけど、だいたい当てはまるからね! B型ってのは、ガチンコでガッチガチに向き合わないと絶対に嫌だ! っていうタイプと、決まった枠とか関係なく、お互い自由でいいよ、っていうタイプと2パターン。mioちゃんは前者だね。
mio:完璧に前者ですね。逹瑯さん、O型ですか?
逹瑯:ううん、俺はA型。
mio:良かったぁ。救い。O型はクソ男が多いんです。
ナオ:えっ!? ヤダァ〜。
ジョニー:首振りは3人共O型です!(笑)
逹瑯:(爆笑)!
mio:お疲れ様でした。
ナオ:やめて〜。見捨てないで!(笑)
mio:takaもO型なんですけどね。O型は嘘付くんです。
taka:あ、うん、そうね……。
mio:悪い嘘というより、自分を守る嘘を付くんです。争いが嫌いだから。A型は優しいけど、見返りを求めたりとか自分の枠に嵌めたがるから、実は一番自己中なんじゃないかなって思う。
逹瑯:A型は、悪く言うと、事なかれ主義。揉め事とか波風立つことを嫌うから、みんなとちゃんとコミュニケーションを取るの。B型は分かりやすくて、興味の無いことには本当に興味ないからね。そういう意味で言うと、A型が一番感情とか気持ちが分かりにくいかもしれない。けど、細かいこととかをきちんとしようとするから、几帳面って思われるとこもあると思うしね。O型って、物事を大きくとらえるから、自分の枠の中で収まっていれさえすれば、何が起こっててもどうでもいいタイプなんだよね。O型からしたら嘘を付いてるつもりもないんだけど、結局言った約束を覚えていなかったりするから、相手は嘘を付かれたって思う人が多くなるのかも。
mio:そうそう。
ジョニー:悪気はないんです。

――自覚症状あり!?
ジョニー:ありますね(笑)。
逹瑯:AB型は、A型とB型が混ざってるから、よく分からないって思われがちなんだよ。

――ここに男子が5人居て、逹瑯以外全員O型ってすごいね(笑)。クソ男だらけってこと(笑)!?
taka:あははは。そうなりますよね(笑)。でも、O型にもタイプはあると思いますよ。派閥があると思う。
ナオ:派閥ってどんなの?
taka:mioいわく、俺はA型寄りのO型なんですよ。そこでもちょっと性格が変わってくるらしくて。
逹瑯:あ〜、そこあるねぇ〜。
ナオ:俺はO型×O型のO型だから、生粋のO型ですよ(笑)。
taka:あははは。それ、大クソ男ですね(笑)。
ナオ:Oの太ですね(笑)。
ジョニー:俺もそうだなぁ。
ショーン:自分はB型寄りのO型ですね。
ジョニー:おぉぉ。言われてみればショーンはB型っぽさあるね。
ショーン:変わってます?
ジョニー:いや、それはお互い人のことは言えないよね(笑)。

OKMusic編集部

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