“ナニワの光速ウクレレ少年”近藤利
樹が人気海外ドラマとコラボ

9月16日、J:COM/海外ドラマ専門チャンネルAXNが主催する近藤利樹の生ライブが行われた。このスペシャルライブは、ハワイを舞台に特別捜査班“FIVE-O”の活躍を描くポリスアクションドラマシリーズ『HAWAII FIVE-O』シーズン9の日本独占初放送を記念して、東京ソラマチ内にあるJ:COM WONDER STUDIOで開催されたイベント「HAWAII FIVE-O スペシャル6days!」(9月16日~9月21日)の一環として行われたもの。若干12歳という若さで“ナニワの光速ウクレレ少年”として様々なメディアに出演するなど話題を集める近藤利樹は、新曲「SEARCH LIGHT」が『HAWAII FIVE-O』シーズン9の吹替版エンディングテーマに決定している。


Text_Akihiro Aoyama

『HAWAII FIVE-O』シーズン9放送を記念
して行われたスペシャルライブ

ステージに登壇した近藤利樹は、今年史上最年少で初出演を果たした<フジロックフェスティバル>の思い出やハワイに訪れた際のエピソードを交えながら、『HAWAII FIVE-O』について「好きでよく見てたんですよ。それに、前のテーマ曲をジェイク・シマブクロさんがやっていたじゃないですか。ジェイクさんもやっていた『HAWAII FIVE-O』のエンディングテーマを自分が担当できてうれしいです。」と話した。また、新曲「SEARCH LIGHT」については「主人公が犯人を照らし出す光という意味と、僕のウクレレを聴いてくれる人のことを照らし出すという意味があります。」と、タイトルに込めた想いを明かした。

この「SEARCH LIGHT」は、11月27日にリリースされる1stフルアルバム『WITH “U”』に収録予定。近藤によれば、同アルバムは「初めて共作した曲があったり、宇多田ヒカルさんの「First Love」のカバーがあったり、「This Is Me」を新しくアレンジしたりしてます。」と、バラエティに富んだ内容になっているという。トークの後、1stアルバムの発売を記念してサプライズでケーキが進呈されると、近藤は驚きつつも嬉しそうな表情を見せていた。

続いて始まったライブでは、ブルーノ・マーズの「Uptown Funk」から始まるカバー4曲と、新曲「SEARCH LIGHT」を披露。日本ではジプシーキングスによるラテンバージョンが馴染み深い「VOLARE」では、観客が近藤のウクレレと煽りに合わせて合唱し、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」では色とりどりのToshiki扇子が宙を舞っていた。最後に演奏された「SEARCH LIGHT」は、ポリスアクションにピッタリの疾走感溢れるナンバー。あどけなさの残る普段の表情と、卓抜したウクレレ弾きのテクニックとのギャップが印象的だった。

いつかはブルーノ・マーズと共演してみ
たい

ライブが終了した後、近藤利樹自身にインタビューを敢行。『HAWAII FIVE-O』、新曲「SEARCH LIGHT、1stフルアルバム『WITH “U”』について等、多岐にわたる質問に答えてもらった。

――『HAWAII FIVE-O』を好きで良く見ていたと話されていましたが、いつ頃から見始めましたか?

近藤 : ウクレレはもうやっていたんで、多分10歳くらいの時には見てました。たまたま録画されていたのを見たんですけど、その時から出てくる水着のお姉さんとかが好きで(笑)、よく見てましたね。お気に入りのキャラクターはルー(グローヴァー)さんですね。コワモテですけど、すごく優しい感じがするんですよね。

――今回「SEARCH LIGHT」が『HAWAII FIVE-O』のエンディングテーマになっていますが、一番苦労した部分はどこですか?

近藤 : アレンジは結構リクエストしました。サビ前にウクレレだけになって、一気にドラムとかが入ってパン!っていくようなキメをやりたくて、アレンジャーさんと相談しながら作っていきました。サビのところで、一オクターブ上のメロディと一オクターブ下のメロディを入れている部分がこだわって作ったところです。

――今年は<フジロック>という大きな舞台に立たれました。今後、ライブしてみたい場所はありますか?

近藤 : いつか大阪城ホールとか東京ドームではやってみたいです。あと、最近は野外とかでも、とにかく広いところでやってみたいですね。

――ハワイを訪れた時に、ジェイク・シマブクロさんと会ったと話されていましたが、その後の交流はありますか?

近藤 : ハワイで会ったのはかなり前の話なんですが、その後に今日も演奏した「ソーラン節」のプロデュースをしてもらったりしました。ジェイクさんのウクレレとか曲って、なんか不思議な感じがするんです。そこが自分もすごく好きで、すごいなって思ってます。

――アルバムのタイトルを『WITH “U”』にした意味を教えてください。

近藤 : この“U”には、「ウクレレ」の意味もあるし、「YOU=あなた」っていう意味もあります。ジェイクさんともやっていたプロデューサーさんと話していて、このタイトルがいいんじゃないかなってことで決めました。

――アルバムの収録曲の中で、特にお気に入りの曲などはありますか?

近藤 : 「ThisS Is Me」を100人でウクレレを弾いたんです。一般のウクレレ教室などにお声がけして手伝ってもらったんですけど、それはお気に入りです。100人ウクレレでも、バラバラになってるんじゃなくて意外とまとまってて、リズムとかも合ってたから良かったです。

――最後に、今後の目標について教えてください。

近藤 : ブルーノ・マーズさんと共演できるような世界的なプレイヤーになりたいです。あと、大阪城ホールや東京ドームでライブもやってみたい。歌や、ピアノ、ギターとか、色んな楽器もやってみたいです。最近は作曲もやっていて、パソコンと鍵盤で打ち込みしたりもしてます。
【CDリリース情報】
近藤利樹 1st フルアルバム
『WITH “U”』
2019.11.27 release

★CD予約はコチラ
https://smar.lnk.to/-BazgAW

■通常盤(CD)
・品番:AICL-3769/2,091円+税
※初回仕様のみ封入特典:購入者特典イベント「近藤利樹とマンツーマンウクレレ!」ご招待抽選応募ハガキ封入

<収録曲>
01. KA ULUWEHI O KE KAI
02. SEARCH LIGHT    *AXN 海外ドラマ「HAWAII FIVE-0」シーズン9 吹替版エンディングテーマ
03. VOLARE
04. BEAUTIFUL GIRL
05. First Love
06.SUNNY SIDE (feat.SINSKE) * MBSお天気部 夏のテーマ曲
07. QUEST 4
08.This Is Me
09. NOHO PAIPAI

※アルバム発売情報発表時から一部収録内容が変更になりました。


近藤利樹
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<近藤利樹プロフィール>
2007年生まれ。7歳よりウクレレを始める。
ウクレレをかき鳴らす、素晴らしい高速グルーブを生み出すテクニックを武器に
「ナニワの光速ウクレレ少年」として、TVなど多くのメディアに出演中!
2017年ソニー・ミュージックレーベルズと契約。2018年7月には、ウクレレの世界的アーティスト、ジェイク・シマブクロ氏初のプロデュースによる「ソーラン節」、NHK「みんなのうた」“デッカイばあちゃん”などを収録したファーストメジャーミニアルバム「UKULELE DAYS」をリリース。ジェイク・シマブクロ氏の大阪公演オープニングアクト出演でも話題となった。
2019年3月2ndミニアルバム「Let’s! ウクレレーション!!」をリリース、8月には最年少で「FUJI ROCK FESTIVAL ‘19 に出演を果たした。12月には東京・大阪で行われるワンマンライブ「WINTER LIVE “いつだってウクレレが好き”2019」の開催も決定している。

“ナニワの光速ウクレレ少年”近藤利樹が人気海外ドラマとコラボはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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