松居大悟主宰・劇団ゴジゲンの新作『
ポポリンピック』ビジュアルが公開 
京都でプレイベントを開催決定

松居大悟が主宰する劇団ゴジゲンが、2019年12月から2020年2月にかけて新作『ポポリンピック』を上演する。本公演では8年ぶりの客演に劇団献身の木村圭介を迎え、ゴジゲン史上最多となる福岡、東京、札幌、京都の4都市を巡る新作ツアーが行われるが、このたびビジュアルが解禁となった。
写真:関信行
写真:関信行
2018年に結成10周年を迎え、第15回公演『君が君で君で君を君を君を』~10周年&映画化だよ!全員集合ツアー~では東京、北九州の2都市で上演した劇団ゴジゲン。過去公演『極めてやわらかい道』(2011年上演)、『ごきげんさマイポレンド』(2014年上演)の2作品のデジタル配信がスタートし、劇団として11年目に向け新たな第一歩を踏み出している。
また劇団員の目次立樹が出演した舞台『アルプススタンドのはしの方』が映画化、善雄善雄は自身のユニット“ザ・プレイボーイズ”復活公演『間男の間』を成功させ、奥村徹也は11月上演のTeam Unsui第3回公演『ジャンプ』で作・演出をつとめるなど、劇団員は個々の活動も精力的に行っている。
10月28日(月)に京都・出町座にて、プレイベントの開催も決定した。『君が君で君で君を君を君を』を初上映し、ヨーロッパ企画の大歳倫弘を迎え、舞台と映画の連動制作秘話などのトークが行われる予定だ。
作・演出:松居大悟 コメント
生きていると選んだり選ばれたりするけれど、そもそもこの世界に選ばれた時点で素晴らしいことです。ちょっとヤバい奴みたいですが、もはや僕らが信じられるのは、そこに確実にある人の体温と匂い。つまり小劇場ですね。
11年目のゴジゲンは劇場規模を小さくして、沢山の町を回ります。
10年ぶりのこまばアゴラ劇場(3週間のロングラン!)、生まれ育った福岡で念願のイムズホール(イムズ30周年!)、北海道のシアターZOO(最強の故郷!)に初めて劇を持っていけること、京都のTHEATRE E9 KYOTO(できたばかりの劇場!)でやれること、すごく楽しみです。ポポリンピック、オリンピックとパラリンピックの狭間のイメージでタイトルをつけました。このように国と時代に媚びへつらいながら、軽やかに識者を無視して面白いものを作りたいです。客演には日本のライアン・ゴズリングと名高い劇団献身の木村圭介を招きます。選ばれる土俵にすら立てなかった男たちの、スポーツレジスタンス。
たくさんの笑顔に出会えますように。よろしくお願いします。
ゴジゲンとは
2008年に慶應義塾大学内で結成。不器用にしか生きられない人間達が紡ぎだす軟弱なシチュエーションコメディを上演していたが、近年は作るってなんだよ生きるだけだろとか言っている。メンバー全員が地方出身者のため、全国を視野に入れて活動中。
あらすじ
2020年、ここでオリンピック・パラリンピックが行われる。
プレイヤーとして生きていて、機会は今回しかないだろう。
だけど彼は出られない。
選ばれる資格すらなかった。
多様性と調和。多様性と調和?
どこにも居場所なんてないならば―――
さあ、彼の物語を始めよう。

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