【さくらしめじ ライヴレポート】
『祝5周年年企画第一弾!
「ドッ!菌!青春18本ツアー」
~スーパーに売っているぶなしめじも
1袋に何本入っているか決まりが無い
ように、青春の数にも決まりはない
から追加公演します!~』
2019年9月26日 at Mt.RAINER HALL
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
満員のファンが詰めかける中、田中雅功と髙田彪我がステージに登場すると、普段はライヴの後半に歌われることが多い「みちくさこうしんきょく」からスタート。ふたりは渾身の歌とギターで観客を圧倒! そのテンションに呼応するようにファンも大歓声で応戦する。しかも、今回のライヴで彼らは初のエレキギターでの演奏も披露。「でぃすとーしょん」「ねこの16ビート」をワイルドにプレイする姿はカッコ良さにあふれていた。
再びアコースティックギターを手にした雅功と彪我は、バラードからポップソングなどを次々と投下。後半戦では、このツアーに向けて作られた青春の想いさわやかなメロディーで届ける「青春の唄」を歌唱する。結成から5年の間に彼らは自分たちの気持ちを歌で訴えるグループへと成長したことを改めて痛感した。アンコールのMCで雅功は“このツアーを通じてさくらしめじの青春をもっと作れると思いました。これからも彪我と一緒に青春していきます。みなさんも一緒に青春してください”、彪我は“ツアーで素敵な経験をさせていただいて、ほんとに楽しかったです”とツアーで感じた思いを語った。
さて、アンコール後もまだまだ観客からの歓声が響き、予定外のダブルアンコールへ。スタンドマイクを退けたふたりは、生声で未来への思いを込めた「ゆめがさめたら」を熱唱。その熱演に会場は大きな拍手に包まれ、ライヴはまさにハッピーエンドとなった。逞しさを増したさくらしめじの、音楽に懸ける強い気持ちを実感できた一夜だった。
撮影:鈴木友莉/取材:土屋恵介
関連ニュース