(左から)小玉ユキ氏、浅野いにお氏の 描き下ろしイラスト

(左から)小玉ユキ氏、浅野いにお氏の 描き下ろしイラスト

小玉ユキ、浅野いにおが描き下ろし 
「ロケットマン」特別イラスト公開

(左から)小玉ユキ氏、浅野いにお氏の 描き下ろしイラスト(c)2018 Paramount Pictures. All rights reserved. グラミー賞を5度受賞したミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描く「ロケットマン」(公開中)から、漫画家の小玉ユキ氏と浅野いにお氏が本作をイメージして描き下ろした特別イラストが披露された。
 並外れた音楽の才能でまたたく間に伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がる一方で、様々な困難や苦悩に満ちたジョンの半生をドラマチックに描き出す本作。「キングスマン」シリーズなどで知られるタロン・エガートンがジョンを演じ、吹き替えなしで名曲の数々を熱唱している。
 ジャズに打ち込む高校生たちの恋愛を描いた「坂道のアポロン」で知られる小玉氏は「観客の前で派手な衣装を着て輝かしく歌う姿と、生きるために悩み苦しむ姿は正反対のようでいて地続きで、蓮の花のよう。見えない部分に真実が隠れている。だからこそエルトンの歌は人々に愛されるのだと思います」とコメントを寄せ、イラストには派手なステージ衣装に身を包んだエルトンと、壮絶な半生のハイライトが描かれている。
 さらに、元OLの芽衣子と、音楽への夢を諦めきれない種田の小さな恋や人間模様を描いた「ソラニン」で知られる浅野氏は「世界一眩しいスポットライトを浴びた男。その影の濃さは計り知れなく、全てを知ることは難しいが、人生の最も美しい瞬間の端々が垣間見える素晴らしい作品でした」と本作を絶賛。イラストにも、深い闇のなか、無数のスパンコールが施された衣装で全身を輝かせながら懸命にパフォーマンスを披露するジョンの横顔が描かれている。
 なお、公式サイトではジョン自身の標語“NEVER ORDINARY=本当の自分になろう”をテーマに、“本当に好きな自分”を投稿するキャンペーンを開催している。

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