今年のコミケは何が変わった？“常連
”えなこ、初参加スタジオなど注目ブ
ースも紹介

えなこ、コミックマーケット96新作写真集より　8月に突入し、いよいよ夏本番！　今週のイベントトピックスは、明日からスタートするコミックマーケット96をピックアップ。今年のコミケは、2020年の東京オリンピック開催に伴い運営面が例年と大きく異なるが、会場、開催日程、入場方法はどのように変わったのか？　コミケ常連のえなこによる「えなこみゅ」など、注目ブース情報と合わせてご紹介！

　これまでは東京ビッグサイト（東京国際展示場）の東・西ホール全館が会場となっていたが、同所が東京オリンピックの国際放送センター・メインプレスセンターとして使用されるため、今年はサークルスペースと企業ブースで会場が異なる。サークルスペースは東京ビッグサイトの西展示棟と南展示棟、企業ブースは青海展示棟に設置。両会場は約1.5キロ離れており、異なるエリアで開催するのはコミケ史上初となる。

　東京ビッグサイト東展示棟が使用不可となった結果（2020年冬のコミックマーケット99からは使用可能）、会場全体の面積が従来の75パーセントに縮小されたため、今年は開催期間を1日増やし、8月9～12日の4日間にわたって行われる（コミックマーケット97、98も4日間開催を予定）。また会場変更や開催期間の延長に伴い、開催費用や安全確保などの必要経費が増えたため入場方法が変更に。これまでは一般参加者は入場無料であったが、コミックマーケット96～98では、一般＆サークル参加者ともに入場規制中には有料リストバンドの装着が必須となる。リストバンド導入に関する詳細は公式サイトで発表されている（https://www.comiket.co.jp/info-a/C96/in2020-2/in2020-2）。

　例年とは異なる体制となるコミックマーケットだが、今年も注目ブース多数！　人気コスプレイヤーのえなこのサークル「えなこみゅ」（8月12日に参加）は、今年はパープルカラーがテーマの写真集が目玉となるほか、新作ポスター、会場限定グッズなどを販売。ムービックブースでは、アニメ「ぼくたちは勉強ができない」とのコラボ企画として、「桐須真冬×えなこ」のコスプレ撮り下ろし写真を使用したグッズが販売される。

ツインエンジンが初出展　さらに企業ブースにはツインエンジンが初出展し、「ゴールデンカムイ」コミケ限定のテレビアニメ原画集の販売、「からくりサーカス」主演の植田千尋のお渡し会（植田千尋描き下ろしセットの購入者を対象に先着50人に参加整理券を配布）が行われる。このほか、「井澤詩織のしーちゃんねる」「めっちゃすきやねん」「ここいば！」など声優によるラジオ番組のお渡し会も充実している。