7月12日 at メットライフドーム

7月12日 at メットライフドーム

【BUMP OF CHICKEN
ライヴレポート】
『BUMP OF CHICKEN TOUR 2019
aurora ark』
2019年7月12日 at
メットライフドーム

7月12日 at メットライフドーム photo by 古溪一道
7月12日 at メットライフドーム photo by 古溪一道
7月12日 at メットライフドーム photo by 古溪一道
7月12日 at メットライフドーム photo by 古溪一道
7月12日 at メットライフドーム photo by 古溪一道
7月12日 at メットライフドーム photo by 古溪一道
7月12日 at メットライフドーム photo by 古溪一道
7月12日 at メットライフドーム photo by 富永よしえ
 “みんながあったかく僕たちを迎えてくれたので、初めての場所なのに初めてな気がしないです。どうもありがとう!”と藤原基央(Vo&Gu)がライヴ中のMCで話していた通り、素晴らしくアットホームな歓迎ムードにも支えられ、最高のツアー初日となった。

 未だ幼馴染みパワー全開のまま、しっかりとアイコンタクトを取りながら、自分たちの曲を奏でることを無邪気に楽しみ、胸いっぱいの表情で歌ってコーラスする藤原、増川弘明(Gu)、直井由文(Ba)、升 秀夫(Dr)の4人。オーディエンスも心の窓を全開にして熱く応え、「Aurora」をはじめ、絶望的な状況に置いても立ち向かっていけるような、今日まで生きてきた意味をもらえるような希望の歌の数々に想いを募らせる。ファンとハイタッチを交わすメンバー、《迷子のままでも大丈夫》と語り掛ける「記念撮影」の包容力、「話がしたいよ」で沸き起こったシンガロングを嬉しそうに見つめる藤原、鳴り止まない“ありがとう”の歓声。目に映るどの瞬間も輝かしい。独特のナイーブさを湛えたメロディーと言葉が、サザンロックやブルーグラスなどさまざまなサウンドアプローチを駆使した楽曲を通して、終始大きなスケール感でメットライフドームを神秘的に彩っていた。

 絶賛ツアー中のため、詳しくは書けないけれど、BUMP OF CHICKENのカナダでのオーロラ探訪を追体験できるようなライヴだった。また、アルバム『aurora arc』で思いがけないダイナミックな物語性が感じられたのと同様、『aurora ark』ツアーも多くのときめきが待っているので、ぜひとも目撃してほしい。

撮影:古溪一道、富永よしえ/取材:田山雄士


セットリスト

  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。
BUMP OF CHICKEN プロフィール

96年、幼稚園からの幼なじみで結成された藤原基央(vo&g)、増川弘明(g)、直井由文(b)、升秀夫(dr)の4人から成るBUMP OF CHICKENは、数々のコンテストを荒しまくり、99年3月に<ハイラインレコーズ>からデビュー・アルバム『FLAME VEIN』を発表、活動を本格化する。続いて00年3月には2ndアルバム『THE LIVING DEAD』をリリースし、地道なライヴ活動の甲斐あって、着実に彼らの音楽が認知され始める。(現在は2作品とも廃盤となり、再発盤が発売されている)。

当時、メンバー全員が弱冠20歳とは思えないほどの円熟味、安定感を感じさせるプレイが圧巻であった。なかでも、フロントマンでありソング・ライティングを手掛ける藤原基央の存在が、このバンドを支えているといっても過言ではないだろう。詩人の「山田かまち」を彷彿させる文芸的な歌詞、感情をストレートにぶつけたメロディ——それは過剰に生々しく、いたってリアルな世界を築く。言葉の弾丸を音の銃に詰め込みブッ放す……まさしくそんな感触だ。因みにインディーズ〜メジャーでリリースされている作品全てに隠しトラックが収録されている。

00年9月、<TOY'S FACTORY>から1stシングル「ダイヤモンド」でメジャー・デビュー。翌01年3月にはメジャー2ndシングル「天体観測」が55万枚を超えるビッグ・セールスを記録し、日本のロック・シーンを背負って立つ存在となっていった。その後、02年2月には、本作を含むメジャー1stアルバム『jupiter』を発表、シングルとアルバムを通じて初のオリコン週間チャート初登場1位を獲得し、その地位を不動のものとした。また、同年夏には、BUMP OF CHICKENの楽曲の世界観・メッセージをもとに制作されたフジテレビ系ドラマ『天体観測』が放送され、インディーズ時代の作品を中心に数多くの楽曲画使用された。

03年3月に、彼らが以前からファンでもあった『ONE PIECE』の映画『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』主題歌に、メジャー6thシングル「sailing day」が起用され、若者のみならず、下は幼稚園生、上は子供を持つ親までの様々な年齢層のファンを引き込んだ。そして04年5月29日、彼らの地元でもある佐倉市民体育館にて完全招待制フリー・ライヴを行い、<スペースシャワーTV>で全国に生中継された。(余談だが、このライヴの際、会場のヴォルテージが最高潮に上がった瞬間、体育館の底が抜けるというアクシデントが起こり、ライヴが一時中断した。)04年8月には、藤原自身がジャケット写真を描いたメジャー2ndアルバム『ユグドラシル』をリリースし、本作もオリコン週間チャート堂々1位を獲得した。

06年3月には、藤原基央が書き下ろしたナムコの人気RPG『TALES OF THE ABYSS』用のサウンドトラック集『SONG FOR TALES OF THE ABYSS』をMOTOO FUJIWARA名義でリリース。その後、山崎貴監督との出会いからコラボレーションが結実するタイアップが実現。07年11月に公開された大ヒットを記録した映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』主題歌を担当。映画の台本と仮編集映像を見て書き下ろされたメジャー13thシングル「花の名」は、映画の素晴らしい内容とも相俟って、この年を代表する大ヒット・シングルとなり、同時発売されたメジャー13thシングル「メーデー」と共にオリコン週間チャート初登場1位、2位を独占するとう快挙を成し遂げた。

07年12月、前作から約3年4ヶ月ぶりとなるメジャー3rdアルバム『orbital period』をリリース。デビュー9年目にして今もなお、購買層を拡大し続け、また若者からの絶対的な信頼と指示を受け続ける。このバンドが発信し続けるメッセージは、これからも多くの人々に大きな感動を与えるであろう。それだけ彼らが創る音楽の影響力の大きさは計り知れない。まさに、“時代が必要とした奇跡のアーティスト”——それがBUMP OF CHICKENなのだ。BUMP OF CHICKEN オフィシャルHP

OKMusic編集部

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