祝・金川真弓 第16回チャイコフスキ
ー国際コンクール4位入賞!
あらゆる種類の音楽の良き解釈者となるために、このように柔軟に対応できるというのは大事なことです。私たちは多くの時間を一緒に過ごしていますので、もちろん彼女がどこで生まれ育ったのか、これまでどこの学校に通ったかも知っています。私も学んだジュリアード音楽院には彼女はとても若い時に通って、それからロサンゼルスに行きました。マユミはアメリカ人の女性だなと思うこともあれば、とても日本的な部分が垣間見える時もあります。この混ざり合った部分こそ彼女の魅力でもありますし、結局のところ彼女はスパイスの効いた日本人なんだなと思います。
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https://tch16.medici.tv/en/replay/semi-final-with-mayumi-kanagawa
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【金川真弓プロフィール】
1994年ドイツ生まれ。4歳から日本でヴァイオリンを始める。その後ニューヨークを経て、12歳でロサンゼルスに移る。現在はベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で、コリヤ・ ブラッハーのもと研鑽を積んでいる。
2018年、ロン=ティボー国際音楽コンクールで第2位に入賞するとともに最優秀協奏曲賞を受賞し、大きな話題を呼ぶ。また、2016年第18回プリンセス・アストリッド国際音楽コンクール、2013年第4回ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクール、2011年第26回アーヴィング・M・クライン国際弦楽コンクールでいずれも優勝をおさめ、国際的に高い評価を得ている。これまでに、ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団とベルクのヴァイオリン協奏曲を、アレクサンダー・シェリー指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団とチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を、モデスタス・ピトレナス指揮リトアニア国立交響楽団とブルッフのヴァイオリン協奏曲を共演している。この他、マリインスキー劇場管弦楽団、プラハ放送交響楽団、クレメラータ・バルティカ、ロサンゼルス室内管弦楽団等のオーケストラと共演を重ねている。ヴェルビエ、イエロー・バーン、アスペン等の音楽祭にも出演するほか、2012年にはアメリカの“パフォーマンス・トゥデイ”アーティストに選ばれ、演奏とインタビューがナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)を通じて全米に放送された。これまでに、日本で名倉淑子、ジュリアード音楽院プレカレッジで川崎雅夫、ロサンゼルスのコルバーン・スクールにてロバート・リプセットの各氏に師事。使用楽器は、ドイツ演奏家財団のドイツ国家楽器基金から貸与されたペトラス・グァルネリウス(マントヴァ、17世紀後半製作)。
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