ハローキティ初のハリウッド映画、脚
本家はリンジー・ビア氏に決定 『ワ
イルド・スピード』スピンオフなども
担当

現在進行中のハローキティおよびサンリオキャラクター初のハリウッド映画の脚本をリンジー・ビア(Lindsey Beer)氏が担当することがわかった。
ハローキティ初のハリウッド映画化企画は、米ワーナー・ブラザース・エンターテイメントと、傘下のニュー・ライン・シネマ、製作プロダクションであるフリン・ピクチャー3社製作によるもの。フリン・ピクチャーのボー・フリン氏がプロデューサー、同社のウェンディ・ジェイコブソン氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。
ビア氏は、同じく女性脚本家のニコール・パールマン(Nicole Perlman)氏、ジェニーバ・ロバートソン=ドワレット(Geneva Robertson-Dworet)氏と3名で脚本家プロダクション“ノウン・ユニバース”(Known Universe)を共同設立した人物。ノウン・ユニバースは、本映画のエグゼクティブ・プロデュースを担当するという。
リンジー・ビア氏
ビア氏は、これまでに『トランスフォーマー/最後の騎士王』『ゴジラ VS コング(仮題)』『Masters of The Universe(原題)』などの作品にたずさわり、近年ではエグゼクティブ・プロデュースも務めたNetflixオリジナル映画『シエラ・バージェスはルーザー』の脚本も担当。現在は『The Magic Order(原題)』のショーランナー、脚本、エグゼクティブ・プロデュースを務めている。また、ロバートソン=ドワレット氏と共同で『ワイルド・スピード』の女性中心のスピンオフ作品でも脚本とエグゼクティブ・プロデュースを手掛けている。

なお、ノウン・ユニバースのパールマン氏とロバートソン=ドワレット氏は、『キャプテン・マーベル』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『名探偵ピカチュウ』『トゥームレイダー ファースト・ミッション』などの原案・脚本を手掛けている。また、ノウン・ユニバースは現在、『シャーロック・ホームズ』シリーズのようなメジャーな作品に向けた脚本家ルームの運営を行い、今後発表される多くの注目プロジェクトに関わっているという。
ハローキティ初のハリウッド映画の公開時期、制作形態などは未定。世界配給は米ワーナー・ブラザース映画が手がける。

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