元宝塚の男役・七海ひろき「ソマリと
森の神様」で声優デビュー 鈴木達央
、早見沙織、小野友樹も出演

 テレビアニメ「ソマリと森の神様」の追加キャストが発表された。主人公のソマリ、ゴーレムと心を通わせていく子鬼の薬師・シズノ役には、2019年3月まで元宝塚歌劇団星組男役スターを務めた七海ひろきが抜てき。また、シズノとともに登場するヤバシラ役には鈴木達央、旅の途中で出会う2人組ウゾイとハイトラには、それぞれ早見沙織小野友樹が配役されている。
 同作は、「WEB コミックぜにょん」で連載中の暮石ヤコ氏によるファンタジー漫画のテレビアニメ化。争いに敗れた人間が絶滅の危機に瀕し、異形の生物に支配された世界が舞台。人間の少女ソマリが、“森の神様”とされる、感情を持たないゴーレムに出会い、旅を通じて絆を紡いでいく。
 今回の起用を受け、七海は「出会いと絆の大切さを感じさせる温かい作品。心が動かされる瞬間を大切に演じました。声だけでのお芝居に苦戦することもありましたが、周りの皆さんの優しさに何度も助けていただきました」と声優業の難しさに触れ、鈴木は「温かく残酷な世界観の中で、彼がいかにして普通に過ごしていくかという所を、監督たちと一緒に丁寧に作り上げさせていただきました」と収録を振り返っている。また、早見は「ウゾイのハイトラに対する思いの深さを声でも表現できればと思いマイクに向かいました」と役に対する思いを、小野は「一緒に登場するウゾイと共に、ソマリや観てくださる皆さんの中に、何か一石を投じる存在になれたら」とキャラクターに込めた期待を述べている。
 今秋放送予定とされていた放送時期が2020年1月に決定し、放送局や日時、主題歌などの続報は追って発表される。

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