『リトル・マーメイド』公開30周年記
念トレジャリング・ミュージック開催
:ゴミや漂着物で「アンダー・ザ・シ
ー」演奏

『リトル・マーメイド』が公開から30周年を迎えることを記念して、神奈川県・片瀬東浜海岸にて2019年6月8日(土)に、サプライズゲストにタレントの横山だいすけ氏を迎え、ごみや漂着物から楽器を制作・演奏する、ディズニー映画『リトル・マーメイド』公開30周年記念トレジャリング・ミュージックが開催された。

『リトル・マーメイド』は明るくて元気、好奇心旺盛なマーメイドのプリンセス、アリエルを主人公に、海を舞台にしたディズニー28作目の長編アニメーション作品。公開当時、アニメーション映画史上No.1の大ヒットを記録するとともに、第62回アカデミー賞においては、最優秀オリジナル作曲賞、最優秀オリジナル主題歌賞の2部門に輝くなど、ディズニーに新時代をもたらしたミュージカルアニメ。
横山だいすけ氏 (C) Disney

横山だいすけ氏 (C) Disney

ディズニー映画『リトル・マーメイド』公開30周年記念トレジャリング・ミュージックが、世界的に海への関心が高まる「世界海洋デー」の6月8日に藤沢市の片瀬東浜海岸にて、「日本一楽しいゴミ拾い」を掲げて江ノ島を中心に活動するNPO法人海さくらとの共催で開催された。

本取り組みは、ごみ拾いやビーチコーミング(海辺で漂着物や貝殻等を拾う行為)を通して海への環境意識を高めるとともに、アリエルが、流れ着いたフォークなどを宝物(=Treasure)のように大切にしていたように、ゴミや漂着物を楽器に変え、素敵な音楽を奏でることで本作の魅力である音楽の素晴らしさを伝える取り組み。

当日は、第152回海さくらゴミ拾いin「海ゴミゼロウィーク」からスタートし、ゴミ拾いとビーチコーミングを行った後、拾い集めたゴミや貝殻・漂着物で楽器を制作するワークショップを実施。

海岸での演奏会では、サプライズゲストとしてタレントの横山だいすけ氏が登場し、会場からは歓声がおきた。演奏会のステージでは、横山さんも楽器作りを体験されました。廃材から作られたチェロやパーカッションセット、ペットボトル製の打楽器を含んだ伴奏に、横山氏のボーカル、そして子どもたちによる自作楽器の演奏が加わり、世代を超えて愛される名曲「アンダー・ザ・シー」が奏でられた。

さらにサプライズとして、横山氏からもう一つの名曲「パート・オブ・ユア・ワールド」が披露され、会場が一体となって盛り上がった。

海岸での特別な演奏会を終えて、横山氏は「この海の楽器たちのおかげで、優しい音色に包まれている感じでした。外で歌うのはあまり経験したことはないですが、僕もみんなも海の中の生き物になったような感覚で、みんなとこの空間を一緒に楽しんでいるような、そんな気持ちになりました。」と感想を語った。

佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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