【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>HEY
-SMITH「音楽は世界で認められた合法
ドラッグやからな」

遂に始まった<SATANIC CARNIVAL '19>初日、SATAN STAGEのトップバッターとして登場したのはHEY-SMITH。登場するやいなや、猪狩秀平(G、Vo)が不敵に会場を埋め尽くすオーディエンスを見渡した後、「<SATANIC CARNIVAL '19>、いちばん最初に音を出すのはHEY-SMITHです!」と宣言し、続けて「ぶっ飛べ!」と叫んでから「Endless Sorrow」を放った段階から、そのテンション感が凄まじい。満(Sax)やかなす(Tb)も全身を震わせ、ステージ上には熱気が渦巻いていく。
彼らは2018年12月より始まった6thフルアルバム『Life in The Sun』のリリースツアーを終えたばかりだが、ひと息入れることなどなく、各地のフェスやイベントで暴れまわっているだけあって、会場や時間帯問わず、その力を発揮できるのだろう。小気味良いテンポ感がたまらない「Living In My Skin」ではフロア全体がひとつの生き物かのように躍動するような現象を作り上げ、オーディエンスを引っ張っていくのだ。
その後も、「頭おかしくなる準備はできてるか? 唯一、音楽は世界で認められた合法ドラッグやからな。バッキバキにキマって帰れー!」と猪狩が大声を上げてからプレイした「Fog And Cloud」ではサイケデリックなライティングもあり、落ち着いたトーンで異空間へ連れて行くスケール感を見せ、YUJI(B、Vo)のハイトーンと猪狩のシャウト混じりの歌声がいいコントラストを描く「Dandadan」を披露する等、よどみない流れでフロアを盛り上げていくのは流石のひと言。
ライヴ中盤からは、「やっぱ、<SATANIC CARNIVAL>は説明いらんな。好き勝手やって帰れー!」と猪狩が嬉しそうに話してから「20 Seconds」「Teenage Frustration」「Stand Up For Your Right」とショートチューンを連投し、そのままの勢いで突き進むかと思いきや、ただただ両手をおもいっきり振り回し、愚直に突き進むだけではないのが彼らの持ち味。さわやかに「Summer Breeze」を鳴らしてから、「Don't Worry My Friend」と「California(I will Follow Him)」といったポップチューンを届けていったように、そのチャンネルは様々。その奥行があるからこそ、より1曲1曲がガツンと響くのだ。
しかし、締めくくりはド直球にフロアを狂乱させる「Come back my dog」。猪狩が「ラスト1分、余計なことは考えるな。(オレたちは)次のバンドへバトンを渡すつもりなんてないで。全部、ぶっ壊していく!」と叫んだこともあり、その意志を汲み取ったオーディエンスも大暴れ。<SATANIC CARNIVAL '19>の幕開けにふさわしい、最高のスタートを決めてくれた。
取材・文◎ヤコウリュウジ
撮影◎瀧本 JON…行秀

【HEY-SMITHセットリスト】

1.Endless Sorrow
2.Living In My Skin
3.Fog And Clouds
4.Over
5.Stop The War
6.Dandadan
7.Let It Punk
8.20 Seconds
9.Teenage Frustration
10.Stand Up For Your Right
11.Summer Breeze
12.Don't Worry My Friend
13.California(I will Follow Him)
14.Come back my dog


■<SATANIC CARNIVAL'19>

6月15日(土) 幕張メッセ国際展示場9-11ホール
6月16日(日) 幕張メッセ国際展示場9-11ホール
・物販開始 BOOTH AREA 開場 9:00
・LIVE AREA 開場 10:30 / 開演 12:00

関連サイト

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。