期待の新星登場!繊細な感情を歌い上
げる「Saucy Dog」に注目!

関西発の3ピースバンド

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石原慎也(Vo&Gt)、秋澤和貴(Ba)、せとゆいか(Dr)の3人組バンド「Saucy Dog」。

元々はボーカル・石原慎也さんが大学時代に結成したバンドでした。

が、しかし……2015年に事件が発生します。

なんと、石原さん以外のメンバーが脱退してしまうのです!
そのため、その後数ヶ月は石原さん1人で活動を続けていました。

そんな中、メンバーとして加わったのがベースの秋澤和貴さんとドラムのせとゆいかさん。

2016年8月頃から現・Saucy Dogとしての活動が始まります。

そしてなんとこの年の12月、またまた事件が起こります。

なんと、「MASH A&R」というバンドオーディションでグランプリを獲得するのです!

事件というかなんというか、目覚ましい活躍ですよね……!

ボーカル・石原さんの透明感のある声はもちろん、繊細すぎる感情の描写や綺麗なメロディーラインが多くの人の胸を打ったのでしょう。

直後に公開された「いつか」は、YouTubeの再生回数が800万回超!

令和の時代に活躍するバンドであることは間違いありません☆

まずはこの3曲を聞いてみて♪

いつか

Saucy Dogを代表する楽曲。

大切な人との別れが歌われています。

大切な人と一緒に過ごした日常や感情の描写が印象的ですよね。

何が印象的って描写が細かい!

例えば冒頭の部分。

どんなところで過ごしているのか、大切な人がどんなキャラなのか。

そして自分はその人のことをどう思っているのか。

人物の行動や感情の動きが細かく描写されてるから、たった4行なのにすごくイメージしやすいですよね。

また、以下の部分は日常のシーンと重ね合わせた感情の表現も素晴らしいです。

当たり前すぎるものってなかなか思い出になりにくいと思うんです。

でもそれを切り取るSaucy Dogはすごい!

そしてその当たり前すぎるものに思い出を感じるだけでなく、それが無くなるということで思い出自体が遠のくという喪失感を歌うあたりが繊細すぎますよね!

胸がキューっとなります。

失恋なのか、それとも永遠の別れを歌っているのかについてはわかりませんが、該当する状況にあったら涙が止まらなくなるであろう一曲です。

真昼の月

夢を追いかけること、そして応援してくれる人への気持ちを歌った曲です。

冒頭で「母親」というワードが出てくることから、母親へ向けられた歌であると考えられます。

続く歌詞では「君」と表現されていますが、それくらい近い存在なのかもしれませんね。

応援していても、いざ離れるとなったら親はさみしいもの。

そしてそんな親の姿を思い浮かべると、子供も寂しくなってしまうもの。

親からの愛、そして親への信頼感を感じる素敵なフレーズですよね!

しかし、うまくいかないと下記のようにやさぐれ、そして後悔してしまうことも……。

なんだかうまくいかない時や、やらなきゃいけないことがある時。

そんな時こそ現実逃避したくなるものです。
でも、その誘惑に負けた後の後悔や虚無感たるや……。

夢やキラキラとしたシーンのみを歌うのではなく、ありがちな失敗や後悔を歌うのもサウシーのいいところ。

グッと共感度が高まりますよね!

ちなみに、曲の最後は前向きな言葉で締めくくられています。

親元を離れて夢を追っているという方!

辛くなったらぜひ聞いて、家族のことを思い出しながら頑張ってみてくださいね!

ゴーストバスター

夢を追う人すべてを応援する前向きな楽曲。

夢を諦めた自分。
周りの目や意見を気にして動けなくなった自分。

そんな自分を「亡霊」と表現しています。

しかし、そんな自分を生き返らせてくれた友人がいたわけですね。
でも、久しぶりに会ったら今度はその友人が亡霊に。

だから今度は自分が友人を生き返らせようと、前向きな言葉を投げかけるわけです。

タイトルの「ゴーストバスター」はここからきているんですね!

非常にユニークな楽曲です。

でも、メッセージは非常に熱いもの。

自分が苦しい時はもちろん、落ち込む友人がいたら送ってあげたい一曲です。

今後の活動に大注目!

以上、Saucy Dogの経歴や魅力、そして楽曲についてご紹介いたしました!

繊細すぎる歌詞に、なんだか胸がキューっとしたのではないかと思います。(笑)

人気急上昇中の彼らは、昨年あたりから大きなライブやフェスに引っ張りだこ。

今年も様々なフェスへの出演が決定しています。

ボーカル・石原慎也さんのハイトーンボイスは、生で聞くとさらにいいんですよね……!

クスリとくるようなMCや人柄も魅力的です。

ぜひ足を運んでみてくださいね!

そして新曲も期待して待ちましょう♪

TEXT ゆとりーな