布袋寅泰、氷室京介の第一印象は「目
がカッと鋭くて…近寄りがたい」

 ギタリストの布袋寅泰が1日放送の日本テレビ系『嵐にしやがれ』に出演。氷室京介との出会いなどエピソードを語り、BOOWYは当初、「群馬暴威」の名称が提案されていたことを述べた。

 16歳のときバンドを結成した布袋。ライバルとなるバンドのボーカルに氷室がいたという布袋は、「目がカッと鋭くて、近寄りがたい印象でしたね」と当時の氷室の印象を語った。

 さらに、布袋が肺気胸で入院した際のエピソードも紹介。医師から手術後はなるべく大きな呼吸をしないように言われた中、氷室や友人が見舞いに。「お見舞い持ってきたから」と布袋の目の前で本を開いて見せたという。

 布袋は「エロ本なんですよ。呼吸をなるべく静かにしないといけない。腹立たしいやら、おかしいやら、興奮するやら」とエピソードを語り、二宮和也は「めちゃくちゃ仲良い」と感心していた。

 高校3年の3学期に中退し、プロのギタリストを目指して上京。ただ、なかなかチャンスに巡り合えなかった布袋だったが、「一緒にやろう」と氷室が声をかけてきたという。

 結成したバンド名は「暴威」。布袋は命名の由来について、当時所属していた事務所のプロデューサーが「君たちのバンド名を考えたよ。群馬暴威っていうのはいかが?」と漢字4文字の名称を提案した。

 その当時、横浜銀蝿が大人気を博しており、「僕らもパンクの影響があったし、ちょっとコワモテな感じだったし、群馬から出てきたから」との理由で“群馬暴威”の提案につながったようだ。

 布袋は「バンド名、群馬暴威は勘弁してくださいよ」と抵抗。「結果的に漢字の暴威になったのを、漢字もちょっと怖すぎる」とし、その後、伝説とまで呼ばれるようになる「BOOWY」が誕生することになったようだ。

 活動期間およそ6年で解散したBOOWY。布袋は「最高のところまで力を合わせて一つになって、そうやってパーンと花火のように散ろうぜ」という意識がメンバーの目標としてあったという。

 そして、「チャートで1位になったんですよ。あっ、来たな。燃え尽きる時が近づいてきたなっていうのが4人の中にあったと思いますね」と布袋は当時抱いた感覚を振り返っていた。

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