バラエティーに富んだSUSHI BOYSは音
楽界の寿司屋だ

掘れば掘るほど面白い楽曲が見つかる。
独自のミクスチャー感覚とヴァースが冴
えるSUSHI BOYS

世界に誇る米と島国の特産物、魚介類。それが合わさった寿司は唯一無二のカルチャーです。音楽界にもフードを大切にする極上の職人が存在します。独自の音楽性で人気を博す、その名もSUSHI BOYS。最新作の「drug」
から1stアルバムまでおすすめの曲をYouTubeと共に紹介します。

SUSHI BOYSとは?

SUSHI BOYSは埼玉県越生出身の2MCによるラップグループです。メンバーはファームハウス、サンテナの2人。出身地、埼玉県越生市の土地の価格を上げることを目的に活動しています。生まれ育った土地に恩返しをしたい一心はまさにヒップホップのマナーに乗っ取ったもの。
きっかけはYouTubeだったそうです。YouTubeにコメディー動画を載せていた彼ら。農家とヒップホップを組み合わせたらどうなるか、という話がラップをするトリガーとなり、SUSHI BOYSという稲の苗になりました。
2018年にはファームハウスと実の兄弟であるエビデンスが脱退しましたが、メンバーは口出しをすることではないとして理由については言及しませんでした。突き放すでも縋りつくでもなく、歩みを止めない彼らの繋がりはクールで返って絆を感じます。岡崎体育、須藤凜々花、DAOKO、SEEDA、SALUやLick-G、唾奇など、多くの著名人が彼らに注目しています。彼らは自身の楽曲だけでなく他のアーティストにも極上のネタを提供しています。私立恵比寿中学の「熟女になっても」にはフューチャリングとして参加。MAGIC BOYZの「O.NE.DA.RI」、lyrical schoolの「シャープペンシル」をプロデュースするなど多方面へ楽曲提供も精力的に行っています。
またファション方面にもアクションを起こしています。
ファッションブランド「WE GO」の2018年春服にモデルとして出演しました。世界的ファションブランド「A BATHING APE」にも2018年夏服のモデル出演。ファション誌オーリーの表紙にも抜擢され、活躍の場を広げました。

おすすめを5曲厳選

「drug」
薬をテーマにした最新曲です。トラックはポップなサウンドで耳触りが良く、リリック自体は熱も意味もぎっしりと込められています。楽しいに草冠をつければ、薬。薬と楽しいは、近しいものなのかもしれません。〈好きなものは好きなようにそれが一番のgood drug〉は心に刻んでおきたい程の名フレーズだなと感じました。

「軽自動車」
ファーストアルバム「NIGIRI」から。とても軽自動車をテーマにしてるとは思えない洒落たメロディーが印象的です。シャレの効いた歌詞には適度な緩さがあって肩の力が抜けていくのを感じました。
アノラック的な心地よい違和感は病みつきになります。また田舎で生まれ育った筆者としてはMVを見て故郷に帰ったときのような安心感と、幼少期の懐かしさに想いを馳せてしまいました。並べられている言葉がポジティブなので哀愁に浸り過ぎずに故郷を楽しむことが出来る魅力的な楽曲です。

バラエティーに富んだSUSHI BOYSは音楽界の寿司屋だはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。