【ライブレポート】LOUDNESS、2019年
最初の国内ツアーが開幕

先頃、自己初となるオーストラリア・ツアーを成功に終えたLOUDNESS。その帰国直後にあたる5月15日、今度は2019年初となる国内ツアー<LOUDNESS JAPAN TOUR 19「HURRICANE EYES+JEALOUSY」>が幕を開けた。最初の公演地となった名古屋・DIAMOND HALLは文字通り満員御礼の大盛況となり、今月末まで続くこのツアーはきわめて幸先の良いスタートを切ることになった。
ツアー・タイトルからも明らかであるように、今回のツアーは『HURRICANE EYES』と『JEALOUSY』という両作品をテーマに据えたもの。どちらもすでに30周年記念エディションが発売され、熱心なファンにとってのマスト・アイテムとなっており、この2作品が当然ながらこのツアーでの選曲の軸となっている。なかにはまさに30年近く演奏されてこなかった楽曲も含まれていたが、そうした楽曲と改めて向き合うことはステージ上のメンバーたち自身にとっても新鮮な刺激に満ちていたに違いない。ライヴの冒頭、名古屋公演だというのに二井原実が「東京!」と呼びかけてしまう場面もあったが、それもまたある種の緊張感と興奮の表れだったのだろう。
もちろん、この2作品以外からも、今現在のLOUDNESSを象徴する楽曲や、イントロが聴こえてきた瞬間に「まさか!」と声をあげそうになるナンバーまで、納得と意外性が同居する、実に濃密な演奏内容となっていた。これから各地での公演に足を運ぶ読者のためにも具体的なセットリストの掲載は控えておくが、『HURRICANE EYES』と『JEALOUSY』を聴き込んで臨めば楽しみは大きく増幅することになるはずだし、逆に、そうした準備をせずにライヴに臨み、あとから両作を復習するのも面白いかもしれない。

この夜は、ちょうど同日に名古屋入りをしていたBLACK EARTHのマイケル・アモットとシャーリー・ダンジェロも表敬訪問に訪れ、帰国後ごくわずかなリハーサルを経てオーストラリア・ツアーとはまるで異なったプログラムを演奏していたLOUDNESSに対し、驚嘆の声をあげていた。本日、5月16日に名古屋・CLUB QUATTROで開幕を迎える彼らの全国ツアーにも、LOUDNESSのツアーともども注目したいところだ。
文・撮影◎増田勇一

■<LOUDNESS JAPAN TOUR 19「HURRICANE EYES+JEALOUSY」>

5月15日(水) 愛知・名古屋DIAMOND HALL
5月17日(金) 大阪・Zepp Namba OSAKA
5月18日(土) 広島・BLUE LIVE HIROSHIMA
5月20日(月) 福岡・Zepp Fukuoka
5月24日(金) 宮城・仙台 PIT
5月26日(日) 北海道・Zepp Sapporo
5月31日(金) 東京・Zepp Tokyo

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