中村倫也と木下晴香が「ホール・ニュ
ー・ワールド」を初披露! 熱い?じ
ゅうたんトークも展開した『アラジン
』楽曲お披露目イベント

4月22日(月)東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにて、映画『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」お披露目イベントがおこなわれ、プレミアム吹替版キャストの中村倫也と王女ジャスミン役の木下晴香が登壇した。
『アラジン』は、ディズニーの同名アニメーションを実写化した作品。1992年に公開されたアニメ版では、砂漠の王国アグラバーに暮らす青年アラジンと、王宮を抜け出したジャスミン王女の恋と冒険が描かれた。実写版でアラジンを演じるのは、海外ドラマ『NIKITA /ニキータ』で俳優としてデビューしたメナ・マスード。王女ジャスミン役を『パワーレンジャー』のナオミ・スコットが演じる。さらに、ランプの魔人ジーニー役でウィル・スミスが登場。メガホンを『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督がとっている。

『アラジン』のプレミアム吹替版は、キャストが台詞だけではなく、歌まで完全に吹替える日本語版。この日のイベントは、主人公・アラジン役の中村と、王女ジャスミン役の木下が同作を象徴する楽曲「ホール・ニュー・ワールド」を歌唱するものだ。
映画『アラジン』 (c)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
会場が暗転し、ステージ上に作品をイメージした夜空が現れると、両袖から中村がアラジンをイメージした白いスーツ姿で、木下がジャスミンのような金の刺繍が施されたエメラルドグリーンのドレス姿で登場した。木下が中村のリードで舞台中央へ移動すると、ふたりを乗せたじゅうたんがふわりと浮き上がる演出が。“満天の星空”を背景に、中村と木下は手を取り合い「ホール・ニュー・ワールド」を歌いあげた。ラストは、中村が木下の頭を優しく胸に寄せ、夜空に消えてステージは幕を下ろし会場からは大きな拍手が巻き起こっていた。
初めて「ホール・ニュー・ワールド」を披露したふたり。中村が「尋常じゃないくらいのどが渇いて汗が出ました!すっごく緊張しました!」とコメントすると、木下も「私もすっごく緊張しました!でもこの素敵な生演奏と、魔法のじゅうたんを見て、この素敵なステージを思いっきり楽しもうと思いました!」とパフォーマンスを振り返る。
さらに中村は「ふたりで魔法のじゅうたんに乗って空を飛ぶシーンは、本当に映像が凄いんです!本当に空を旅しているような感覚になるんです。歌入れの時は映像を観ながらとてもワクワクしたので、皆さんも同じ思いになって頂けるはずです!」と熱く語る。なお、ふたりとも、映画の吹き替えは今回が初挑戦。参加が決まった時のことを、木下は「本当に『信じら~れないわ~♪』という感じです(笑)。もともとディズニーファンなので、素晴らしいものにしなければ!と思いました」と述懐。中村は「ぶったまげましたね!そもそも『アラジン』が好きで自分がディズニー作品に関わると思ってはいなかったので、これは頑張らねば!と気合が入りました。ちょうど役が決まった時に薬局にのど飴を買いに行ったら、レジのおばさんに『歌わなきゃだもんね。』と応援されたんです(笑)」と明かした。
左から、木下晴香、中村倫也
ふたりは、魔人ジーニーによって引き合わされる自身のキャラクターについてもコメント。中村は「とても純粋でダイヤモンドの心をもちながら、自分の環境を変えたいと強く思っているです。そんなアラジンはジャスミン、ジーニーと出会うことで、青年から大人へと成長してゆくのです」と、木下は「王女の身分であるジャスミンは、宮殿の外の世界を見たいんです。そして国を引っ張って行かなきゃいけないという強い思いもある。その反面、アラジンに惹かれていく彼女は乙女なんです。とても素敵なキャラクターですよ!」と、見どころを含めて語った。
続けて、本作のテーマ「運命の出会い」や「願い」に話が及ぶと、中村は「この魔法のじゅうたんが欲しいなー。これ持って帰れるかな?(笑)でもあまり高く飛びすぎるとまだ寒いかなー」と独特のコメント。さらに、木下が「私もジャスミンと同じでもっと広い世界を見てみたいです。海外にももっと行ってみたいです!」と願いを語ると、すかさず中村は「じゅうたん乗ってく?」と、絶妙な合いの手を入れて会場を沸かせていた。
『アラジン』は6月7日(金)全国公開。

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