AmPm、バンドスタイルで初のライブパ
フォーマンス
AmPmが自身初となるライブイベントを4月21日に行った。
昨年のジョナス・ブルーの来日公演時や、ULTRA MIAMI、ULTRA KOREA、ULTRA JAPANなどでDJプレイをする彼らを見てきた人にとっては、AmPm = DJユニットという認識を持っているだろう。彼らがこれまで発表してきた楽曲も全てダンスミュージックを軸としているからなおさらだが、なんと今回はバンドを従えてライブパフォーマンスを行うという。AmPmの楽曲の世界観をバンドスタイルでどのように表現するのか? その時の模様をお届けしたい。
AmPm初のライブの舞台は東京・表参道にあるWALL&WALL。表参道交差点の一角にあるこのスペースは、音楽をはじめ、ファッション、デザインなど様々なカルチャーにおいて感度の高い人たちが集う非常に都会的な場所だ。イベントタイトルは<AmPm Thinking“APRIL”>。“AmPmが考える今旬なアーティスト”をセレクトしたプレイリストを毎月公開している彼らが、そのコンセプトをイベントへ発展させるという狙いがある。
AmPm初のライブの舞台は東京・表参道にあるWALL&WALL。表参道交差点の一角にあるこのスペースは、音楽をはじめ、ファッション、デザインなど様々なカルチャーにおいて感度の高い人たちが集う非常に都会的な場所だ。イベントタイトルは<AmPm Thinking“APRIL”>。“AmPmが考える今旬なアーティスト”をセレクトしたプレイリストを毎月公開している彼らが、そのコンセプトをイベントへ発展させるという狙いがある。
プレイリストがコンセプトという通り、今回のイベントには多彩なアーティストが参加。その大トリをAmPmが務める。今回の出演者ラインナップはTamon、shigge、Ryouhei Kubota、Lucky Kilimanjaro、eill、AmPmとなっている。イベントはTamonの力強くグルーブ感溢れるDJから始まり、ドラムパッド、キーボードなど各種コントローラーを駆使してライブ感のあるダンスミュージックを繰り出すshiggeへとバトンタッチ。
次に登場したのはスティルパン奏者のRyohei Kubota。スティルパンの美しい音色を活かした演奏に、ディレイなどギターエフェクトを織り交ぜていくという独特なパフォーマンスで来場者を異空間へ誘う。そのテンションから続いて登場したLucky Kilimanjaroの都会的でポップなサウンドが場内をヒートアップさせ、それをeillが艶やかでソウルフルなR&Bでさらにリードしていく。
次に登場したのはスティルパン奏者のRyohei Kubota。スティルパンの美しい音色を活かした演奏に、ディレイなどギターエフェクトを織り交ぜていくという独特なパフォーマンスで来場者を異空間へ誘う。そのテンションから続いて登場したLucky Kilimanjaroの都会的でポップなサウンドが場内をヒートアップさせ、それをeillが艶やかでソウルフルなR&Bでさらにリードしていく。
そして会場のボルテージが最高潮に高まった20時30分、ついにAmPmが登場した。幻想的なジャングルをイメージさせるSEの中、AmPmの二人がステージへ。ミステリアスな雰囲気によって、これまでの空気を一旦リセットし、AmPmの世界観へ一気に引き込んでいく。それに続いて今回のバンドメンバーがステージへ集結し、AmPmライブの準備が整った。
AmPmが担うサウンドエフェクト、ドラムパッドに加え、ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムの7人編成のバンドスタイルだ。初めてのライブパフォーマンスに期待が高まる中、1曲目に披露されたのは昨年12月にリリースされた「Faded Love」。この楽曲でボーカルを務めたMichael Kanekoがこのライブにも登場。
AmPmが担うサウンドエフェクト、ドラムパッドに加え、ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムの7人編成のバンドスタイルだ。初めてのライブパフォーマンスに期待が高まる中、1曲目に披露されたのは昨年12月にリリースされた「Faded Love」。この楽曲でボーカルを務めたMichael Kanekoがこのライブにも登場。
しっとりとした雰囲気を持つ曲だが、ライブパフォーマンスではエモーショナルな部分が存分に引き出され異様なほどの盛り上がりを見せる。続いては「Darling Break Free」。こちらもMichael Kanekoがボーカルを務めた楽曲だ。Michael Kanekoが来場者をグイグイ煽り、2曲を披露したところでMichael Kanekoがステージから下がり、次に登場したボーカリストはあのNao Kawamuraだ。
3曲目はAmPmがオリジナル曲で初めてNao Kawamuraをボーカルに招いた「I don’t wanna talk」。バンドスタイルでありながら原曲の再現度の高さに圧倒される。ボーカルはそのまま「Who do you love?」、「Keep us Alive」へ続いていく。これら2曲は本来、外国人女性ボーカリストだが、Nao Kawamuraがそのパワーに劣らないパフォーマンスで会場を盛り上げる。
3曲目はAmPmがオリジナル曲で初めてNao Kawamuraをボーカルに招いた「I don’t wanna talk」。バンドスタイルでありながら原曲の再現度の高さに圧倒される。ボーカルはそのまま「Who do you love?」、「Keep us Alive」へ続いていく。これら2曲は本来、外国人女性ボーカリストだが、Nao Kawamuraがそのパワーに劣らないパフォーマンスで会場を盛り上げる。
「Keep Us Alive」はベーシストがMicro Korgを操り、図太いサブベースで会場を震わせつつバンド全体で高揚感を煽り、テンションを極限まで高めたところで一気に開放するという非常に抑揚あるパフォーマンスで来場者を魅了。会場のボルテージが上がりきったところで、ボーカルを再びMichael Kanekoにスイッチし「Turn Your Love Around」へ。AmPmの中でもBPMが速めのアッパーな楽曲だが、ライブではMichael Kanekoがそれに輪をかけて盛り上げる。
その流れからMichaek Kanekoが今年1月にリリースした新曲「When We Were Young」を披露。11拍子という非常に独特なリズムを持つこの楽曲をAmPmのバンドが完璧に再現した。ライブのラストを飾るのは、AmPmのデビュー作にして海外での注目を一気に集めた大ヒット作「Best Part Of Us」。ボーカリストにMichael Kanekoを招いた作品だが、ライブではNao Kawamuraもボーカルで参加。二人が「Best Part Of Us」を歌い上げつつ、来場者もサビの“Best Part Of Us”のフレーズを大合唱するなど、ライブの締め括りに相応しいものになった。
「彼らが一体どのようなライブパフォーマンスを見せるのか?」謎に包まれたまま迎えた今回のライブだが、全8曲、時間にして約40分間というライブでAmPmの世界観を十分に体感できるものになっていた。今回のイベントはチケットもソールドアウトし、体験できた人間は限られた数であるが、ここに来た人たちは皆、AmPmの魅力はもちろんのこと、AmPmが掲げるコンセプチュアルなイベントの意味をしっかり受け止めることができたとものと思う。
次回<AmPm Thinking~>の開催は未定だが、今回AmPmのライブを見逃した人に朗報がある。毎年、横浜赤レンガで開催されている音楽イベント<GREENROOM FESTIVAL’19>の5月25日にAmPmが出演することが決定しているのだ。こちらのステージでも今回同様のバンドスタイルでパフォーマンスするということなので、AmPmのライブに興味を持った方はぜひこのイベントへ。
その流れからMichaek Kanekoが今年1月にリリースした新曲「When We Were Young」を披露。11拍子という非常に独特なリズムを持つこの楽曲をAmPmのバンドが完璧に再現した。ライブのラストを飾るのは、AmPmのデビュー作にして海外での注目を一気に集めた大ヒット作「Best Part Of Us」。ボーカリストにMichael Kanekoを招いた作品だが、ライブではNao Kawamuraもボーカルで参加。二人が「Best Part Of Us」を歌い上げつつ、来場者もサビの“Best Part Of Us”のフレーズを大合唱するなど、ライブの締め括りに相応しいものになった。
「彼らが一体どのようなライブパフォーマンスを見せるのか?」謎に包まれたまま迎えた今回のライブだが、全8曲、時間にして約40分間というライブでAmPmの世界観を十分に体感できるものになっていた。今回のイベントはチケットもソールドアウトし、体験できた人間は限られた数であるが、ここに来た人たちは皆、AmPmの魅力はもちろんのこと、AmPmが掲げるコンセプチュアルなイベントの意味をしっかり受け止めることができたとものと思う。
次回<AmPm Thinking~>の開催は未定だが、今回AmPmのライブを見逃した人に朗報がある。毎年、横浜赤レンガで開催されている音楽イベント<GREENROOM FESTIVAL’19>の5月25日にAmPmが出演することが決定しているのだ。こちらのステージでも今回同様のバンドスタイルでパフォーマンスするということなので、AmPmのライブに興味を持った方はぜひこのイベントへ。
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