劇場版最新作「名探偵コナン 紺青の拳」公開中!

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【「名探偵コナン」インタビュー:コ
ナン&怪盗キッド編】高山みなみ&山
口勝平が語る“ぶれない関係”

劇場版最新作「名探偵コナン 紺青の拳」公開中!(c)2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 宿命のライバルとして幾度も火花を散らしてきたコナンと怪盗キッドがタッグを組む!? 「名探偵コナン」劇場版シリーズの最新作「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」では、約4年ぶりとなる“コナン&怪盗キッド回”が実現。今作の2人は、シリーズ初の海外シンガポールを舞台に、ともに戦い、ともに難事件に挑んでいく。急接近する2人だが、コナン役の高山みなみと怪盗キッド役の山口勝平は、物理的な距離が縮まったとしても、“探偵と怪盗という関係”は決してぶれないと声をそろえる――。「名探偵コナン」2本立てインタビューの第2弾「コナン&怪盗キッド編」は、コナン&キッドの関係性や今作の見どころ、そして“もうひとりのメインキャラクター”京極真の印象を語っていただきました!(取材・文/編集部)
コナン&キッドの間にある
「信頼」と「受け入れてはいけない部分」
――今作は、コナンとキッドが、世界最大の宝石ブルーサファイア「紺青の拳」をめぐって、殺人事件や巨大な陰謀に巻き込まれていきます。本来ライバル関係である2人が協力しあうというストーリー展開はいかがでしたか。
キッドによってシンガポールに連れてこられたコナン(c)2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会山口 今回は頭から最後までずっと(コナンとキッドが)一緒にいるので、すごく楽しかったです。一緒に謎解きする場面もあったので、収録中にみなみさんと「どういう風にやろうか」とよく話しました。
高山 あと今作は(山口が)ずっとスタジオの中にいたよね。
山口 劇場版の時は、僕はだいたい最初と最後しかいないですからね(笑)。そういう意味では、我ながら今回はよくしゃべるなと(笑)。
――今作を通して気付いた、お互いのキャラクターの魅力を教えてください。
高山 今回のキッドは“裸”でした。キッドがあそこまでやられる姿は初めて見ましたし、ケガをして自分で手当てをする姿も初めて見ました。
ボロボロのキッド…その身に何が!?(c)2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会山口 僕は、「コナンくん、かっこいいな」「頼りになるな」と思いながら見ていました。「キッドが(コナンに)頼りすぎているんじゃないか?」という部分もなきにしもあらずですが……。
高山 (笑)。お互いに頼りにしている、信頼し合っていることがわかります。もちろん「受け入れてはいけない部分」はたくさんあるので、映画の中だけ特別です。
山口 最初に登場した時は、「怪盗は創造的な芸術家だが、 探偵はその後を見て難癖つけるただの批評家にすぎない」と言い放っていたキッドが、今回は「握った拳のなかにまるで何かがあるかの様に思わせるのがマジシャンで、その拳を開く前に中身を言い当てるのが探偵」と言っています。そのセリフを通して、キッドの変化を感じました。
――コナンとキッドの関係性を表す上で「信頼」という言葉が出てきたのは驚きでした。初期と比べて、2人の距離は縮んできているのでしょうか。
山口 最初と比べたら随分変わってきていますが、みなみさんとは「『探偵と怪盗』という一定のラインを守り、近づきすぎないようにしようね」と、よく話しています。だから「天空の難破船(ロスト・シップ)」の時は……。
高山 近寄りすぎちゃったんだよね。
変装させられたコナンはアーサー・ヒライと名乗るはめに(c)2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会山口 そうですね。でも今回の距離感はすごくいいなと思っています。「この距離だな」という感じがしました。
高山 背中を預けることができるくらいの信頼感はあります。でも決して“仲良し”ではないんです。同じ目的に向かってだったら手を組むことはできるけど、目的が達成されたら離れる。そこがいい関係だと思いますね。
――あくまで「探偵と怪盗」である上での信頼関係ということですね。
高山 そうですね。それをお互いがわかっているから、コナンはキッドに命を預けられる。抱えられて空中散歩してますからね(笑)。麻酔銃でキッドを眠らせて警察に突き出すことはしないし、キッドも空中で手を離さない。そういう関係です。
――ちなみに、今回2人が行動をともにするなかで「こんな時まで一緒にいるの!?」と驚いた場面はありましたか。
高山 どんな部屋割りでの旅行だったんですかね(笑)。なぜキッドとコナンが一緒の部屋?
山口 あそこしか泊まるところがなかったんでしょうね(笑)。あとは、京極と戦うキッドをコナンが助けてくれた後、キッドがコナンを迎えに行った場面。夜景をバックに2人で話しているんだけど、内心は「こんな絶景をなんでこいつと見なければいけないんだ」という(笑)。こういう描写は、やっぱり「天空の難破船」あたりからだよね。
高山 そうだね。行動と気持ちにズレはあるけど、超絶イヤではない(笑)。「超えちゃいけない線」も全て分かりあっている距離感だよね。