L→R ゆーやん(Dr)、みくる(Vo)、山吹りょう(Gu)、星野李奈(Ba)

L→R ゆーやん(Dr)、みくる(Vo)、山吹りょう(Gu)、星野李奈(Ba)

【エルフリーデ インタビュー】
メジャーデビューで終わりたくない
行けるところまで行きたい

ヴォーカルは豹変しないけど、
その分、他の3人がやりたい放題

続いてりょうさんにもサウンドの話をうかがいますが、ギターはどこをどう聴いても“すげぇなぁ”という感想です。

りょう
ありがとうございます(笑)。

分厚い音のリフもあれば流麗なギターソロもあって表現力も多彩で、ほんと“恐れ入った!”という感じですよ。

りょう
小さい頃からギターを弾ける環境にはあって。父がギターをやっていたので、自分も何となく♪ジャーン〜って遊んでいたんです。学生になってから本格的に弾くようになったんですけど、母がギターを買ってくれました。

聴くほうはどんな音楽が好きだったんですか?

りょう
これもまたお父さんからの影響なんですけど、Charさんとかブルース系が好きで。だから、ギターもそこから入りましたね。

若い頃から渋い音楽をやっていたんですねぇ(笑)。個人的には「Lost thing,Last song」が特にカッコ良かったです。アコースティックギターを使ってますが、アコギってちゃんとしたテクニックがあってこそ弾けると思うんです。その辺がギタリストとしてのプライドを感じたところですね。

りょう
ありがとうございます! そもそも普段あまりやったことがないタイプの楽曲だったので、最初は“どうしよう?”みたいな感じがありましたけど。

ちょっとDavid Bowieの「Ziggy Stardust」を思い起こさせる感じですよね。

李奈
作曲した平野俊輔さんが好きだから(笑)。
りょう
うん(笑)。ちょっと洋楽を意識した感じですよね。

さて、そうしたロックサウンドに、かわいらしいというか、張りすぎないみくるさんのヴォーカルが乗っています。そのギャップもエルフリーデの面白さだと思うんですが、みくるさん自身はどんなふうに感じていますか?

みくる
初めてもらった曲はインディーズの時の「Starlight」だったんですけど、それを最初に聴いた時からすぐに“あっ、歌いたい”と思いました。

アルバム『real-Ize』の収録曲にしても、どれもメロディーラインはキャッチーで親しみやすいものが多いですからね。

みくる
ただ、今回のアルバムは本当にいろんな曲があって…今までエルフリーデがやってきたこともあるし、新しい要素もどんどん生まれていて。歌ったことがないラップ調もあって結構苦戦したところもあったんですけど、使ったことがない声で歌ってみたりしましたし、いろんな自分の声を詰められたんじゃないかと思ってます。歌い方のアドバイスをいただいたりもして、“こういうふうに歌ってみてもいいかも”って話し合ったりしながら作っていった感じです。
李奈
みくるは清楚な声だと思うんですよ。最近だと乃木坂46さんとかも結構熱い楽曲だけど声は張ってないものがあるじゃないですか。サビが結構激しいのにうるさく聴こえない。エルフリーデにもああいう雰囲気があるんじゃないですかね。シンセがめちゃくちゃ重なってて、ベースはシンプルでありつつも、ドラムはすごく入ってるとか。そういう新しいところと、王道のポップスが混じっている感じというか。

なるほど。それではヴォーカリストとしてはエルフリーデの歌詞についてどう思っていますか? 

みくる
歌詞をいただいてから何度か読んで、自分なりにイメージを作って、レコーディングやライヴの時は感情を入れて…というか、“女優・みくる”になってます(笑)。

ゆーやんさんはスティック持つとモードが変わるとおっしゃってましたけど、みくるさんもマイクを持つとスイッチ入っちゃいますか?

みくる
…変わります(笑)。
李奈
でも、みくるちゃんは謙虚で、ヴォーカリストだけど前にはガンガン出ないタイプなので、ステージではあんまり豹変しないんです。それでも芯があって、ちゃんと歌ってくれる。ピッチもしっかりしているし、声も武器ですし。その分、他の3人がやりたい放題で、“弾くぞー!”って感じなんです(笑)。

そうなんですね。「Starlight」に《いつも笑えるよって泣いて 強がっていた》というフレーズがありますが、こういう複雑な感情が絡み合っているところがエルフリーデの歌詞の面白さだと思います。この辺はどうとらえていますか?

みくる
一応、自分自身の中で解釈してて、イメージは常にあります。今回の楽曲は全部前向きですよね。“辛いこともあるけど前を向いていこう”という。なので、どの曲も入り込みやすいところはあると思います。

「エンドロール」の歌詞には《泥だらけでも歩いてく》ともあります。ここもまた決意めいたものを感じるところで、メジャーデビューアルバムのラストでこうした歌詞を歌うというのはロックバンド的だと思いますよ。

みくる
私、「エンドロール」がすごく好きで。メンバーはみんな、もともと個々に活動してて、それぞれいろんな道を歩んできて、音楽で頑張っていきたいと思ってきただろうから、あの歌詞にはそういう今までの気持ちも詰まっているんじゃないかと。これまでの道のりというか。メジャーデビューは決まってますけど、そこだけで終わりたくないし、どんどん行けるところまで行きたいと思っていますから。

取材:帆苅智之

アルバム『real-Ize』2019年4月24日発売 KING RECORDS
    • KIZC-535〜6
    • ¥2,800(税抜)
    • ※CD+DVD
エルフリーデ プロフィール

2017年8月結成、ガールズロックバンド“エルフリーデ”。サウンドプロデューサーにピアノギターロックバンド“Quint”の小田内志徳を迎え、キャッチーなメロディを特徴とする力強さとPOPさを兼ね備えたロックサウンドを奏でる。2017年11月4日に初ライヴを渋谷TSUTAYA O-Crestにてワンマンで実施。250人ソールドアウトというスタートを切り、2018年6月には初音源となる自主制作盤ミニ・アルバム『- LOVE & -』を発表し、ライヴ会場とオフィシャルHP通販のみの限定販売ながらファースト・プレスは即完売。2019年2月16日表参道GROUNDにて行われた2ndワンマンで、結成から約1年半にしてキングレコードよりメジャーデビューを発表。2019年4月24日、10曲入り1st full album「real-Ize」が全国発売決定。只今“エルフ”(エルフリーデのファンの俗称)絶賛増殖中につき、大注目の新人ガールズロックバンドである。エルフリーデ オフィシャルHP

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OKMusic編集部

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