1万枚売らないと解散!ゑんら滝口きららの「妖怪ディスコ」への想い

1万枚売らないと解散!ゑんら滝口きららの「妖怪ディスコ」への想い

1万枚売らないと解散!ゑんら滝口き
ららの「妖怪ディスコ」への想い

滝口きらら ゑんら

2000年2月10日 18歳
Twitter:@wyenra_kilala
Blog:滝口きらら オフィシャルブログ

「ゑんら」でも、「滝口きらら」でもエゴサしています
──「TOKYO IDOL QUEEN 2019」での1位おめでとうございます。まずは、今の心境を聞かせてください。
きらら:今回、雑誌「TOKYO IDOL FILE」さんと連動する形で、ネット媒体であるUtaTenさんでも他のアイドルさんたちと競い合ってきたんですけど。正直1位になれるとは思っていなくて。
デイリー1位が何日か続いていたとき最初は偶然かなと思っていたけど、ファンの人たちがわたしのために協力しあって頑張る姿を知れたときはすごく嬉しくなりました。何より、ファンの人たち同士で投票の呼びかけをしている姿を知ったときは本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。それがあっての1位だから尚更すごく嬉しいんです。
TOKYO IDOL QUEEN UtaTen賞の特設ページはコチラ
──みなさん、ネットで投票の呼びかけを拡散していましたもんね。
きらら:そうなんです。投票と同時にツイートも出来る形だったから、クリックするのと同時にツイートもみんなしてくれていたのもすごく嬉しかったです。わたしも、ついついエゴサしちゃってました(笑)。

──きららさん、普段からエゴサーチしちゃうタイプ?
きらら:めっちゃします。「ゑんら」でも、「滝口きらら」でもエゴサしています。エゴサをしていると、正直あまり観たくない部分も見えたりするんですけど。でも、そういうのも大切な意見だし、直していかなきゃいけないところもネットでわかったりするので、そこは受け止めています。

──そこ、ポジティブですよね。
きらら:ぜんぜん傷ついていますけどね(笑)。それと、褒めてくれている人たちをtwitterで発見するたびに、どんなツイートをしているのかも見ては、「あっ、このグループを応援してるんだ。次、対バンするから、この人とも逢えるかなぁ」と想像もしています。

──きららさん自身は、ネカディブな意見も、自分のプラスにどう変えていこうかというタイプ?
きらら:正直、けっこう落ち込みやすい性格ではあるんですけど。「悪口は言われてるほうが主役」という言葉をネットで言ってる人がいたんで、それを心に止めて見ています。それに、今は悪口を言ってても、後から好きになってくれるパターンも実際にあったりしますし、無関心な人たちが一番ファンになりにくいように、私は、その言葉が賛同でも否定だろうと、ちょっとでも関心を持ってくれる人である以上゛「いいね」を押して威嚇しています(笑)。

──関心があるからプラスにもマイナスにも働くわけだからね。
きらら:そうなんです。その悪口を言われた意見も取り入れつつ、それをわたし自身が成長してゆくための糧にしながら、その人をどうファンにするかを考えていくようにもしています。実際、悪口の中にも良い意見だってあります。もちろん、ゑんらやわたし自身のことを褒めるなど、応援してくれる言葉も日々すごく励みになってます。ポジティブな意見を言ってくれる人たちの中にだって、ゑんらを評価や応援はしてくれているけど、ライブに足を運ぶまでには至ってない方々もいるように、そういう人たちをどうライブに来てもらえるかも考えながら、いろんな言葉を受け止めています。

セルフプロデュースだからみんなで考えています。
──テイリー1位が続いているときは、その評価が自分の力にもなっていました?
きらら:「あっ、わたしって1位になれるんだ」と自信がついたので、出てよかったなぁと思います。インタビューも、ゑんら3人ではありますけど、わたし一人だけでの取材はなかなか無いので、すごく貴重で嬉しい経験になっています。

──エントリーは3人ではなかったんですね。
きらら:メンバーの2人が、前にけっこう大きいグループで活動をしていたこともあって、お姉ちゃん(滝口ひかり)が、「きら、こういう機会に出たほうがいいよ」「それまでゑんらを知らなかった人たちに、この子誰?と知ってもらえる機会になるんだから」と言ってくれて。その言葉を聞いて、「わたし、出る」という気持ちになり、今回エントリーさせていただきました。
──結果、とても良い機会になりましたよね。
きらら:出て、すごく良かったと思います。

──ゑんらは、グループ名や文字からしてインパクトがありますよね。
きらら:ありがとうございます。ゑを読めない人もときどきいますけど。ゑんらは、MVも4本作ってましてぜひ観てもらいたいですし、そのチャンスをつかむためにもメディアに出るのはとても大切なことだと思ってます。実際にニュースを配信する場所やタイミングも、自分たちですべて考えながら、自分たちの手でやっています。

──ゑんらは、完全メンバーセルフプロデュースで活動をしているんですもんね。
きらら:そうなんです。セルフプロデュースだから、どうやったら視聴回数が伸びるのか、チャンネル登録者が増えるのかなどをメンバーみんなで考え、実は広告などをつけるかまで細かく分析をしながら活動をしています。

──ゑんらはセルフプロテュースで活動しているが故に、自分らのプロモーションもいろいろ自分たちで考えてやっているわけですよね。
きらら:何曜日の何時にネットに情報を出したらみんなが観てくれやすくなるのかなど、いろいろ考えています。たとえばの話、平日の15時に情報をアップしても、社会人の人たちってケータイを見れてない時間帯。それよりは仕事終わりの19時とか、ゆっくりした後に見る22時頃を狙ってツイートをしたり、曜日も金曜日などの週末を狙ったりといろいろ考えています。

──自分たちでいろいろやったほうが、自分たちの力にもなりますからね。
きらら:それは感じています。わたしは今19歳なんですけど、普通の19歳の子がやらないこともわたしは経験できているなぁと思いますし、ゑんらの活動を通して社会を知れるときもあるし、自分の力にもなるので、自分にとってすごくプラスになるなぁと感じています。

──同年代の子に比べたら、精神面ではぜんぜん大人でしょ。
きらら:正直、時々まわりが子供に見えたりもします(笑)。まわりが大人ばかりの中で日々活動をしているから、自然とそうなっちゃうんでしょうね。
──メンバー中、2人が経験豊富な方たち。2人の背中を見ながら自分も学んでいる感じなの?
きらら:そうです。でもファンの方々は、「きららが新しい風を吹かす係だよ」「きららが2人の中に新しい風をどんどん入れてかなきゃ駄目だから」と言ってくださるので、これからも、どんどんわたしらしさを出せていけたらなと思っています。

あのシーンは、けっこうアナログなやり方で撮りました
──この記事を通して初めてゑんらのことを知る人たちへ向け、ゑんらの魅力も教えていただけますか?
きらら:ゑんらは、完全セルフプロデュースユニット。楽曲や衣装も、全部自分たちで考えています。ゑんらというグループ名も、煙の妖怪「煙々羅」から名前を取っているんですけど。「煙のように変幻自在 枠に囚われない」をコンセプトに活動しています。結成から1年ちょっとやってきた中、これまでも枠に囚われないことをいろいろやってこれたと思うし、ファンの人たちもそこを楽しんでいただけているかと思いますので、引き続きそこの魅力は継続していきたいなと思っています。

──ゑんらって、いい曲作ってるよね。
きらら:楽曲は大切にしたいし、何よりライブを楽しんで欲しいから、曲制作には力を入れて頑張っています。

──4月24日には最新シングル『妖怪ディスコ』が発売になります。すでに公開中のMVでは、白装束が突然鮮血に染まりますよね。あのシーンは衝撃的でした。
きらら:あのシーンは、歌い踊っている私たちに大人たちがカメラに映らないように近づいてきて血糊をかけるという、けっこうアナログなやり方で撮りました。映像で観てると一瞬で白装束が赤く染まるから、ビックリしますよね。
──確かに゛一瞬で赤くなりますからね。
きらら:そうなんです。しかも『妖怪ディスコ』のMVはワンカット撮影だったから失敗は許されない雰囲気だったので、すごく緊張しながら撮影をしていました。みんなで盛り上がれる楽曲だから、この機会で知ってくれた人たちはぜひライブに来て欲しいです。

リスクを背負ってでもみんなと一緒に頑張りたい
──ゑんらは今、7月24日の新宿BLAZE公演までに『妖怪ディスコ』を1万枚売らないと解散。1万枚を突破したら全国ツアーを行うチャレンジ活動をしていると伺いましたが、1万枚ってけっこうリスク高くないですか?
きらら:1万枚チャレンジはけっこう大変なことですけど、こういうリスクを背負ってでもみんなと一緒に頑張りたいんです。だけど、達成出来ると思うからこそ挑戦しているわけであって、けっして解散したくてやるわけではないです。今は、そのために何をやるかをいろいろ3人で考えながら戦略を練っています。

──きららさんと話をしていると、アイドルと話をしている意識もありながら、運営さんと話をしているような感覚も覚えます(笑)。
きらら:セルフで活動しているから、なんかそんな風にもなっちゃってます(笑)。メンバーみんなで「こういうのってみんな好きじゃないかな」「こういうコスプレしてリリイベ出るとファンの人たちも喜んでくれるかも」など、いろいろな案を出しあうのはとても楽しいです。

ファンの人が「これやって」と言ったら実現可能なこともあります
──これまでの活動の中、印象的なことも教えてください。
きらら:「ゑんら絵巻」というゑんら主催の舞台を1月にやったんですけど、それが印象に残っています。舞台をやると発表したとき、あんまりファンの人たちの反応が良くなかったんですけど、実際にやったら内容がすごく良かったようで、「また舞台の第二弾をやって」と言ってくれる人が多いんです。そういう、これまでゑんらがやってこなかったことなどを、これからも積極的にやっていけたらなと思っています。

──舞台は、準備がとても大変だったんじゃない?
きらら:正直大変でした。わたしとひかりちゃんは舞台経験があったんですけど。ミサミサが舞台経験は一回もなくて。なのに、主役で舞台構成もやっていたから、けっこう大変だったみたいです。しかも、舞台の稽古はほぼ毎日のようにあるから、それも大変だったなと、今、振り返ると思います。

──みんな、いろいろやってるね。
きらら:いろいろ大変だけど、セルフプロデュース活動って、自分たちのやりたいことが出来るのが最大の強みです。たとえば、ファンの人が「これやって」と言ったら、 全部は無理ですけど実際に実現可能なこともありますし、そこがセルフプロデュース活動のいいところだなと思います。

「解散を賭けて」と言ったように、今はそこに集中しています
──今は1万枚へ向けてを軸に活動をしている時期ですね。
きらら:「解散を賭けて」と言ったように、今はそこに集中しています。とにかく、それくらいの覚悟を背負ってゑんらとして活動していることを知って欲しいです。解散する気はなく、絶対に7月24日までに達成します。
4月24日に発売するシングルの『妖怪ディスコ』もみんなで踊れる振りになっていて、とてもキャッチーな曲です。しかも、耳に残る明るい歌ですので、聞くと頭の中で何回もリピートされる曲かと思います。そこが魅力の楽曲ですので、ぜひみなさんに聞いて頂きたいです。
──最後に、ひとお願いします。
きらら:4月24日から7月24日までの間で、『妖怪ディスコ』1万枚を達成したいです!
TEXT 長澤智典

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