「名探偵コナン」2本立てインタビュー、第1弾は京極真編

「名探偵コナン」2本立てインタビュー、第1弾は京極真編

【「名探偵コナン」インタビュー:京
極真編】檜山修之が見た、揺れる“蹴
撃の貴公子”

「名探偵コナン」2本立てインタビュー、第1弾は京極真編(c)2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 「名探偵コナン」劇場版23作目にして、ついに“蹴撃の貴公子”が初参戦! 劇場版シリーズ最新作「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」(4月12日公開)のメインキャラクターとなるのはコナンと怪盗キッド、そして400戦無敗の空手家・京極真。劇場版初出演ながら京極役の檜山修之にプレッシャーはなく、「当番がきたような感じ」と笑みをこぼす。シリーズ23年目にして訪れた“京極さんの当番回”。最強の男が直面する葛藤、園子とのすれ違い、怪盗キッドとの戦いの行方とは? アニメハックでは「名探偵コナン」2本立てインタビューを実施。第1弾の京極真編に続き、公開2週目には第2弾コナン&怪盗キッド編を掲載します!(取材・文/編集部)
京極参戦の知らせを受けたのは2年前
“やっと出演”も「プレッシャーはありません」
――京極が劇場版に初登場すると知らされた時の心境はいかがでしたか。
「やっと」ですね(笑)。実は、前々作の「から紅の恋歌(ラブレター)」あたりの時期に、プロデューサーに「次の次は京極真がメインになる予定なので、よろしくね」と言われました。だから「2年後、元気でいなきゃなあ」と(笑)。
――2年も前に知らされたとなると、相当なプレッシャーがあったのでは?
共演陣の“歓迎の言葉”は「京極出たね」(c)2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会いえ、プレッシャーはありませんでした。与えられたキャラクターは全て魅力的に演じたいと思っているので、京極もその中の“大事な1人”という感覚です。劇場版という大きな舞台だからといって必要以上にプレッシャーを感じることはなく、台本で描かれている京極真を「声を駆使してどう魅力的に表現するか」ということを意識していました。
――劇場版のアフレコも初参加となったとわけですが、コナン役の高山みなみさん、怪盗キッド役の山口勝平さんからはどのような言葉をかけられたのでしょうか。
「京極がメインだから頼むよ」といった重い空気ではなく、「やっときたね」「京極出たね」みたいな雰囲気でした。当番がきたような感じでしょうか。「今回は京極が当番だよ。キッドも当番だよ」みたいな。
今回の京極も肉弾戦最強!
その一方で浮き彫りになる“未熟さ”とは
――テレビシリーズでは、限られた登場回数ながらも強烈な存在感を発揮してきた京極ですが、「他のキャラクターに負けないところ」をあげるとしたらどこでしょうか。
“蹴撃の貴公子”強さは健在!(c)2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会「肉弾戦最強」です! 初登場時には、ナイフを腕で受け止めて平然としていましたし、至近距離でライフルの弾をよけた回もありました。「君、推理モノのキャラじゃないよね?」というくらいの無敵っぷりです(笑)。
今作では、園子を抱えながらアクションを繰り広げます。人を抱えたまま、飛んだり跳ねたり大立ち回りするなんて、普通できませんよ! 「やっぱりこいつの身体能力はハンパじゃない!」と感じました。
――おなじみの “最強ぶり”を発揮する一方で、劇場版で新たな発見はありましたか。
今作は、京極の内面がフィーチャーされたので、今までは描かれなかった彼のメンタルの部分を知ることができたのが新鮮でした。テレビシリーズでは無敵のキャラクターとして描かれていた京極ですが、今作ではメンタルがゆさぶられる展開があります。そういったストーリーを通して、「“心技体”の技と体は無敵に近いけれど、心の部分はまだまだ未熟な十代の若者だったのか」と気づきました。
彼の今までの生きざまには迷いがなかったのですが、今回はすごく迷う。だから「あれ、意外とメンタル面は未熟だぞ」「京極も人間だったのか」と(笑)。メンタルにおいては、コナンやキッドの方が一枚も二枚も上手ですよね。心理戦に持ち込まれたら、意外に不利かもしれません。